
3月19日は気温が下がり、
雪が降ったり、雹が降ったりしましたが、
やっぱり、もう春なんですよね。
翌日の春分の日から天気は回復、
平日の3月21日は、気温も回復。
という事で、
春分の日と土曜日の間の昨日、
3月21日金曜日は会社を休んで美術館巡り。
桜が咲くこの時期、
東京国立博物館では『博物館でお花見を』という
企画を毎年行っていて、何度も行ったことがあるんですが、
春企画があるのは、東京国立博物館だけじゃ無いんですよね。
東京国立近代美術館でも、『美術館の春まつり』が行われます。
以前から、東京国立近代美術館でも、
そう言う春企画をやっているのは認識していて、
行ってみたいなぁと思っていたんですが、
中々行く機会はありませんでした。
そして今回、折角の平日休みを取ったので、
以前から行こうと思っていた東京国立近代美術館の
『美術館の春まつり』に行ってきました。

この『美術館の春まつり』は企画展ではなくて、
通常のコレクション展で、春っぽいものを集めようという企画。
なので、入場料は通常のコレクション展の料金。
お得です。
東京国立博物館の『博物館でお花見を』は、
絵画だけでは無く、陶器や書き物など、
博物館なりの様々な展示物があるんですが、
東京国立近代美術館の『美術館の春まつり』でも、
絵画の他、工芸品の展示もありました。
とはいえ、春を描いた絵画(掛け軸、巻物)が
全体的には多いですね。やっぱり。
東京国立近代美術館では、撮影禁止の作品を除き、
フラッシュなしでの写真撮影は可なので、
『美術館の春まつり』の作品の写真を撮ってきたので、
以下から示します。
大体、展示順になっています(はず)。
これは小林古径『極楽井』

小石川伝通院には“極楽乃井”と呼ばれる泉があったそうですが、
この作品の作者の小林古径は小石川に近いところに住んでいたそうです。
描かれている花は、桜では無くて白木蓮。
土田麦僊『舞子林泉』

京都南禅寺の天授庵の庭を背景に描いているそうです。
鈴木主子『和春』

描かれているのは、梨の花らしいです。
その他、蒲公英もあるみたいですね。
山元春挙『塩原の奥』

巻物だったので、全部は撮れず、上はその一部。
桜が描かれているところです。
菊池芳文『小雨ふる吉野』

吉野と言えば桜ですからね。
満開の桜が雨に濡れている姿です。
藤井達吉『草花図屏風』

絵かと思ったら、工芸作品でした。
よく見たら花が貝殻っぽいもので作られています。
河合玉堂『行く春』

長瀞を描いたものだそうです。
写真だと判らないかもしれませんが、
桜が舞い散るシーンが描かれています。
“さくら ひらひら 舞い降りて落ちて揺れる♪”ですね(違う)
森口華弘『縮緬地友禅花丸文着物 薫影』

着物で作者の名前が付いたものを見るのは初めてかも。
東京国立博物館でも、縮緬の友禅を見るんですが、
それらは、江戸時代の作品とかなので、作者は無いんですよね。
小林古径『双鳩』

鳩って、春なの??
船田玉樹『花の夕』

絵具をポタポタと垂らして描いたように見えますが、
実は、ちゃんと絵筆を使って描かれています。
松林桂月『春宵花影図』

桜の後景にあるのは、朧月だそうです。
という事は、日中ではないんですね。
桜は胡粉を使って描かれているそうですが、
それ以外は墨で書かれているそうです。
跡見玉枝『桜花図巻』




これは、25面ある上に、たくさん桜が描かれているので、
上の写真は、気になったものです。
描かれている桜の種類は40種類だそうです。
以上は『美術館の春まつり』企画の作品ですが、
それ以外の作品もいくつか撮影したので、
以下から示します。
吉田ふじを『花咲く丘』

これは、『美術館の春まつり』の企画に含まれないんですが、
花が咲いていて、春っぽいと思うんですけどね?
実は、描かれている季節が違うとか??
清宮質文『葦』

なんかね、見た瞬間「カオナシだっ!」って思ったんですよね。
『千と千尋の神隠し』見た事無いんですけどねwww
清宮質文『告別』

犯人の犯沢さん??
菅野聖子『レヴィ・ストロースの世界Ⅰ』

レヴィ・ストロースは“フランスの社会人類学者、民族学者”らしいんですが、
その人が、なんでこう言う形に???
でもさ、これはどう見ても、ダイヤグラムwww
写真を撮ろうとしたら、バーコードリーダーが起動しました(笑)
こちらは、いつもの“眺めのよい部屋”

桜が咲くと、また一段ときれいに見えます。
今日はまだ桜前・・・
美術館の前には、フードトラック。
軽食やコーヒーの他、甘酒もありました。
意外に風が冷たかったので、温かい甘酒を購入です。

北海道の上川大雪酒造というところの甘酒だそうです。
北海道産米による麹と、大雪山系の天然水で作られていて、
ホンモノの甘酒なので、砂糖なし。
でも、ちゃんと甘かったです。
人工的な甘みじゃないんで、心地よい甘さでした。
-----
東京国立近代美術館
『美術館の春まつり』
雪が降ったり、雹が降ったりしましたが、
やっぱり、もう春なんですよね。
翌日の春分の日から天気は回復、
平日の3月21日は、気温も回復。
という事で、
春分の日と土曜日の間の昨日、
3月21日金曜日は会社を休んで美術館巡り。
桜が咲くこの時期、
東京国立博物館では『博物館でお花見を』という
企画を毎年行っていて、何度も行ったことがあるんですが、
春企画があるのは、東京国立博物館だけじゃ無いんですよね。
東京国立近代美術館でも、『美術館の春まつり』が行われます。
以前から、東京国立近代美術館でも、
そう言う春企画をやっているのは認識していて、
行ってみたいなぁと思っていたんですが、
中々行く機会はありませんでした。
そして今回、折角の平日休みを取ったので、
以前から行こうと思っていた東京国立近代美術館の
『美術館の春まつり』に行ってきました。

この『美術館の春まつり』は企画展ではなくて、
通常のコレクション展で、春っぽいものを集めようという企画。
なので、入場料は通常のコレクション展の料金。
お得です。
東京国立博物館の『博物館でお花見を』は、
絵画だけでは無く、陶器や書き物など、
博物館なりの様々な展示物があるんですが、
東京国立近代美術館の『美術館の春まつり』でも、
絵画の他、工芸品の展示もありました。
とはいえ、春を描いた絵画(掛け軸、巻物)が
全体的には多いですね。やっぱり。
東京国立近代美術館では、撮影禁止の作品を除き、
フラッシュなしでの写真撮影は可なので、
『美術館の春まつり』の作品の写真を撮ってきたので、
以下から示します。
大体、展示順になっています(はず)。
これは小林古径『極楽井』

小石川伝通院には“極楽乃井”と呼ばれる泉があったそうですが、
この作品の作者の小林古径は小石川に近いところに住んでいたそうです。
描かれている花は、桜では無くて白木蓮。
土田麦僊『舞子林泉』

京都南禅寺の天授庵の庭を背景に描いているそうです。
鈴木主子『和春』

描かれているのは、梨の花らしいです。
その他、蒲公英もあるみたいですね。
山元春挙『塩原の奥』

巻物だったので、全部は撮れず、上はその一部。
桜が描かれているところです。
菊池芳文『小雨ふる吉野』

吉野と言えば桜ですからね。
満開の桜が雨に濡れている姿です。
藤井達吉『草花図屏風』

絵かと思ったら、工芸作品でした。
よく見たら花が貝殻っぽいもので作られています。
河合玉堂『行く春』

長瀞を描いたものだそうです。
写真だと判らないかもしれませんが、
桜が舞い散るシーンが描かれています。
“さくら ひらひら 舞い降りて落ちて揺れる♪”ですね(違う)
森口華弘『縮緬地友禅花丸文着物 薫影』

着物で作者の名前が付いたものを見るのは初めてかも。
東京国立博物館でも、縮緬の友禅を見るんですが、
それらは、江戸時代の作品とかなので、作者は無いんですよね。
小林古径『双鳩』

鳩って、春なの??
船田玉樹『花の夕』

絵具をポタポタと垂らして描いたように見えますが、
実は、ちゃんと絵筆を使って描かれています。
松林桂月『春宵花影図』

桜の後景にあるのは、朧月だそうです。
という事は、日中ではないんですね。
桜は胡粉を使って描かれているそうですが、
それ以外は墨で書かれているそうです。
跡見玉枝『桜花図巻』




これは、25面ある上に、たくさん桜が描かれているので、
上の写真は、気になったものです。
描かれている桜の種類は40種類だそうです。
以上は『美術館の春まつり』企画の作品ですが、
それ以外の作品もいくつか撮影したので、
以下から示します。
吉田ふじを『花咲く丘』

これは、『美術館の春まつり』の企画に含まれないんですが、
花が咲いていて、春っぽいと思うんですけどね?
実は、描かれている季節が違うとか??
清宮質文『葦』

なんかね、見た瞬間「カオナシだっ!」って思ったんですよね。
『千と千尋の神隠し』見た事無いんですけどねwww
清宮質文『告別』

犯人の犯沢さん??
菅野聖子『レヴィ・ストロースの世界Ⅰ』

レヴィ・ストロースは“フランスの社会人類学者、民族学者”らしいんですが、
その人が、なんでこう言う形に???
でもさ、これはどう見ても、ダイヤグラムwww
写真を撮ろうとしたら、バーコードリーダーが起動しました(笑)
こちらは、いつもの“眺めのよい部屋”

桜が咲くと、また一段ときれいに見えます。
今日はまだ桜前・・・
美術館の前には、フードトラック。
軽食やコーヒーの他、甘酒もありました。
意外に風が冷たかったので、温かい甘酒を購入です。

北海道の上川大雪酒造というところの甘酒だそうです。
北海道産米による麹と、大雪山系の天然水で作られていて、
ホンモノの甘酒なので、砂糖なし。
でも、ちゃんと甘かったです。
人工的な甘みじゃないんで、心地よい甘さでした。
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東京国立近代美術館
『美術館の春まつり』