教室には高校受験生はもちろんのこと、大学受験生も来ています。
大学受験生のほうはいよいよ今日から入試がスタートしました。
この生徒さんが大手予備校からACSアカデミーに移動してきたのは、なんと今年の夏!!
一応予備校で勉強していたとはいえ、実力は基本も危ういものでした。
初めのころは、当の本人も無断でサボったり、大遅刻してきたりと、本当に現役で合格する気があるのだろうか、と首を傾げたくなるような状態でした。
受験まで半年あるかないかの中で、遅れを取り戻し、入試に対応できる力を身につけてもらうため、教室長を始め、各担当講師が皆が一丸となってカリキュラムを組み、時に講師たちから説教され、教室長にも活を入れられ、日々こなしてきました。
冬期講習も9日間朝から夕方まで授業を組み、夜は夜でレギュラーをこなし、いよいよ新年を迎えると、本人の目つきも変わってきました。
1月になってからは、さらに授業回数を増やし、ほぼ毎日授業ですが、サボることはほとんどなくなり、長時間の授業が続いても一生懸命取り組んできました。
すると、ある変化が。特に危うかった英語ですが、毎日の特訓と、3講師たちそれぞれ役割分担をした対策のかいもあり、安定して8割を取れるほどにまで急成長を遂げました。現役合格も夢ではなくなってきたのです。
しかし、この成長ぶりは講師たちだけの手柄ではありません。本人の自覚が一番大きいものです。目つきが変わってきた、と先ほど書きましたが、本人が真剣に何とかしようと思い始めたそのときから、ぐんぐんと伸びてきたのです。
やはり、本人の気持ちの変化が勉強での成果に一番影響を与えるものだ、と改めて感じます。
もちろん、人それぞれ知的能力に差はあります。理解力、暗記力に優れている子供もいれば、あまりそうとはいえない生徒もいます。そういう生徒も能力を伸ばせないわけではありません。
長年指導していると、出来る子であっても、本人の気持ちが真剣でなければ、せっかくの能力を十分延ばすことが出来ませんし、逆に、あまり出来ない子供であっても、本気で取り組もうとしたときに、時に講師の予想以上に伸びることがあるということも知っています。
もし自分が「頭がよい」と思っていても、あるいは「頭が悪い」と思っていても、大切なのはどちらであっても、自分のやろうとする気持ちです。ここからが全て始まります。
ACSアカデミーは「真剣に何とかしたい」と思っているやる気のある生徒を待っています!!
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