O's Note

いつまで続くか、この駄文

教育実習訪問指導

2007-06-21 22:41:13 | 仕事(第3業務編)
 昨夜から今日にかけて帯広にいました。目的は教育実習をしている学生さんの訪問指導。指導とはいえ取り立てて指導できることなどなく、授業を参観し、元気でやっているかどうか確認し、激励し、実習受け入れ先にお礼を述べる、ということがおもな仕事。
 今年担当した実習生の担当科目は中学社会でした。
 小生が参観したのは中学1年生の社会。
 実習生は、今日が2回目の授業だとのことで、テクニックや説明の仕方はこれから身に付けていくことになりますが、ハキハキして声も大きく、うまく授業を進めていました。
 ところで、学習指導案を見て、プチびっくり。授業の内容は「大和政権の時の中国と朝鮮」「大王について(讃・珍・済・興・武(倭の五王))」。
 いただいた添付資料には、4世紀末の朝鮮半島の地図とともに高句麗・百済・新羅・加羅(任那)の各国が示され、その隣には広開土王碑の写真と碑文の一部が。つい先日読んだDeath of Godを思い出してしまいました。広開土王碑の碑文に「百残」の文字を見て、思わずニンマリ。
 授業の中で広開土王碑について触れたときには「実はねえ、これにはこんな話があるんだよ。」とお話したくなりました。(笑)
 それにしても今時の中学の教科書は、ずいぶん進化しています。
 もちろん自分の子供の教科書を借りて見ればいいわけですが、これまで、しげしげと見ることはありませんでした。今日は、教科書のコピーもいただきましたので、ゆっくりと読んでみました。
 何より興味深かったのはルビ。
 高句麗・百済・新羅・加羅(加羅という国名は小生の記憶になく、覚えているのは任那の方)は、こうくり・くだら・しらぎ・から(みまな)とルビが振ってあるのですが、その場所は下ルビ。上ルビはコグリョ・ペクチェ・シルラ・カラ(イムナ)です。
 帰宅後、子供たちに確認すると、上の娘は「コグリョ・ペクチェ・シルラ・カラ」を知ってはいるものの「こうくり・くだら・しらぎ・から」と習ったといいましたが、長男は完全に「コグリョ・ペクチェ・シルラ・カラ」でした。
 年をとって、改めて中学時代の授業の内容を勉強するのもいいもんですね。
 

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご苦労様です (四階の住人)
2007-06-21 23:33:09
私は、来週、岩見沢です。
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Unknown (オオハラ)
2007-06-22 11:25:38
乙カレー(苦笑)
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韓国語よみなんですね (ホラフキ)
2007-08-12 23:20:28
正直、当時の朝鮮半島の史書は失われ

百済語もよくわらないため百済のただし読み方もわからない現在

読み方などどっちでもよい気がしますが(笑



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