おはようございます。
久しぶりのブログ更新にちょっと
緊張しております。笑
先月半ばに息子と月山に行った日を最後に
なんと3週間休みなしという
猛烈な忙しさに追われておりました。
そして三週間ぶりの休みとなったこの3連休、
岩手山に登ってきましたー。
お付き合いくださったのは
当ブログでもよくコメント頂いている
八戸のらりぽんさんと、そのお仲間たち
総勢5人のおっさんパーティ。笑
仕事の都合もあり、当初連休後半の二日間で
予定していましたが、どーも天気が
宜しくなさそうということで、
急きょ土日に予定変更。
朝3:00、山形出発、
古川から高速を使って西根インターを降り、
7:00、焼き走り登山口着。
目の前に岩手山ドーン!
(溶岩流の上からドーン!)
これから重い荷物持ってこれに登るのかー、という
ワクワクと憂鬱さが混ざったいつもの感覚に
気が急いてンコしたくなるという
これまたいつものパターン。笑
8:30、らりぽんさんたち到着。
車一台をここに置き、馬返し登山口へ。
馬返しでもう二人のメンバーと合流して
9:20、登山開始。
ま、そんなに楽な登りじゃないだろうとは
思っていたけど、案の定なかなかキツイ登りが続く。
(ここはまだ0.2合目ぐらい?)
つづら折りではなく、ほぼ直登。
足元も溶岩特有のザラザラと滑る感じのところも多く、
決して楽な登りではない。
3合目~7合目が一番きつかったかなぁ。
が!見上げれば快晴の青空に荒々しい斜面が
ドシーンと構えていて素晴らしくきれいだし、
振り返れば姫神山や遠く早池峰がクッキリと見えて
疲れを忘れる。
(左側のとんがってるお山が姫神。右奥の大きな山が早池峰。)
(今回の岩手山登山プロデュースのらりぽんさん。下に見えるのが自衛隊の演習地。ボコスカと撃ちまくっておりやした。)
眼下には盛岡の町や鞍掛山、
小岩井農場、自衛隊演習地など広がっていて、
それらが一望できるスケールの大きさに感激。
(10年前の地震で崩れたという巨石。キケンの字が逆さに。)
(100kmマラソン走っちゃう松さんと、百名山成し遂げたSさん。どちらも健脚)
(植村直巳とも親交があったという元気な70歳、サブさん。岩に書いてある注意の文字はサブさんのことを指している?笑)
ゴツゴツとした岩場の急登がやっと落ち着いた頃、
7合目到着。(13:00)
天気は全く崩れる様子もなく、
相変わらずの見晴らしだ。
8合目の避難小屋で小休止した後、
15分ほど歩いて9合目避難小屋に到着。(13:40)
(9合目小屋が見えてきた!)
今夜はここに泊まる予定なのだが、
通常の出入り口は冬期封鎖されていて
出入りは二階の出入り口から。
クソ重いザックがあちこちにぶつかって
入りにくいったら。(^^;
そして先客5人パーティあり。
小支度していたらさらに二人の泊まり客も現れ、
12~3人ほどが小屋泊まり。
思っていたより賑やかな夜になりそうだ。
小屋に荷物を置いて、再出発!(14:00)
まずはらりぽんさんおススメの鬼ケ城へ!
小屋裏の斜面を登り、稜線へ出ると!!
そこには絶景が広がっておりました~!!!(遠くに見えるのは早池峰)
楽しみにしていた鳥海山も、雲海の上に
5合目から上をのぞかせていて、そしてなんと!
月山も頂上付近だけかろうじて姿を出しておりました~!
(雲海の上、左から月山と鳥海山。)
(奇岩の向こうに御苗代湖)
感極まったおっさんたちが、
眺望のすばらしさに歓喜の声をあげながら、
これまた美しい鬼ケ城の稜線を歩く。
私があまり得意としない(というか大の苦手)の
高度感アリアリの登り下りなどもあるのですが、
この先の景色の魅力が勝り、必死に付いていく。笑
こんな所を下りたり登ったり・・・コワカッタ。笑(らりぽんさん撮影)
実際に岩手山を登ってみると、
この山が何度も何度も大規模な噴火を
繰り返してきたことがよくわかる。
噴火によって吹き飛んだと思われる大きなえぐれや
幾重にも連なった外輪。
きっとこの鬼ケ城も外輪山の一部。(たぶん)
眼下に見えた御苗代湖もカルデラ湖。
最後の噴火は180年前とのこと。
現在はただ落ち着いてるだけなのだろうな。
鬼ケ城を下り、お次はメインディッシュの
岩手山ピークハント。
外輪山目指して黙々と登るわけですが、
たくさん登り下りした後なので結構堪えます。笑
時間的にはさほどかからずにお鉢の淵、外輪に到着。
(お鉢の上からピース)
お鉢上には三十三体の観音像が祀られていて、
山頂まで道案内してくれる。
360°の絶景、そして夕焼けの光の中、
頂上目指して黙々と。
(もうちょっとで山頂!)
そして念願の岩手山頂上到着~!
標高2038m。
11月にこの山の頂上を踏めるなんて思っていませんでした。
らりぽんさんに感謝です。
頂上に着いてびっくり!
影岩手山がこんなにクッキリと!
私たちの影も映るんじゃないか?ってぐらいクッキリ。
おっさん4人で一所懸命手を振ってみましたが
微動だにしませんでした。笑
さっむい頂上でしばし眺望を堪能。
鬼ケ城でも確認出来ていましたが、
なんと!日本海まで見えてました~。
(オレンジ色に光っているのが日本海。きれいだったー。)
位置的に秋田のどこら辺の海なのかな?
本庄あたり?もっと北?
岩手山から日本海見れるとは思いませんでした。
(雲海の上、鳥海山と日本海。)
岩手山頂上をあとにして、お鉢回りは続く。
影岩手山に向かって下りる。
高度感が素晴らしく、そして裾野の雄大さが
眼下に広がっていてそれはそれは素晴らしい景色。
お鉢での一歩が裾野ではどれぐらいの移動距離に
匹敵するのだろうか。
(だれか計算してください。笑)
ビュービューと吹き付けるさっぶい風を受けながら
お鉢を巡り、奥之院のほうに下りると、風は穏やかに。
かっちょいい勇者の剣っぽいのがあったりと
奥之院周辺はなかなかの雰囲気。
(大きな岩が重なり合った隙間から湯気が。危ないガスではないのかな??)
ふと見上げれば超怪しい雲が岩手山の上に鎮座している。
こりゃ天気予報どおり、明日は大荒れか?
そして小屋に戻り、寝支度&宴会の準備開始!
らりぽんさんが八戸グルメのせんべい汁を
皆に振る舞ってくれるというではないですか♪
乾杯しておっさん5人が大いに盛り上がったころ、
せんべい汁、完成~♪
これがまた超うまかった!!!
何もかもお世話になりっぱなしで恐縮です。
ハイボール、赤白ワイン、日本酒、などなど入り、
今日一日逆らってきた重力さんが優勢になった頃、
間もなく記憶も薄れ始め・・・
小屋に吹き付ける強風の音を聞きながらおやすみなさい。
二日目につづく。
久しぶりのブログ更新にちょっと
緊張しております。笑
先月半ばに息子と月山に行った日を最後に
なんと3週間休みなしという
猛烈な忙しさに追われておりました。
そして三週間ぶりの休みとなったこの3連休、
岩手山に登ってきましたー。
お付き合いくださったのは
当ブログでもよくコメント頂いている
八戸のらりぽんさんと、そのお仲間たち
総勢5人のおっさんパーティ。笑
仕事の都合もあり、当初連休後半の二日間で
予定していましたが、どーも天気が
宜しくなさそうということで、
急きょ土日に予定変更。
朝3:00、山形出発、
古川から高速を使って西根インターを降り、
7:00、焼き走り登山口着。
目の前に岩手山ドーン!
(溶岩流の上からドーン!)
これから重い荷物持ってこれに登るのかー、という
ワクワクと憂鬱さが混ざったいつもの感覚に
気が急いてンコしたくなるという
これまたいつものパターン。笑
8:30、らりぽんさんたち到着。
車一台をここに置き、馬返し登山口へ。
馬返しでもう二人のメンバーと合流して
9:20、登山開始。
ま、そんなに楽な登りじゃないだろうとは
思っていたけど、案の定なかなかキツイ登りが続く。
(ここはまだ0.2合目ぐらい?)
つづら折りではなく、ほぼ直登。
足元も溶岩特有のザラザラと滑る感じのところも多く、
決して楽な登りではない。
3合目~7合目が一番きつかったかなぁ。
が!見上げれば快晴の青空に荒々しい斜面が
ドシーンと構えていて素晴らしくきれいだし、
振り返れば姫神山や遠く早池峰がクッキリと見えて
疲れを忘れる。
(左側のとんがってるお山が姫神。右奥の大きな山が早池峰。)
(今回の岩手山登山プロデュースのらりぽんさん。下に見えるのが自衛隊の演習地。ボコスカと撃ちまくっておりやした。)
眼下には盛岡の町や鞍掛山、
小岩井農場、自衛隊演習地など広がっていて、
それらが一望できるスケールの大きさに感激。
(10年前の地震で崩れたという巨石。キケンの字が逆さに。)
(100kmマラソン走っちゃう松さんと、百名山成し遂げたSさん。どちらも健脚)
(植村直巳とも親交があったという元気な70歳、サブさん。岩に書いてある注意の文字はサブさんのことを指している?笑)
ゴツゴツとした岩場の急登がやっと落ち着いた頃、
7合目到着。(13:00)
天気は全く崩れる様子もなく、
相変わらずの見晴らしだ。
8合目の避難小屋で小休止した後、
15分ほど歩いて9合目避難小屋に到着。(13:40)
(9合目小屋が見えてきた!)
今夜はここに泊まる予定なのだが、
通常の出入り口は冬期封鎖されていて
出入りは二階の出入り口から。
クソ重いザックがあちこちにぶつかって
入りにくいったら。(^^;
そして先客5人パーティあり。
小支度していたらさらに二人の泊まり客も現れ、
12~3人ほどが小屋泊まり。
思っていたより賑やかな夜になりそうだ。
小屋に荷物を置いて、再出発!(14:00)
まずはらりぽんさんおススメの鬼ケ城へ!
小屋裏の斜面を登り、稜線へ出ると!!
そこには絶景が広がっておりました~!!!(遠くに見えるのは早池峰)
楽しみにしていた鳥海山も、雲海の上に
5合目から上をのぞかせていて、そしてなんと!
月山も頂上付近だけかろうじて姿を出しておりました~!
(雲海の上、左から月山と鳥海山。)
(奇岩の向こうに御苗代湖)
感極まったおっさんたちが、
眺望のすばらしさに歓喜の声をあげながら、
これまた美しい鬼ケ城の稜線を歩く。
私があまり得意としない(というか大の苦手)の
高度感アリアリの登り下りなどもあるのですが、
この先の景色の魅力が勝り、必死に付いていく。笑
こんな所を下りたり登ったり・・・コワカッタ。笑(らりぽんさん撮影)
実際に岩手山を登ってみると、
この山が何度も何度も大規模な噴火を
繰り返してきたことがよくわかる。
噴火によって吹き飛んだと思われる大きなえぐれや
幾重にも連なった外輪。
きっとこの鬼ケ城も外輪山の一部。(たぶん)
眼下に見えた御苗代湖もカルデラ湖。
最後の噴火は180年前とのこと。
現在はただ落ち着いてるだけなのだろうな。
鬼ケ城を下り、お次はメインディッシュの
岩手山ピークハント。
外輪山目指して黙々と登るわけですが、
たくさん登り下りした後なので結構堪えます。笑
時間的にはさほどかからずにお鉢の淵、外輪に到着。
(お鉢の上からピース)
お鉢上には三十三体の観音像が祀られていて、
山頂まで道案内してくれる。
360°の絶景、そして夕焼けの光の中、
頂上目指して黙々と。
(もうちょっとで山頂!)
そして念願の岩手山頂上到着~!
標高2038m。
11月にこの山の頂上を踏めるなんて思っていませんでした。
らりぽんさんに感謝です。
頂上に着いてびっくり!
影岩手山がこんなにクッキリと!
私たちの影も映るんじゃないか?ってぐらいクッキリ。
おっさん4人で一所懸命手を振ってみましたが
微動だにしませんでした。笑
さっむい頂上でしばし眺望を堪能。
鬼ケ城でも確認出来ていましたが、
なんと!日本海まで見えてました~。
(オレンジ色に光っているのが日本海。きれいだったー。)
位置的に秋田のどこら辺の海なのかな?
本庄あたり?もっと北?
岩手山から日本海見れるとは思いませんでした。
(雲海の上、鳥海山と日本海。)
岩手山頂上をあとにして、お鉢回りは続く。
影岩手山に向かって下りる。
高度感が素晴らしく、そして裾野の雄大さが
眼下に広がっていてそれはそれは素晴らしい景色。
お鉢での一歩が裾野ではどれぐらいの移動距離に
匹敵するのだろうか。
(だれか計算してください。笑)
ビュービューと吹き付けるさっぶい風を受けながら
お鉢を巡り、奥之院のほうに下りると、風は穏やかに。
かっちょいい勇者の剣っぽいのがあったりと
奥之院周辺はなかなかの雰囲気。
(大きな岩が重なり合った隙間から湯気が。危ないガスではないのかな??)
ふと見上げれば超怪しい雲が岩手山の上に鎮座している。
こりゃ天気予報どおり、明日は大荒れか?
そして小屋に戻り、寝支度&宴会の準備開始!
らりぽんさんが八戸グルメのせんべい汁を
皆に振る舞ってくれるというではないですか♪
乾杯しておっさん5人が大いに盛り上がったころ、
せんべい汁、完成~♪
これがまた超うまかった!!!
何もかもお世話になりっぱなしで恐縮です。
ハイボール、赤白ワイン、日本酒、などなど入り、
今日一日逆らってきた重力さんが優勢になった頃、
間もなく記憶も薄れ始め・・・
小屋に吹き付ける強風の音を聞きながらおやすみなさい。
二日目につづく。