勤務先では、毎年、中国から大学院生を受け入れています。
小生も担当者の一人ですが、これまでの履修者は研究科目(学部でいう、いわゆる講義科目)だけで、直接論文指導をする院生はいませんでした。
ところが今年は、どうしたわけか会計の論文を書きたいという留学生院生が2名。
そうなると、1年目で研究科目とともに演習科目も必要になり、これを基礎として2年目の論文指導につなげることになります。
会計の論文を書くといっても、中国で会計を勉強してきたわけでもなく、経済学や経営学だって、ほんの教養程度の勉強だったようですので、お互いに手探りの状態です。
さて、今年度が始まってすぐ、2名の院生、K君とCさんが「簿記を勉強したい」とリクエストしてきました。
簿記を勉強するからには、最低限の目標として日商の簿記検定3級取得を目標にしてほしいと思い、前期中に簿記の基本を教え、後期に入ってからは学部で小生が担当している講義を聴講してもらうことにしました。
そして今日。
K君から電話。
「先生、私もCさんも3級受かりましたぁ!」
「おおっ! オメデトウ!」
というわけで、2名とも11月の簿記検定に合格したとのこと。
日本で、しかも日本語の専門用語を理解し、会計処理を覚えるというのは、並大抵のことではありません。二人とも一所懸命勉強しましたので喜びもひとしおです。
これで会計の論文を執筆できるというわけではありませんが、修士1年目で、形として残る目標をクリアしたことを、大いに褒めてあげたいと思います。
小生も担当者の一人ですが、これまでの履修者は研究科目(学部でいう、いわゆる講義科目)だけで、直接論文指導をする院生はいませんでした。
ところが今年は、どうしたわけか会計の論文を書きたいという留学生院生が2名。
そうなると、1年目で研究科目とともに演習科目も必要になり、これを基礎として2年目の論文指導につなげることになります。
会計の論文を書くといっても、中国で会計を勉強してきたわけでもなく、経済学や経営学だって、ほんの教養程度の勉強だったようですので、お互いに手探りの状態です。
さて、今年度が始まってすぐ、2名の院生、K君とCさんが「簿記を勉強したい」とリクエストしてきました。
簿記を勉強するからには、最低限の目標として日商の簿記検定3級取得を目標にしてほしいと思い、前期中に簿記の基本を教え、後期に入ってからは学部で小生が担当している講義を聴講してもらうことにしました。
そして今日。
K君から電話。
「先生、私もCさんも3級受かりましたぁ!」
「おおっ! オメデトウ!」
というわけで、2名とも11月の簿記検定に合格したとのこと。
日本で、しかも日本語の専門用語を理解し、会計処理を覚えるというのは、並大抵のことではありません。二人とも一所懸命勉強しましたので喜びもひとしおです。
これで会計の論文を執筆できるというわけではありませんが、修士1年目で、形として残る目標をクリアしたことを、大いに褒めてあげたいと思います。