本来ならば、誰でも元気よく毎日学校に通えればそれが一番なのでしょうが、現実はなかなかそういうわけにもいかず、毎年必ずと言ってよいほど、学校に通えない子供がいます。
本格的な登校拒否のこともあれば、そこまではいかない、いわば予備軍のような子もいます。
ACSアカデミーにも、この15年、毎年必ずそういう子が最低一人在籍していました。
ある年は複数いたこともあります。
結論から言いますと、これまではそういう子達の全てが、3年間全ての期間を不登校のまま終わったことはありません。
どこかの時点でいずれの子も、少しずつですが再び学校に通うことができるようになりました。
結果論でたまたまそうだったのかもしれませんが、私がこう書いている過去の期間~少なくとも15年間そうだったのですから、これは「確かな傾向」と言ってもよいのではないかと思います。
で、問題は、この「学校に行かれなかった期間」の勉強をどうしていたかということで、言うまでも無く私がこう書いているように、彼らはたとえ飛び飛びでも塾には通っていました。
「学校に行かないのに塾には行く」というのh、見方によっては確かにどこかおかしいと感じるでしょう。
それは当の本人たちも良く分かっていて、半ば後ろめたい気持ちを抱えて教室にやってきていたに違いありません。
しかし、私はそういうこともありだと思います。
彼らが学校に通えないのには、彼らなりの理由があって、たとえ周囲の大人たちがそれを理解できなくても、彼らにとっては事実は事実、目の前の苦しみと彼らなりに格闘しているものです。
極端な話、親にはなかなか言わないけれど、学校内で実は陰湿ないじめがあるのかもしれない。
あるいは、何がしかの辱めを受けたトラウマのようなものでもあって、それが原因でなかなか朝起きてすっと行かれないのかも知れない。
信じがたいことですが、ある小学校の先生で、その先生は女性でしたが、実に陰湿な辱めを特定の子供にだけ集中して与え、それが子供の気持ちを大きく傷つけていたという事件も実際にありました。
学習塾はそういうことを解決するための機関ではありませんが、それでもなにがしかの助け舟を子供に出したり、あるいは慰めになるような何かをさりげなく自然な形で与えることはよくあることです。
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