前回、登校拒否、もしくはその予備軍的な立ち位置にいる子供のことを書きました。
次に書くのは、ACSに実際にいた何人かの生徒たちのそれ及び進路についての或る記録です。
結論は、高卒認定資格に見事合格、という、ある意味進路変更して成功したという話です。
その子達は皆中学時代に一回は中期の登校拒否を経験し、その後何とかそれを乗り越え、頑張って高校に合格したものの、その時点で燃え尽きてしまったか、せっかくの高校を辞めてしまいました。
それはそれで不本意ではあったのでしょう、彼らの何人かは、比較的短時間のうちに思いを改め、再びACSの門を叩きました。
高卒認定資格は、ご承知の通り、これに合格してもそれ自体で高卒の学歴というわけではありませんが、これをもって大学受験や専門学校への進路の扉を開けられます。
彼らの、なんと全員がそれぞれ3ヶ月~6ヶ月の短期間で夏に行われた同認定資格に合格しました。
ACSでは、この認定資格に特化した特別のカリキュラムを用意しています。今でも変わりません。
そこでは、「次回の試験」合格を目標とした短期プログラムを組み、その中で8科目合格を必勝すべく日々2コマ~3コマの授業を組みます。
考えてもみてください。
わずか(と言ってよいかどうかはこの際横に置いて)、数ヶ月の準備(勉強)で高校3年間に匹敵するボリュームの学習を納めるわけです。
それで認定に必要な全科目をクリアし、そのまま最も近い大学受験にも成功して晴れて大学生になるというコース。
「最も近い」というのは、日本の制度では18歳になってからでないと通常大学受験はできないため、例えば普通でいえば高校1年や2年生の年齢では、たとえ認定資格を持っていても、大学受験はできないからです。
実際、そういう例もありました。
その子は高校1年にあたる年に既に認定資格を得て、その後は日中アルバイトなどをしながら、引き続き塾に通って大学受験の準備を積み重ね、大学には現役で合格することが出来て、今は神奈川県内の大きな病院で作業療法士として活躍しています。
こういう進路もありなのかなと。
道は一本ではないのですよね。
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