欲しいものや必要なものがあって買いに出るとき、求めるものがなかなか見つからないことがよくあります。
店の側にすれば、あれこれと知恵を巡らせ、努力と工夫をして背用品やサービスのラインナップを揃えて顧客のニーズに応えようとしてくれますが、それでも互いの思惑の隙間に取り残されたように、こちらが今本当に求めているものがそこに見つからないということもよくあることです。
学習塾においても、このことはあり得ます。
ここで顧客である生徒やその保護者の方々が求め、必要とするものは、他の商品やサービスの現場と同様、実にさまざまな形をもっています。
ある生徒は、今この瞬間のきめ細かな教科指導を求められます。
しかし、また別のある生徒は、「今」ではなく、2ヶ月先のテストで結果を残すことを期待して、それに合った指導を求めます。
或いは、同じ学校の同じ学年、同じ教科であっても、そこで求められる指導の中身に違いがあることもあります。
もしかしたら、学習塾なのに、ここで求めることが、実は教科の指導ではなく、たとえばイジメに関する相談や、ある種の心のサポートであるかもしれません。
全部が全部、それらに対して満額回答をすることは出来ないかもしれませんが、しかし、それに答えようと努力することが学習塾の商品である指導やサービスを調えていくことでもあるのだと思います。
こうして、「個別指導型の受験指導」をベースに、ここにさまざまな形のサービスを乗せていくということ。
これによって顧客満足殿最大化を図っていくことが私たちの目指す道です。
出来るか出来ないかは、まずやってみて、それから判断すればよいのですから。