我が道を行く、いや、貫くと言ったほうがいいか。
自分の子よりも、己の人生を最優先させる。
何がなんでもそれだけは譲れない。
そんな母親役が似合ってしまう、アンジェリカ・ヒューストン。
『ダージリン急行』で演じたときも、息子を思いやる一面を覗かせてはいながらも、さっさと姿を消してしまう身勝手なおっかさん役であった。
この『グリフターズ』で扮した詐欺師である母親も、息子を誤って死なせてしまっても、自分の身が危ういとばかり、血まみれで倒れている息子を放って、しかも彼が(イカサマで)稼いだ大金をそっくり持ち逃げしてしまうというとんでもなさ。
色気を武器に詐欺を続けてきた性悪な息子の恋人を、アネット・ベニングが好演。
こういったすれっからし役も、シリアスなドラマも見事にこなす実力派の彼女だが、年齢不詳に見えるアンジェリカを前にすると、どうしても判定が(なんの?)ついてしまうのでありました。
このとき、アンジェリカは39才。
とても老けて見えたけど、映画の中では「お若い!」と言われてたわねぇ。
14才で息子を産んだという設定であったから、役柄では年相応ではあったのだけど、ちょっと貫禄がありすぎて、とてもアラフォーには見えなかったなぁ(苦笑)。
自分の子よりも、己の人生を最優先させる。
何がなんでもそれだけは譲れない。
そんな母親役が似合ってしまう、アンジェリカ・ヒューストン。
『ダージリン急行』で演じたときも、息子を思いやる一面を覗かせてはいながらも、さっさと姿を消してしまう身勝手なおっかさん役であった。
この『グリフターズ』で扮した詐欺師である母親も、息子を誤って死なせてしまっても、自分の身が危ういとばかり、血まみれで倒れている息子を放って、しかも彼が(イカサマで)稼いだ大金をそっくり持ち逃げしてしまうというとんでもなさ。
色気を武器に詐欺を続けてきた性悪な息子の恋人を、アネット・ベニングが好演。
こういったすれっからし役も、シリアスなドラマも見事にこなす実力派の彼女だが、年齢不詳に見えるアンジェリカを前にすると、どうしても判定が(なんの?)ついてしまうのでありました。
このとき、アンジェリカは39才。
とても老けて見えたけど、映画の中では「お若い!」と言われてたわねぇ。
14才で息子を産んだという設定であったから、役柄では年相応ではあったのだけど、ちょっと貫禄がありすぎて、とてもアラフォーには見えなかったなぁ(苦笑)。