昔、喜多方駅と熱塩加納町の間に日中線という鉄道
が走っていました。
その路線は廃線になったのですが、その細長い跡地
をなんとかしようということで、サイクリングロードや
遊歩道になったんです。
その道の両側に枝垂れ桜を植えたんですが、それが
今ちょうど見頃なんですね。
さっそくカメラを持って撮影にいきました。
植えてある花屋敷から老人がこちらに歩いてきた。
いやな予感・・・
老人「よく、撮影にこられんるんですか?」
私 「まぁ、たまに・・・」
そこから説明が始まった。やっぱりな。
桜は市で植えたが、下の水仙は自分が植えたこと。
その水仙がけっこうめずらしい物であること。
それに対し、補助がないこと。(当たり前だ)
近所のクソガキが踏み荒らすこと。
犬の散歩で花の上を歩かせる人がいること。
町内会で草むしりを呼びかけたが、誰も参加しないこと。
桜の管理は業者に委託していること。(どーでもいい)
業者は保険に入ってないこと。(さらにどーでもいい)
除雪車が株ごとさらっていくこと。(知らん)
約30分くらい話しまくり。
誰にでもこんな調子なんだろうな。
老人、サイクリングロードの花だけでは満足せずに、
自宅に庭の花を説明しだした。
じつにまずい展開である。
このままでは家の中に引きずり込まれる。
何とかしなくては。どうする?
とっさに「おっ、ラーメン屋始まったな」とか
食べもしないラーメンのせいにして、逃げてきました。
おじいさん、自分の育てている花を見習いなさい。
何も言いませんよ、どんな時も。つらかったら、おやめなさい。
今年最初の桜です。
あれだけあるのに、一本だけ。電柱とかダメです私。
撮影データー
Canon EOS 5D MarkⅡ EF24-105mm 4L f8 AV+2/3EV
思わず笑ってしまいましたよ いや 失礼
よな中です 色んな事がありますよ
それにしても ラーメン屋開店時刻は良かったですね (^.^)
よそ者オーラが出ていたみたいで、すんなりと
解放してくれましたよ。