減価償却の話題を採り上げたので、その関連の話題を一つ。
「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」(財務省令)では、実にさまざまな償却資産を掲げています。
とりわけ面白いのが生物に関する耐用年数。
別表第一10では、生物の耐用年数が示されています。
それによれば、
植物・・・貸付業用のもの2年、その他のもの15年
動物・・・魚類2年、鳥類4年、その他のもの8年
どうして魚類が2年で鳥類が4年なのでしょうね。植物に至っては貸してその貸付料をいただく植物はたった2年なのに、会社が自分で買ったものは15年というのはどんな根拠があるのでしょうか(もっとも10万円未満のものは減価償却しませんが)。
別表第四には、生物だけの耐用年数が示されています。
農業で使う牛や馬の耐用年数は6年。同じ牛でも繁殖用のものは4年か5年。同じ馬でも競走馬は4年です。一方、豚は3年。
温州みかんの木は耐用年数が40年なのに、パイナップルは3年。面白いですね。
ちなみに、小生がこれまでに見た決算書で、固定資産として「犬」を掲げていたものがありました。実は話を聞けば「なるほど」と思われる理由でしたが、このワンちゃんについて減価償却はしていなかったようです。
「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」(財務省令)では、実にさまざまな償却資産を掲げています。
とりわけ面白いのが生物に関する耐用年数。
別表第一10では、生物の耐用年数が示されています。
それによれば、
植物・・・貸付業用のもの2年、その他のもの15年
動物・・・魚類2年、鳥類4年、その他のもの8年
どうして魚類が2年で鳥類が4年なのでしょうね。植物に至っては貸してその貸付料をいただく植物はたった2年なのに、会社が自分で買ったものは15年というのはどんな根拠があるのでしょうか(もっとも10万円未満のものは減価償却しませんが)。
別表第四には、生物だけの耐用年数が示されています。
農業で使う牛や馬の耐用年数は6年。同じ牛でも繁殖用のものは4年か5年。同じ馬でも競走馬は4年です。一方、豚は3年。
温州みかんの木は耐用年数が40年なのに、パイナップルは3年。面白いですね。
ちなみに、小生がこれまでに見た決算書で、固定資産として「犬」を掲げていたものがありました。実は話を聞けば「なるほど」と思われる理由でしたが、このワンちゃんについて減価償却はしていなかったようです。