あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

寒い冬はブツでも撮るか その2

2012年05月26日 01時08分27秒 | 写真

それじゃあ、静物でも撮ってみっかぁ 編

 

イメージとしては金属の冷たい感じを出す、という課題を設定。

 

ギフトラップ用紙をストライプの模様が斜めになるように床に敷きます。

物を撮ってみるとわかりますが、レンズって意外と広い範囲が写るんです。

ですからこれだけの物を撮るのであっても、机の上で、というわけには

いきません。

カメラのスペースを入れると、たたみ一畳くらい必要です。

 

100円ショップで購入した、一輪挿しと小物入れのほこりをていねいに

拭き取る。マクロ撮影では必須の作業です。

じつはこの作業が一番大変です。

私は手袋をはめて、指紋がつかないようにしています。

 

床のストライプが小物入れに映り込みますので、V字になるように配置。

これだけではさびしいので、白のレースのリボンを配置。

店でリボンを選んでいるとき、恥ずかしかったですよ。

 

カメラを三脚にセットし、マクロレンズを装着。

マクロ域は深度が浅いので、絞りを絞り込む。

500Wのデーライト(ブルーライト)をセンター、トップ各1灯セット。

ライトだけで電子レンジ並の消費電力です。

かなり熱いです。

フィルムのタイプとライトが合っているので、正しい発色になるはず

ですが、そのままではやさしい感じになってしまうことを発見しました。

ごく薄いブルーフィルターをつけてやや青みがかった色の方が

金属の冷たい感じがでるようです。

でも、完全に青くなってしまってはダメです。

ここら辺は微妙な調整が必要です。

白のリボンの面積の割合が結構大きいので、プラス補正して白が濁らない

ようにしています。

ガラスや金属を撮影するときは、ライトやカメラ、ましてや自分自身

が映り込んでいないかチェックが必要です。

ネタバレするとせっかくの写真が台無しですからね。

 

構図的にちょっとわざとらしくて鼻につく感じですが、こんな写真も

あるんだな的に捉えていただければけっこうです。

テーマとか聞かないでくださいね。

そんなものはありません。

タイトルにあるとおり「それじゃあ、静物でも撮ってみっかぁ」ですから。

気楽に、直感的に見てくだされば幸いです。

 

撮影データー

Canon EOS-1HS EF100mm macro 2.8 f11 AV +2/3 EV PKR ポジをスキャン

Seibutsu119


2 コメント

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yukiさん (abechan)
2012-05-26 21:37:35
yukiさん

標準レンズでもかなり寄れますよ。
クローズアップレンズを使えば2~3000円くらいで撮れます。
ケンコー、マルミなどのフィルターメーカーのサイトを参照
してみてください。
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ん~っ なるほど・・・ (yuki)
2012-05-26 05:48:25
ん~っ なるほど・・・
自分の持っている小物などをこんな風に撮るのも面白いですね
腕時計とかおもちゃとか
・・・そっかぁ 私はマクロレンズ持っていなかったぁ ^_^;
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