vai vai vai 2

登るのが好きな43歳。
愛犬2頭との遊び記事や自転車、山登りなど、
日々のことを綴ります。

ルート開拓。

2010-01-11 18:18:21 | ワンと一緒にスノーシュー
月山へ行ってきた。

今回の目的は、新ルート開拓。
条件は、

○いつも足跡があまりついてない場所であること、

○ルート上にブナの原生林があること、

○一応、目的地があること。

こんなところ。

新雪ラッセルが好きなので、
あまり足跡だらけなのは好きくない。

ブナの原生林歩きは本当に癒されるし、
ごっつい積雪のブナ林を歩くのは僕にとって
とても価値のあることなので。

目的地があったほうがなんとなくいい。笑
なんのために登ってるのかという気持ちが
あったほうが◎。

志津に車を駐めて、
まずは車道歩き。

まだ地すべり工事の真っ最中なので、
なんと、ネイチャーセンターまで除雪されていた。
(車道は歩きにくいので僕としてはNGですが。)


(近すぎてよく分からんですが、ネイチャーセンターです。)

ネイチャーセンターから、石跳川沿いを北上。
途中、適当な斜面をよじのぼりはじめる。
これがキツイ。


(登り途中で撮影。画像だと傾斜ぐあいがイマイチでざんねん)

積雪は3~4m。
今日の雪質はフワフワで、常にヒザ上まで埋まる。
吹き溜まりに入ると腰まで埋まる。

ここまでの積雪になると、ワンは歩行困難に。
ラッセル好きのフレッカも今日は常に後ろ。

暑くて裸になりたいぐらいになるが、
何かあって裸で発見されたらミステリーなのでやめておく。

登り切ったらあとは緩斜面をズンズンと進む。


(今回はよくわからない画像ばかりですが、姥ヶ岳です。)


(画像としてサイテーですが、林の向こうに湯殿山)

ブナの原生林に入り、目的ひとつクリア。

午後から仕事なのであまり時間もないが、
一応、目的地目指す。

目的地手前エリアは緩やかな場所なので、
積雪も多い。

アゴから汗が落ちまくる。
心臓の音がうるさい。

んで、目的地到着☆



周海沼の野鳥観察小屋。


(ちなみにこれが雪のないときの観察小屋)

当然ながら
だれひとりいない。
足跡ひとつついていない。
物音ひとつきこえない。

うまく表現できないが、
きもちいい怖さ。
ワクワクする不安感。
そんなかんじ。

立ったまま5分ほど休憩~。

さ、かえろっと。

帰りは別ルートで、と思い、歩き出すが
思いのほか細かい尾根が入り組んでいて
ちょっと難しかったので、無理は禁物。
遠回りにはなったけど、来た道をベースに引き返して
無事帰還☆

正直、途中でちょっと嫌な汗出ました。
でもこの臆病さが山では大切なのだと思う。

今日のようないい天気の日に新ルート開拓が
できて良かった。

いい一日でした☆
(帰宅後に仕事がなければもっと良かった(^^;)




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