自分の過ちを認めること

2014-11-02 12:05:49 | 学習塾・勉強の仕方

この時期、学校の成績が手渡されています。

子供たちの顔には喜びや手応え、満足感もあれば、反対に「なんだ、これ」という顔、落胆の顔もあるでしょう。

それはそのまま保護者の方々の顔でもありますよね。

 

ここでは、後者、つまり「落胆」の方の対処について考えます。

まずもってお伝えしたいのが、この範疇の子達の多くに言えることとして「勉強の仕方が間違っている」ことがあります。

もっといえば、そもそも勉強していないということすらありえます。

本人たちはきっと「そんなことはない!やることはやっている」と言い張るかもしれません。

保護者の方も同じことを言うかもしれません。

しかし、それでも尚、「仕方が間違っている。あるいはそもそもしていない」と言えます。

だって、そうでなければ「落胆の結果」はありえませんよね。

ここは素直に自分の間違い、至らなさを自覚するべきです。そう思います。

 

次に言えることは、成績の判定基準がなんであるか、どこに図るべき基準点があるかに余りにも無頓着ではないですか?という問題。

公立子中学校であれば、評価の重み付けに則って、例えば提出物をしっかり出すことや、授業にちゃんと集中することなどを励行すれば、それだけで最低限の評価が付けられる仕組みになっています。

でも、残念ながら、これらの点が相変わらずちゃんとできていないことが多すぎます。

それでいて、「提出物?ちゃんと出しているよ」などとしらっと言う。

子供を信じることと、健全な疑いの目で見ることとは決して矛盾しません。

ここは、「出したよ」という言葉を鵜呑みにしないことが大事だと思います。

ちなみに、この10年、「提出物?もう出したよ」という子のジウに90パーセントが実はそうではなかったというのが偽らざる実感です。

 

 

とまあ、ネクラなことを書き連ねましたが、こうしたことを踏まえて、それらをどうやって乗り越えていくか、そして次回の評価(通信簿)で「喜びや手応え、満足感」を得るかに全力を尽くすのが、私たちACSです。

 


 

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