vai vai vai 2

登るのが好きな43歳。
愛犬2頭との遊び記事や自転車、山登りなど、
日々のことを綴ります。

念願の岩手山

2013-11-05 13:53:11 | お山
おはようございます。
久しぶりのブログ更新にちょっと
緊張しております。笑

先月半ばに息子と月山に行った日を最後に
なんと3週間休みなしという
猛烈な忙しさに追われておりました。

そして三週間ぶりの休みとなったこの3連休、
岩手山に登ってきましたー。

お付き合いくださったのは
当ブログでもよくコメント頂いている
八戸のらりぽんさんと、そのお仲間たち
総勢5人のおっさんパーティ。笑

仕事の都合もあり、当初連休後半の二日間で
予定していましたが、どーも天気が
宜しくなさそうということで、
急きょ土日に予定変更。

朝3:00、山形出発、


古川から高速を使って西根インターを降り、
7:00、焼き走り登山口着。

目の前に岩手山ドーン!



(溶岩流の上からドーン!)

これから重い荷物持ってこれに登るのかー、という
ワクワクと憂鬱さが混ざったいつもの感覚に
気が急いてンコしたくなるという
これまたいつものパターン。笑

8:30、らりぽんさんたち到着。
車一台をここに置き、馬返し登山口へ。

馬返しでもう二人のメンバーと合流して
9:20、登山開始。



ま、そんなに楽な登りじゃないだろうとは
思っていたけど、案の定なかなかキツイ登りが続く。


(ここはまだ0.2合目ぐらい?)

つづら折りではなく、ほぼ直登。



足元も溶岩特有のザラザラと滑る感じのところも多く、
決して楽な登りではない。

3合目~7合目が一番きつかったかなぁ。



が!見上げれば快晴の青空に荒々しい斜面が
ドシーンと構えていて素晴らしくきれいだし、
振り返れば姫神山や遠く早池峰がクッキリと見えて
疲れを忘れる。

(左側のとんがってるお山が姫神。右奥の大きな山が早池峰。)


(今回の岩手山登山プロデュースのらりぽんさん。下に見えるのが自衛隊の演習地。ボコスカと撃ちまくっておりやした。)

眼下には盛岡の町や鞍掛山、
小岩井農場、自衛隊演習地など広がっていて、
それらが一望できるスケールの大きさに感激。




(10年前の地震で崩れたという巨石。キケンの字が逆さに。)


(100kmマラソン走っちゃう松さんと、百名山成し遂げたSさん。どちらも健脚)


(植村直巳とも親交があったという元気な70歳、サブさん。岩に書いてある注意の文字はサブさんのことを指している?笑)

ゴツゴツとした岩場の急登がやっと落ち着いた頃、
7合目到着。(13:00)


天気は全く崩れる様子もなく、
相変わらずの見晴らしだ。




8合目の避難小屋で小休止した後、
15分ほど歩いて9合目避難小屋に到着。(13:40)


(9合目小屋が見えてきた!)

今夜はここに泊まる予定なのだが、
通常の出入り口は冬期封鎖されていて
出入りは二階の出入り口から。

クソ重いザックがあちこちにぶつかって
入りにくいったら。(^^;

そして先客5人パーティあり。
小支度していたらさらに二人の泊まり客も現れ、
12~3人ほどが小屋泊まり。
思っていたより賑やかな夜になりそうだ。

小屋に荷物を置いて、再出発!(14:00)
まずはらりぽんさんおススメの鬼ケ城へ!

小屋裏の斜面を登り、稜線へ出ると!!

そこには絶景が広がっておりました~!!!(遠くに見えるのは早池峰)








楽しみにしていた鳥海山も、雲海の上に
5合目から上をのぞかせていて、そしてなんと!
月山も頂上付近だけかろうじて姿を出しておりました~!

(雲海の上、左から月山と鳥海山。)




(奇岩の向こうに御苗代湖)

感極まったおっさんたちが、
眺望のすばらしさに歓喜の声をあげながら、
これまた美しい鬼ケ城の稜線を歩く。





私があまり得意としない(というか大の苦手)の
高度感アリアリの登り下りなどもあるのですが、
この先の景色の魅力が勝り、必死に付いていく。笑









こんな所を下りたり登ったり・・・コワカッタ。笑(らりぽんさん撮影)

実際に岩手山を登ってみると、
この山が何度も何度も大規模な噴火を
繰り返してきたことがよくわかる。



噴火によって吹き飛んだと思われる大きなえぐれや
幾重にも連なった外輪。



きっとこの鬼ケ城も外輪山の一部。(たぶん)
眼下に見えた御苗代湖もカルデラ湖。

最後の噴火は180年前とのこと。
現在はただ落ち着いてるだけなのだろうな。





鬼ケ城を下り、お次はメインディッシュの
岩手山ピークハント。



外輪山目指して黙々と登るわけですが、
たくさん登り下りした後なので結構堪えます。笑

時間的にはさほどかからずにお鉢の淵、外輪に到着。



(お鉢の上からピース)

お鉢上には三十三体の観音像が祀られていて、
山頂まで道案内してくれる。






360°の絶景、そして夕焼けの光の中、
頂上目指して黙々と。

(もうちょっとで山頂!)


そして念願の岩手山頂上到着~!

標高2038m。
11月にこの山の頂上を踏めるなんて思っていませんでした。
らりぽんさんに感謝です。

頂上に着いてびっくり!

影岩手山がこんなにクッキリと!

私たちの影も映るんじゃないか?ってぐらいクッキリ。
おっさん4人で一所懸命手を振ってみましたが
微動だにしませんでした。笑

さっむい頂上でしばし眺望を堪能。



鬼ケ城でも確認出来ていましたが、
なんと!日本海まで見えてました~。

(オレンジ色に光っているのが日本海。きれいだったー。)

位置的に秋田のどこら辺の海なのかな?
本庄あたり?もっと北?


岩手山から日本海見れるとは思いませんでした。


(雲海の上、鳥海山と日本海。)

岩手山頂上をあとにして、お鉢回りは続く。

影岩手山に向かって下りる。

高度感が素晴らしく、そして裾野の雄大さが
眼下に広がっていてそれはそれは素晴らしい景色。
お鉢での一歩が裾野ではどれぐらいの移動距離に
匹敵するのだろうか。
(だれか計算してください。笑)

ビュービューと吹き付けるさっぶい風を受けながら
お鉢を巡り、奥之院のほうに下りると、風は穏やかに。



かっちょいい勇者の剣っぽいのがあったりと
奥之院周辺はなかなかの雰囲気。



(大きな岩が重なり合った隙間から湯気が。危ないガスではないのかな??)

ふと見上げれば超怪しい雲が岩手山の上に鎮座している。


こりゃ天気予報どおり、明日は大荒れか?

そして小屋に戻り、寝支度&宴会の準備開始!



らりぽんさんが八戸グルメのせんべい汁を
皆に振る舞ってくれるというではないですか♪





乾杯しておっさん5人が大いに盛り上がったころ、
せんべい汁、完成~♪



これがまた超うまかった!!!
何もかもお世話になりっぱなしで恐縮です。

ハイボール、赤白ワイン、日本酒、などなど入り、
今日一日逆らってきた重力さんが優勢になった頃、
間もなく記憶も薄れ始め・・・

小屋に吹き付ける強風の音を聞きながらおやすみなさい。

二日目につづく。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最高っすね! (タッシー)
2013-11-05 16:53:24
避難小屋の一杯もさぞやヨロシかった事でしょう。

顔のフォントモザイク、ナイスです。
いずれ頂きます(笑
返信する
どもどもです! (らりぽん)
2013-11-05 18:58:56
先日は遠路お疲れ様でした!

お陰様でホント最高に愉しい山行でした(^o^)
是非またこの5オジンジャーで行きましょう!

それにしても写真もブログも素晴らしい!
なんか、ブログ読んで写真みてるとうずうず、ウキウキしてきます(笑)

続編期待してます!

あ、カメラ君元気になりました? 心配です。

Fontもざいくウケました(笑)
あとで、モザイクない奴くださいね!

ほんと!また是非一緒にお山行きましょう!
感謝!!
返信する
タッシーさん、どもです~。 (シャチ丸)
2013-11-06 17:28:59
景色、天気、酒、メシ、
全て最高でしたー◎

翌朝の日の出が見れなかったのは
たぶん、またおいでということと
解釈しました(^^)

たぶん、顔出しても大丈夫な方たちだと
思うのですが、一応・・


らりぽんさん、どもです~。

ほんとにほんとにほんとーに
たいへんお世話になりました!!

まさに至れり尽くせりで感謝です。

画像もたくさんありがとうございます!
使わせていただきやした。

画像、ブログにアップしたもの以外は
あんまり良い出来ではないですが、
アルバム作ったらurl送りますねー。

またぜひご一緒しましょう!

カメラは乾いたら何事もなかったのように
正常に動いてます。
一眼使いたるもの、あのような状況に
対応する術を持ってないと失格ですね~・・。

反省中です(^^;
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