アブリコのCinema散策

のんびり映画でも観ませんか

クローサー 2002年 香港・アメリカ

2006-11-20 | アクション
男どもの完敗。
誰に?

美人姉妹が〈コンピュータ・エンジェル〉と称して、殺しを請け負う。
香港映画そのままに、彼女たちは空中を跳び、銃を撃ちまくる。
しなやかな動きは、観ていても清々しい。

『チャーリーズ・エンジェル』のような娯楽さはないものの、彼女たちの、「うそぉ」と思わずにはいられない強さに匹敵すると言っても許されるんじゃないかな?
変装はしないけど(笑)

終盤での刀を武器に戦うあたり、ハチャメチャっぽくってどうでもよさそうだが、『キル・ビル』よりはマシか。
香港アクション映画で大活躍の日本人俳優、倉田保昭が女性二人に殺られてしまうのは、ちょっとカッコ悪かったが、ここは彼女たちに花をもたせてあげないとね。

姉に負けたくないと、妹が余計な足を引っぱる展開はややベタな感はある。
コンピュータ担当だった妹の、姉にも勝る奮闘振りを観て、いつそんなに鍛えたの?と疑問に思ったことは否めないが、彼女を演じたヴィッキー・チャオが可愛かったから、ま、いっか(笑)