目の前の小さな敵

2014-11-11 18:07:05 | 学習塾・勉強の仕方

 

何年か前に「ゲーム脳」という言葉がひとしきり流行りました。

明確な定義は知りませんが、一般的な解釈としては、頭の中に常にゲームのことがあって、それが勉強すべき時にも悪さをしてしまうとか、何かを考える時にゲームをするときのような感覚でそれをしてしまうというような意味ではないかと思います。

それに対して、厳密な意味では「ゲーム脳」などというものは存在しないのだという意見もあったような。

学問的な意味でどうこういうのではなく、実際に勉強する時に常にゲーム(とそれをする時の快感の記憶)の存在が邪魔をするという問題は常にあります。

塾内ではスマホ厳禁と何度言ってもふとしたスキにそれに興じようとする子供達は少なくありません。

勿論そういうときもすかさずそれをやめさせますし、目に余る時には保護者の方に連絡することもありますが、中には「先生、言うだけ無駄だよ。家に帰れば親が僕のスマホ使ってゲームしてるんだから」などとうそぶく子さえ居ます。←事実、その通りなのかもしれません。

しかし、それでは自ら学習塾での濃密であるべき時間を毀損(傷つけること)しているのと変わりありません。

けじめがないのです。

塾に来る時くらい、どうしてスマホを取り上げられないのでしょうか?

「家では遊んでばかりで勉強しようとしないから」といって入会されたのに、と残念な気持ちになる例がゼロではありません。

決して難しいことではありませんよね。

 

子供達を蝕む小さな敵。

せめて少しの時間だけ、この敵を遠ざけましょうよ。

 


 

■□■ ACSアカデミーはスマホ使用厳禁!! ■□■