国數英理社の5科目全ての出題にはっきりとした傾向か見て取れます。
このとき特に大切なのは、この傾向を緩やかな枠で捉えるということで、これによってこちらの守備範囲が広めになります。
例えば社会の出題での対応力を上げるために、表やグラフから数字を拾ってそれらを相互に比較して地図中に結果を表すというものがあります。
その際必要なのは、各地方や地域の地勢や気候、歴史が生んだ産業や特産品等の基礎知識で、これがあればスッスッと問に入って行くことができます。一見地理の問題のようですが、そこには歴史や公民の基礎周辺知識の備わりが含まれているのであって、こうした特長や傾向を的確に把握するのは、勿論個人の力でこれをやり遂げられればベストなのですが、諸々の制約、条件、能力などからこれが難しいとなった場合に、われわれの力を求めるのは十分理に叶っていると言えます。