O's Note

いつまで続くか、この駄文

ヘンハオチー

2007-10-16 22:02:47 | 多分駄文
 今日は研究室のストーブ初日。朝、自宅を出るときには4℃まで気温が下がっていて、雨がちで寒く感じた一日でした。

 勤務先では、毎年この時期の2週間、東アジア学生交流プログラムと称して、交流協定を締結している中国、韓国、台湾から日本語を学んでいる学生さんを招いています。
 日本に来た学生さんたちは、講義を受講したり、観光したり、いくつかのプログラムにしたがって日本を体験します。そのプログラムの一つにアジア屋台というものがあります。
 これは、中国、韓国、台湾の学生さんたちが、それぞれの国の料理(まあ、庶民が食べるもので、ファーストフード系)を手作りし、それを日本の学生さんたちに食べてもらうという企画です。
 毎年、お昼前頃からキャンパス内の一角にテントを張って呼び込みをしているのですが、今日は、あいにく冷たい雨が降り、建物の軒下を借りての販売でした。
 これまた毎年、『食べようかな』と思っていても、午前中の講義を終えた学生さんたちが長蛇の列を作り、小生の口に入る機会はほとんどありません。
 さて今日も、13時過ぎに昼食をとりに生協に行くと、ちょうど屋台が終了したところで、全員で記念撮影している姿を見ました。
 ところで、昼食を食べていると、数人の学生さんが食堂内を歩いています。チラッと見ると、箱に何か入れて持っている学生、何やら書いたものを首からぶら下げている学生がいます。
 『何だろうな』と思いつつ、黙々と食事をしていると、「先生、美味しいですよ」という女子学生の声。一声聞いてわかります、大外からの学生さん。(笑)
 「これ、白菜の餃子です。ただの100円です。」
 と声をかけられれば買わないわけにはいきません。3個100円。ちなみに、「ただの100円」と聞こえましたが、本人は「たったの100円」といいたかったのでしょうね。
 雨のため予想以上に販売できず、それでもって最後は行商に出たのでしょう。
 「じゃあ、買いましょう。」というと全員で「ありがとうございまーす。」
 アツアツならばもっと美味しかったでしょうが、美味しかったです。ヘンハオチー。やっぱり皮が違うんですよね、中国の方が作る餃子は。
 ただ残念だったことは、今日は結構空腹で、多めのおかずを注文してしまった後に餃子を売りに来たことでした。逆ならば、餃子だけでお昼を済ませたのに。

見つけた!

2007-10-15 22:30:00 | 多分駄文
 数日前に、S先生(といってもいつものS先生とは違うS先生。ややっこしいですが)から、「新しい大外の場所、Google Earthで教えていただけませんか?」と依頼されました。
 その時には、というより、以前Google Earthで探した時にはどうしても見つけられず、『このあたりだろう』と見当を付けた場所には何もなかったように思います。
 「まだ写真には写ってないと思いますよ。」
 といいながらも、小生が新しい大外を探したのはだいぶ前。
 今日、もう一度探してみると、ありました!
 上空写真によれば、まだ建築途上の写真。それでもあの独特の建物はハッキリわかります。
 新大外日本語学院棟の場所は、

 緯度  38°48'43.42"N
 経度 121°18'17.49"E

 といっても、「見たいけど、そんなの探すのめんどくさい」という方、ご一報ください。ブックマークをお教えしますよ。
 ちなみに、旧大外の日本語学院棟は、

 緯度  38°54'35.42"N
 経度 121°38'27.51"E

 そういえば、大連に38度線が通っていたんだっけ。
 でも、Google Earthって、面白いですよね。

寒風吹く中

2007-10-14 17:29:42 | 海賊たち
 今朝、手稲山の初冠雪だったとか。
 里に雪が降るのも間近ってことでしょうか。
 今日は午後からパイレーツ最終戦。対戦相手はトマホークス。
 厚別競技場は12℃。しかも曇り空で時折吹く風が身に凍みました。
 結果は、残念ながら逆転負け。10-12。
 1QでFGを決められたものの、3Qで1FG、1TDを決めて一度は逆転したのですが、4Qで逆に1FG、1TD(TFPは失敗)を許してしまい万事休す。
 これでパイレーツの今年の公式戦が終了しました。
 戦績は1勝4敗。
 この試合に先立って行われた試合で、ファイティング・ラディッシュが負けて5敗となってしまったため、5位で8シーズン連続の一部残留が決まりました(すごいねぇ)。
 しかしここ数年2勝していて、今年こそ3勝以上を目標にしていたのですが、また立て直しです。
 何はともあれ、プレイヤー、マネージャー、そして監督・コーチの皆さん、お疲れさまでした!
 

NPO法人詐欺

2007-10-13 22:06:58 | 多分駄文
 最近、研究室を訪れる学生さんが、入ってくるなり驚いたり、思わず手にとって読んでしまう本があります。

 クロサギ

 はじめは冊数も少なかったので目立たなかったのですが、冊数も増え、目立ち始めたからでしょう。そんなとき、「それ、教材です」といって笑ってもらいます。
 そして今週木曜日。その第15巻を入手しました。
 今回はレンタル詐欺とNPO法人詐欺。
 レンタル詐欺とNPO法人詐欺が関連した内容になっていて一気に読み終えました。
 『クロサギ』では毎号、原作者の夏原武氏が「シロサギ・データ・ファイル」と題した読み物を掲載しています。原作となった詐欺を活字で紹介しているもので、ここを読むだけでも勉強になります。
 さて仕事柄でしょうか、NPO法人詐欺は興味津々で読みました。「シロサギ・データ・ファイル」で夏原氏が紹介しているようにNPO法人詐欺の原案は広い意味での出資詐欺(投資詐欺)とNPO法人をからめた内容で、『ありそうだなー』と思われる舞台設定です。
 古くはM資金や山下財宝にまつわる出資詐欺、最近では円天という仮装通貨を使ったL&Gの出資詐欺などが有名ですが、和牛商法や真珠養殖など、さまざまなバリエーションで繰り返し行われている、古典的な(?)詐欺の手法が出資詐欺です。
 このNPO法人詐欺でも、マグロやチョウザメの養殖と真珠の養殖をネタにして投資させるという手法が使われています。もっともこの投資事業を行うのはNPO法人ではなく、普通の会社組織です。この会社のCEOがNPO法人(21世紀介護センター)にも参画していて、それを隠れ蓑にして投資家を安心させるツールとしてNPO法人が利用されます。(ちなみにこのNPO法人、21世紀介護センターは本編では内閣府認定と表現されていますが[p.62]、厳密には内閣府認証。その法人の活動が二ヶ所以上にまたがっている場合、内閣府が認証を行います。さらに国税庁長官から税の優遇の認定を受けると認定NPO法人となります。こんな細かいこと、いいか・・・。)
 夏原氏によれば、「詐欺師にしてみると、この『法人』が大切な要素なのである。内閣府認証といった肩書きも、もちろんのことだ。」[シロサギ・データ・ファイル]と述べています。
 また過去の詐欺事件に関連して、夏原氏は次のようにも紹介しています[シロサギ・データ・ファイル]。

 過去の詐欺事件を見ても「大学教授」「弁護士」「医師」といった知的で地位の高い肩書きは、数多く利用されている。さらには「皇室の縁者」「元華族」といった貴種を名乗るものも多く、もちろん、これも肩書きである。

 大学教授が一番先に書いてあるのも「なんだかなー」と思ってしまいますが、皇室の縁者という点では、ニセ有栖川宮殿下詐欺事件なんてのもありましたっけ。
 さらに続けて夏原氏は次のようにも述べています。

 こうした状況の中、NPOはどんな位置づけになるのか。要素はいくつかあるが、重要なのは「時流に乗っている」「法的バックボーンがある」「世のため人のためになっている」の三つである。

 たしかにそのとおりでしょう。出資を募り、高額配当を行うと同時に、剰余金の一部をNPO法人の事業のために利用します、といわれ、しかもそれが介護・福祉系事業であれば、投資家としては「この投資は慈善事業の一環でもある」と考えてしまうでしょう(登場人物の地方の名士もそういう発想で投資話に乗ってしまいます)。
 詐欺師にすれば、NPO法人制度を巧みに利用し、巨額の資金を集めてドロンするということを考えてもおかしくありません。
 実際に、実存するNPO法人の中には、詐欺行為を行ったり、詐欺まがいの行為を行っているところもあると聞きますし、全国32,000を超えるNPO法人の中で、そうした一部の悪徳NPO法人の悪行によって、健全な市民活動に対する評価が下がるのはたまったもんじゃないなと思いながら、『クロサギ』第15巻を読み終えました。

あの日に帰りたい

2007-10-12 22:26:14 | 涜書感想文
 青春の後ろ姿を
 人はみな忘れてしまう
 あの頃の私にもどって
 あなたに会いたい♪

 というわけで、最近読み終えた本。

 山田奈津子ほか『あの日に戻れたら』(主婦と生活社、2007年)

 「第一回JUNON恋愛小説大賞受賞作4編収録」という帯広告につられて買った一冊です(決して帯広告のサエコの言葉につられたわけではありません)。JUNONという雑誌を読んだことはありませんが、名前ぐらいは知っていて、『JUNONって小説も掲載する雑誌なのか』『恋愛小説大賞か』と思い、思わず買ってしまいました。
 読み終えて、奥付の前のページを見ると、この恋愛小説大賞の内容が紹介されていました。

 大募集 JUNON恋愛小説大賞
 ケータイで読む・ケータイで選ぶ・ケータイでも書ける
 大賞を決めるのもあなたです!

 これ、すごくね?(笑)
 この本は投稿された小説を読者が選び、表題の大賞、そして特別賞、優秀賞2編、計4編を活字にしたものです。
 どれもこれも内容的には読みやすいもので、小生には向いている内容。(笑)
 とりわけ面白かったのが、優秀賞を受賞した「同級生」(鹿目けい子)でした。
 これまたこの本の最後には、受賞の弁が掲載されているのですが、18歳が2名、24歳が1名の中で、鹿目さんは31歳。職業も他が短大生、予備校生、アルバイトなのに鹿目さんだけ脚本家。
 そんなことを知らずに読み終えたのですが、やっぱり鹿目さんの作品がよく書けていたと思いましたし、読んだ後で年齢と職業を知って『やっぱりね』と思いました。
 「同級生」は、とにかく筋書きが良かったです。高二の主人公(芝原)とまだ見ぬメル友で高三のジュン、そして同級生の須藤友香。男子高校生芝原を中心に、北海道に住むメル友ジュンとのメールのやりとりとともに、病気がちで高校を留年し、芝原と同級生になってしまった須藤とのやりとりがかわりばんこに展開されます。
 この小説は、ケータイがなければ生まれなかった小説といえるわけで、現代の若者には、ホントにケータイつながりって大事なんだなぁと思います。
 最初に不思議に思ったのは、まだ見ぬメル友がいるということはどういうことなのかなということでした。実は、次のようなからくりがありました。

 出会いのきっかけは、まさに運命だった、と僕は勝手に思っている。
 彼女は昨年の11月に携帯を買った。大学受験の情報収集や、緊急連絡用だった。
 彼女がメールアドレスを設定しようとしたところ、自分が考えたアドレスは誰かが使っているため、登録できなかった。
 自分の名前と誕生日の数字を組み合わせたアドレスだった。
 そのアドレスを使っている相手はどんな相手なのか、興味を持った彼女はメールをした。
 そのメールが届いた相手が、僕だった。
 僕とジュンは名前も誕生日も一緒だった。
 漢字と生まれた年は違っていたが
 「JUN0328@・・・・・」
 というのが僕のアドレスで、彼女が取ろうとしたアドレスだった。
 結局、彼女のアドレスは
 「JU03N28@・・・・・」
 と決まり、そのアドレスから、僕にメールが届いたことがすべての始まりだった。[pp.201-202]

 『そんなに簡単にメールを出したりしないよー』と野暮なことはいわないでください。(笑)
 この二人の出会いが、実は悲劇的なクライマックスにつながるキッカケになっています。クライマックスは書けませんが、思わずウルウル。
 読みながら「うまい!」と唸ってしまいました。

 この「同級生」以外の3編も、「あの日」を思い出しながらそれなりに楽しめました。今となっては小難しい話で汲汲とし、ともすると小賢しい知恵を絞って立ち振る舞ったり、自分で自分を責めたくなったりしますが、30年以上も前に、これらの小説に登場する人物たちと同じ年齢を経験し、同じような思いを抱いていた自分がいたんだよなあと思うと、『あのときの自分ってどこに行っちゃったんだろうね』と苦笑してしまいます。

 『今夜は妙に寒いな』と思いつつ、Joni MitchellのアルバムSHINEを聞きながら。

それ、どうなの? でもやらなければ・・・。

2007-10-11 23:07:18 | 仕事(第4業務編)
 今夜は学外で会議。例の「おにぎり委員会」関連(でもおにぎり委員会ではない。とはいえ、おにぎりは出た。苦笑)。
 今日は会議に先立って、17時30分から、ある新聞社の取材が入りますという連絡がありましたが、小生、17時50分まで講義があったので取材は別の方にお任せしますと伝えていました。ところが18時30分過ぎに会議場所に行ってみると取材継続中。遅れて到着したにもかかわらず小生にまで取材。結局、会議開始予定時間を30分ほど過ぎて本命の会議開始。
 それにしても、今回扱っている案件、どうもしっくり来ません。
 このブログ、匿名ブログではないので詳しくは書けませんが、そもそもの計画自体が納得できません。小生が一番気になったのは、この案件はいわゆる受託事業なので、委託先の意向に従わなければなりませんが、まだ予算が付くかどうか決まっていないにもかかわらず、プロジェクト終期が決まっており、その期限までにA4用紙に100枚程度の報告書を提出しなければならないことも決まっていて、しかもそのために専門の委員会を最低2回は開催しなければなりません。規定には「委員会は年間2回開催すること」と書いてありましたが、正式に受託してプロジェクトを開始してから報告書提出期限までは、正味5ヶ月もないというのに、です。おかしいと思いませんか?
 でも、事務局担当者の考え方、好きですねぇ。
 「センセ、納得できなくても、引き受けたからには実施しなければならないのですよ。あとは、いかに実のあるプロジェクトにするか考えてくださいよ。」
 いわれてみればそうでした。
 もう夏ぐらいから「受託しましょう」と話し合っていて、内部的には動いていたわけです。輪郭が明らかになってきて、今更それに文句をいっても始まらないわけで、そこで出たのが事務局担当の方の一言でした。
 というわけで、何だかわからないうちにプロジェクト・メンバーになっていて、しかも報告書の最終確認者(さすがに報告書を作成するという役目は担わないことになったのですが)になっていました。
 年度末を迎えるのが怖い・・・。(苦笑)

時間の無駄

2007-10-10 22:01:08 | 仕事(第1業務編)
 今日の講義。
 ちょうど半分ぐらいの時間が過ぎ、内容的にも切りがいいので出席確認。
 この科目は、一定の回数以上欠席すると試験を受ける権利がなくなりますが、その基準は最低水準。とはいえ、そこいらにある「安全パイ」科目とは違って、毎回出席しないと理解できない科目なのでがんばって出席しようと呼びかけているはずなのに、いましたねぇ、今日の講義で、出席確認後に教室を出て行く学生さんが。しかも2名。
 「お帰りですか?」
 「はい。」
 その学生さん、やんごとない理由があって退室したのでしょうが、でも、出席確認のためだけに講義に出ることが、明らかに時間の無駄であることをおわかりなのでしょうかね。
 大学というのは、自分が勉強したいことができる時間が確保されているわけで、そう考えれば、もし講義を聴くより重要なことがあれば思い切って欠席して、自分のやりたいことに時間を使った方が効果的なのにぃ。(といいつつ、その学生さんを止められなかったことに忸怩たる思い・・・。)

寒い一日

2007-10-09 22:13:15 | 多分駄文
 今日は、寒く感じた一日でした。
 朝、出勤するときは12℃。そして帰宅する頃も12℃でした。
 日中の最高気温がどの程度だったのかはわかりませんが、研究室のドアも開けっ放しにすると寒くて、そろそろ秋冬モードにしなければなりませんかね。
 そういえば、研究室から見える木々の紅葉がだんだんと色を増してきて、きれいになっています。この季節、毎日眺める景色に癒されます。

大成功!

2007-10-07 22:33:34 | 仕事(第4業務編)
 今日は大学祭2日目。
 風がちょっと冷たかったものの、今日もたくさんの人が来場してくれました。
 我が砂金掘りも昨日に続いて200人以上の方が体験してくれました。ありがたいものです。
 2日とも手伝ってくれたO君、S君(S先生ではありません。笑)両君と打ち上げをして早くも来年の相談。
 外に出てみると雨。もう一日ずれていれば、と思うとこの日程で大成功だったと思いました。

大盛況!

2007-10-06 22:32:26 | 仕事(第4業務編)
 今日明日は、勤務先の大学祭。
 今年も例によって砂金堀り大会の親方。(笑)
 天候にも恵まれ、過去最高の一日のべ250名ほどの方が体験してくれました(一日で3回チャレンジした小学生もいます)。
 今年は、学科の学生さん以外に、10年も前の教え子で当時の大学祭実行委員会のメンバー2名が助っ人で参加してくれましたので、運営自体はスムーズでした。感謝感謝。
 でも、小生自身は、10時から17時前まで、砂金堀りの実技披露(?)で腰がジンジン。何しろ腰を折り曲げた状態で砂金掘りをしますので、結構腰が痛くなります。
 明日もいい天気になりそうで、皆さんに楽しんでもらえればと思います。
 
 

YouTubeでe-learning

2007-10-05 21:49:32 | 多分駄文
 インターネットでつらつら検索してましたら、UCバークレーが大学の講義をインターネット上で公開し始めたとのこと。
 どこで?
 なんとYouTubeです。
 見てみると、ちゃんと専用のページがあって、数多くの講義がアップロードされていました。残念ながら会計学に関する講義はまだないようですが、UCバークレーの教員以外にも、GoogleやYahoo!の創業者を招いての特別講義などがありました。
 時間にしてみると、一講義がだいたい40分~50分。
 何の加工もせず、ビデオをそのまま回し続け、それをそのままアップロードしています。
 いわゆるe-learningの一つと考えていいでしょう。
 このようなe-learningは、日本にもあります。東京大学大学院学際情報学府のe-learningサイト、iii onlineがそれです(ただし講義は12分ぐらいずつのコマ切れで配信)。
 このサイトは、かつて小生が、仕事で、勤務先の情報システムのあり方を検討する機会が与えられたときに偶然見つけて、そのときは、えらく感心した記憶があります。それは当時、e-learningといえば、専用のソフトを導入(購入)し、そのためのコンテンツ作りに膨大な時間をかけるもの、という認識が小生にあったからです。ところがiii onlineでは、ビデオで撮影したものを(講義資料があればそれもアップしていますが)そのままの形で配信していて、そんなに大げさなことをしなくてもe-learningと呼べるんだな、と思ったからでした。
 ただ、このサイトは、このサイトの存在を知らなければ訪問することはありません。さらに、インターネットでの公開は、もっぱら大学院生を対象にし、視聴して講義に参加することで単位取得できるという性質を持っています。しかしUCバークレーは、YouTubeという、大学の講義とは無関係な、さまざまなビデオがアップされている「場所」で公開している点でiii onlineと決定的に違います。たまたまYouTubeを訪れた人が、「あ、こんなのもあるんだ」と気づいて、もし興味があれば無料で講義を視聴できるという点に新しさがあります(無料という点では、iii onlineにも無料で公開されている講義もありますが)。小学生や中学生がUCバークレーの講義を視聴しているかもしれませんし、カリフォルニア以外に住む高校生が(もしかすると日本の高校生も)これを見て、UCバークレーに入学しようと思うかもしれません。
 投資をしてe-learningソフトを導入し、コンテンツ作りに時間を費やすより、よっぽどお手軽で教員の負担も少ない方法だと思います。
 とはいえ、あなたの講義をビデオ撮影し、それを不特定多数の方に見てもらいましょうといわれたとき、それが視聴に耐える内容かと自問するでしょうし、その結果、ずずずーっと腰が引けてしまうことでしょう。(苦笑)

What's new ?

2007-10-04 23:46:35 | 仕事(第1業務編)
 3年前から始めた学科所属教員全員による1年生と2年生への面接。
 現在1年生向けの面接が行われています。小生は、一応、今日が最終日でした(一応というのは、面接に来ていない学生さんがいて、この学生さんとはあとで面接することになるため)。
 この試みは、入学してきたときの意気込みや目標を、長い大学生活の中で失ってしまわないよう、学科の教員がサポートするために始めました。
 教員一人当たりの受け持ちは13~15名程度で、とくに相談事がない場合には10分程度です。
 全員に「困っていることはないですか?」と聞いていますが、「ありません」という答え。「楽しんでますか?」という問いには「はい」。「勉強は?」という問いにも「何とかやってます」とのこと。
 小生が割り当てられた今年の1年生は、皆さん問題なく大学生活をスタートさせたようです。
 ただ、長期的な目標や当面の目標については、「まだ見つかっていません」と答える学生さんもいて、この辺りを我々がどのようにサポートできるかが課題でしょうかね。

ついつられて・・・。

2007-10-03 22:42:53 | 多分駄文
 今日は午後遅くに街へ。
 いつも町の「はずれ」から「はずれ」に通勤していると、何だか観光客になった感覚に襲われることがあります。(苦笑)
 帰り道、大通まで来ると、数名の関西弁を操る観光客が立ち止まって写真撮影中。歩きながら通り過ぎようとすると、テレビ塔全体がイルミネーションされていて、よく見ると徐々に色が変わっていきます。
 すっかりお上りさん気分になった小生、観光客の隣で、思わず写メしてしまいました。(笑)

いつの間にやら。

2007-10-02 21:54:05 | 多分駄文
 早いものでカレンダーはもう10月。
 めっきり秋めいてきました。
 食事を終えてラジオをつけたら「巨人優勝です。」の声。
 最近、野球中継が少なくなり、しかもラジオも日ハムの中継ばかりしていて、セントラルリーグの情報は新聞だけという状態でした。
 試合数の多い巨人はここ数日試合がなかったので、今日のラジオの野球中継を聞いて、最初は中日が負けて巨人に優勝が転がり込んできたのかなと思っていたのですが、インターネットで確認すると自力優勝でした。
 かつては熱狂的な巨人ファンでしたが、最近は、巨人の主力選手数名の名前しかわからないほど熱が冷めてしまいました。それでもやっぱり巨人が優勝すると安心したりして、心理というものは不思議なものです。
 これまたインターネットで知った情報ですが、今年はセントラル・リーグもクライマックス・シリーズとやらがあって、そこで1位になると日本シリーズに進出できるとのこと。選手の皆さんは、やっぱり日本シリーズで勝つことが目標なんでしょうか。