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日々の日記など

20250405 大人の社会科見学 vol.57@オランダ大使公邸庭園一般公開

2025-04-06 | 大人の社会科見学
ある日、ネットの海を漂っていると、
オランダ大使公邸の庭園が一般公開されるという
ニュースを目にしました。

大使の公邸なんて、普通中々入ることは出来ないので、
早速行ってみることにしました。

実は、オランダ大使公邸の庭園一般公開には、
以前も行ったことがあります

その時は、時間帯は決まっているものの、
事前申し込みは不要で、自由入場制だったのですが、
今回は事前申し込み制になっていました。

申し込みは、時間で区切られていて、
時間ごとに人数枠がある様です。
という事で、早速申し込み。
あとは、当日を待つだけです。

そして、その一般公開当日。
前回は、雨天気味の天気だったのですが、快晴でした!

申込時間になり、事前申し込み済のQRコードと、
身分証明書を提示して、大使公邸の門の中へ。

こちらは、大使公邸本館

元々は大使館本館及び大使公邸として使われていたそうですが、
1991年に新しい大使館本館が開館し、以来、こちらの建物は
大使公邸として使用されているそうです。

入口を入ってすぐの所に、家康の朱印状と記念プレート


こちらは、記念プレート

書いてある事が判ります。

こちらは朱印状のUP


その朱印状すぐ横の部屋

普通、この手の邸宅の入り口近くは、
控えの間かなと思います。

こちらは、シンプルにピアノルームと呼ばれる部屋

ピアノが鎮座しています。

ピアノルームの隣のラウンジ


ラウンジ向かいのダイニングルーム


ラウンジとダイニングに面しているのがこの庭園


以前は、この庭園の辺りをウロウロできるだけでしたが、
今回は、庭園の裏側もぐるりと回れるコースになっていました。

こちらは、その庭園の木の裏手にあったリンドウ?


コースを通って、庭園側に戻っての光景

庭園からの公邸です。

オランダと言えばチューリップですが、
咲いているものと、まだつぼみのものが。
ハイシーズンは、もう少し先かもですね。
ですが、咲いているチューリップもあり、
また、それ以外の花々も咲いていました🌷




前回と異なり、庭園見学は、逆行不可の一方通行なので、
そのまま進むと、庭園からでて終了でした。

大使館事務棟に続く道は、公開されていたので、
事務棟側に進んでみると・・・・

ミッフィー!🐰

オランダでは“ナインチェ”なんですよね。
オランダでも、人気が無い訳では無いのですが、
本国以上に人気があるのが日本らしいです。

これにて、オランダ大使公邸庭園一般公開終了です。

折角なので、お土産を買ってきました。

ストロープワッフルです。
意外にずっしりと重いです。
大使館のイベントなので、
お土産は期待していなかったんですけどね。
大船渡の森林火災の義援金に充てるという事でしたので、
購入しました。

ネット通販超大手の森林で買うよりも、安かったです。
もっと買えばよかったかなw

20240706 大人の社会科見学 vol.56@空挺館一般開放

2024-07-07 | 大人の社会科見学
なんか、一気に夏になってしまいましたね。
まだ梅雨は明けてないんですけどね。

そんな真夏の昨日、陸上自衛隊習志野駐屯地にある
空挺館という展示施設の一般開放が行われたので
行ってきました。

この空挺館の一般開放は、
数カ月ごとに行われているもので、
今年は7月で3回目。
次は10月16日に予定されています。
(詳しくは、第1空挺団のHP参照)

ちなみに、開放日は、一日中解放されているわけではなく、
午前8時半から12時までの午前中のみ。
受付は11時半で終了となっています。

自衛隊駐屯地の警備は、どこも厳しいですが、
ここ習志野駐屯地は、一段と厳しい印象です。
駐屯しているのが第1空挺団という事もあるんでしょうかね?
警衛当番が銃を持って立っています。
弾丸があるかどうかは不明ですが。

そんな営門を緊張のまま通過します(笑)


営門に立っている人が、「受付はあちらです」と
教えてくれるので、それに従いましょう。

受付の際には、住所・氏名・連絡先の記入が
求められます。

これは、他では経験したことがありませんね。
まぁ、他の自衛隊施設を見学したときは、
駐屯地や基地自体が一般公開というときでしたが、
この日は、空挺館は一般開放しますが、
駐屯地自体が公開されているわけでは無いですからね。

受付をすると渡される入門証

航空自衛隊入間基地の修武台記念館
見学に行ったことがあるんですが、
その時も、こんな感じのものが渡されました。

空挺館の手前に、記念碑がありました。

こちらは、軍馬慰霊の碑

元々騎兵連隊の場所ですからね。
空挺館も、騎兵連隊の訓練を天皇や皇族が
見るための施設という歴史があります。

そして、軍馬慰霊の碑の前に立っているのが、
軍人勅諭下賜50周年砲弾型記念碑

なんで砲弾型?

そして、こちらは、軍馬慰霊の碑と
軍人勅諭下賜50周年砲弾型記念碑の説明板


やっと空挺館に到着。


正面です。
松江城内に、興雲閣という建物があるんですが、
それに似た雰囲気を感じました。

空挺館に入ると、正面にはこんな階段

イイ感じですね。

階段を上った正面にある扁額

空挺の標語“精鋭無比”書いてあります。

空挺館の1階には、第1空挺団の展示がされています。
各パラシュートも展示されていたのですが、
展示ケースのガラスの映り込みが激しく、
泣く泣くこちらには出しません。
過去からの進化みたいな感じで、昔から今までの
パラシュートが展示されていました。

数少ない撮影に成功したのが、こちら、
第1空挺団に属する各部隊のワッペンです。

あまり意識していませんでしたが、
部隊規模が団なので、そりゃ、
これほどの部隊が所属していますよね。

こちらはレンジャー課程学生の必携品

缶詰とか、MREとかもあるんですが、
レンジャーって、
蛇を食べるんじゃないんでしたっけ?
まぁ、毎日蛇を食べるわけじゃないか。

元々天皇や皇族を招くための建物という事で、
ところどころ豪華です。

ドアの上の装飾がこれですからね。

2階にあがると、そこは、旧陸軍関係の展示。
旧陸軍の空挺と言えばパレンバンですが、
それ関連の展示ももちろんあります。

そして、習志野は騎兵の地でもあるわけですが、
バロン西こと、西竹一関連の展示もありました。
西に関しては、硫黄島戦の最中、
『バロン西、我々はあなたを失いたくない。出てきなさい』
と米軍が投降を呼びかけたという逸話が有名ですが、
これを聞いたという人はおらず、実はこれは、
創作であるという可能性が指摘されています。

正面玄関の上に、馬見所がありました。

元々、天皇や皇族が馬術を視察するための
施設ですからね。

天井はこんな感じ

ここだけ紫色になっていました。

これは、貴賓用椅子

ここの最寄り駅が、今のJR津田沼駅なのですが、
昔は、天皇・皇族方が数多く津田沼駅を利用したので、
その津田沼駅にあった貴賓室の皇族用の椅子だそうです。

いまも、一部のJRの駅や私鉄の駅には、
まだ貴賓室があるんですよね。
有るのは、皇族が行かれるようなところの
最寄り駅の様です。

旧陸軍演習場と、いまの自衛隊駐屯地・演習場の比較

赤枠が旧陸軍演習場で、
緑に塗りつぶされているエリアが
いまの自衛隊駐屯地・演習場。
昔はめっちゃ広かったんですね。

空挺館の外にも少し展示があります。
空挺館の向かって左側です。

これは、備える防人像


そしてその隣に、九四式37mm速射砲



これで、空挺館一般開放から退出です。
いやぁ、いいもの見られました。

ちなみに、習志野駐屯地には航空自衛隊も同居していて
そちらは習志野分屯基地と言っています。

パトリオットを運用している第1高射隊が
所在しています。

20240518 大人の社会科見学 vol.55@東京みなと祭

2024-05-18 | 大人の社会科見学
大人の社会科見学に向かうのは、
何年ぶりでしょうかね。
前回は、コロナ禍直前の
2020年1月だったようです。

夏先取りの気温の今日は、
東京お台場の
東京国際クルーズターミナルで、
今日明日で行われる『東京みなと祭』に
行ってきました。

目的は、護衛艦と海保の測量船の一般公開。

昔、同じ『東京みなと祭』に
行ったことがあります。
この時は、晴海ふ頭だったんですが、
晴海ふ頭にあった晴海客船ターミナルが
閉鎖になり、お台場に
東京国際クルーズターミナルが出来たので、
場所が変わった様です。
晴海ふ頭公園はまだあるんですけどね。

さて、ここからは目的の護衛艦と
海保測量船の写真を撮ったので、そちらを。

護衛艦は、護衛艦隊第15護衛隊所属の
「おおよど」でした。



マストに信号旗が掲げられていたんですが、

なんでかいてあるんです??

例によって、主砲の付近には人だかり。
私は、なんどか見たことがあるのでスルー。

「おおよど」の艦首方向、
対面に停泊している
海上保安庁の測量船「拓洋」の姿。

実は、「拓洋」の方が「おおよど」よりも、
排水量が大きいそうです。

舷側を通って、艦尾方向へ。

こちらにも武装があります。

CIWSを使う事態になったらオシマイ
という話を聞いたことがあるんですが、
実際はどうなんでしょうね?
まぁ、すぐそこまで敵弾が来ているのは
間違いないですが。
CIWSの奥、艦首方向に
ハープーンも見えます。

艦を下りて、後方の光景


これは、東京国際クルーズターミナルの
デッキから見た「おおよど」


次は、測量船「拓洋」


「おおよど」は、艦内には民間人を入れず、
甲板を歩かせるのみだったので、
特に待ち行列は発生していませんでしたが、
「拓洋」では待ち行列。
ちょっと待ってから乗船です。

乗船してみると、「拓洋」では、
中に民間人を入れていて、
船内が混雑するんで、
待ち行列ができたようです。

そういやぁ、護衛艦には舷側に
露天の通路がありましたが、
こちらの測量船には、
そのようなものは無いようです。
なので、仕方ないのかも。

これは「拓洋」に掲げられていた信号旗

だから、なんて書いてあるんです??

船内を通って、船尾を経由して、
船橋の方に上っていきます。

これは、その途中の甲板にあった3Dの
日本近海海底地形図。

赤青のメガネを借りて見てみると、
ちゃんと3Dでした。

船橋の見張り場所にあった双眼鏡です。

良く見えます。
NIKON製です。

で、船橋内が混んでいるんですよ。
ここが、乗船待ち行列の発生元です。

操舵の卓の目の前にあったのが、
風向・風速計。

それを見ながら操船するんですね。

そしてその並びにあったのがレーダー。


確か、レーダーとは逆にあったのが、
電子海図。

でもね、電子海図はあるんですが、
船橋の後方には、
普通の紙の海図もちゃんとありました。
電子機器が使えなくなって、
海図も使えないのでは困りますからね。

そして、これらは、船橋の後方の壁に
設置されている各種の制御盤。

浸水警報盤

直ぐ横には火災報知器

船灯表示盤・灯火管制盤

これは、細かいですね。
一つ一つある様です。

これは、無線機の付近にあった、
テレビ・ラジオの周波数一覧表。

九州・沖縄方面の放送局なんですが、
通常はそちらに配備?

こちらは、「拓洋」ブリッジからの
「おおよど」


船橋は狭いので、ホウホウのていで脱出。
船内を徘徊ですw

こちらは調理室

学校の給食調理室みたいですね。

こちらは第1公室

第1という事は、第2もあるの?
調理室の隣にあって、横を見ると、
繋がっている様でした。

その公室の向かい側の辺りにあるのが、
第11主任室。

標準的な部屋だそうです。

「拓洋」は、乗組員・観測員含め、
61名だそうなのですが、
61人分の個室があるのでしょうか?
そんなに大きい船には見えないけどな。
「拓洋」の次の世代の測量船「昭洋」には、
全員分の個室があるそうですが、
「昭洋」は37人乗りなのだそうです。
排水量は「拓洋」の方が
小さいんですけどね。

主任室の並びには、第1浴室と第2浴室。

浴室が並んでいます。
ドアの上にランプがあるんですが、
多分これは、入浴の可・不可を示すのでは
無いでしょうかね。

「拓洋」の見学も終盤。

観測準備室?には、観測機器がありました。

こちらはROV

小型です。

そしてこちらは、
無人探査機(AUV)「ごんどう」

ゴンドウイルカから名付けたそうですが、
ゴンドウイルカそのものが、
このくらいの大きさだそうです。
ちょっと太めの魚雷ですかね。

外に出ると、煙突の横にASV?


これで「拓洋」は終了。
やっぱり船橋見学の混雑は大変なようで、
途中、乗船制限をかけていました。
待ち行列には並んだものの、
制限されなくて良かったです。

ちなみに、
この「拓洋」1983年8月31日竣工で、
船齢は40年を経過しています。
中をみて見ると、老朽化していましたね。
という事で、代船の建造が
計画されている様です。

こちらは、東京国際クルーズターミナルの
デッキから見た「拓洋」


さて、今回の一般公開で、
海上保安庁と海上自衛隊の違いが
良くわかるものがひとつありました。
浮き輪です。
こちらは「おおよど」

こちらは「拓洋」

だから何だという事では無いですが、
細かいところまで徹底してキレイ
にしてあるのが海上自衛隊で、
そこまで気にしている様では無いのが
海上保安庁の方と言っていいでしょうか。

あ、おまけです。

自衛隊の展示がある時には、
展示地域を管轄する自衛隊地方協力本部も
出てきているのですが、その時は、
陸海空そろうんですよね。

という事で、東京地本のマスコット、
トウチ君が来ていました。

東京都の鳥「ゆりかもめ」が
モチーフだそうです。
さくらちゃんというもう一人のマスコットもいるらしいのですが、そちらは見かけませんでした。

東京国際クルーズターミナルの中も
少し見学。
東京税関とか、植物検疫所、動物検疫所、
警視庁東京湾岸署、東京消防庁深川消防署、
そのほか、クルーズ会社とか、
いろんな展示がありました。

面白かったです。

ビックリしたのが、こんなものがあった事。


レガシーですかね??

いやぁ、天気が良くて良かったですが、
暑かったです。

20200105 大人の社会科見学 vol.54@特別公開『高御座と御帳台』

2020-01-05 | 大人の社会科見学
令和二年、初博物館。

東京国立博物館で2019年12月22日から行われている
高御座と御帳台の特別公開に行って来ました。

とーぜん激込みと言う事らしいので、
開場間もない、10:00a.m.頃の到着。
この特別公開だけ見る場合は、特別パスをもらって、
無料で入場できる様です。
ただし、その場合は、総合文化展(常設展)は、
見ることが出来ません。

別途、『博物館に初もうで』を見ようと思っていたので、
有料のゲートから入場します。

この特別公開を見るときは、手荷物検査があります。
と言っても、カバンを開けると言うタイプの検査ではなくて、
探知機のゲートを通るだけなんですけどね。
空港とは、ちょっと違うタイプのゲートでしたね。
ちなみに、引っかかっている人はいませんでした。

こちらが、高御座と御帳台

手前が高御座で、奥が御帳台

逆側のアングル

手前が御帳台で、奥が高御座です。

実は、この二つ、京都御所を見に行ったとき、
物凄く遠くから見た事があるんですが、
こんなに近くから見るのは、もちろん初めて!

大正天皇が即位する際に作られてモノです。
立派ですね。
通常は、上記に記したように、京都御所で保管されていますが、
今回の、お代替わりに際して、京都から東京に運ばれてきました。

こちらが、高御座


こちらは御帳台


今回の平成から令和へのお代替わりの際の即位の礼では、
両陛下は、ぞれぞれ高御座と御帳台の後ろから入られた訳ですが、
後ろはこんな感じになっています。

後ろから入る前提の作りなんですね。

これは、今回の即位の礼の際の配置図。


平成館の企画展示室では、『天皇と宮中儀礼』と言う
企画展示が行われていたので、
そちらにも行って見ました。

《高御座図》がありました

後ろの階段も描かれているので、
横から書いたイメージですね。

こちらは、江戸時代の即位礼の模様を描いたもの。

この頃って、御帳台は無くて、高御座だけなんですよね。
高御座は、右奥に位置しています。

そして、こちらは、大正天皇の即位礼の模様。

この時に、御帳台が設けられました。

高御座


御帳台


中に、それぞれ天皇と皇后が入っている設定の様です。

いやぁ、良いもの見させてもらいました。

20191130 大人の社会科見学 vol.53@皇居乾通り一般公開&大嘗宮一般公開

2019-12-07 | 大人の社会科見学
雨ばっかり一週間の後、
やっと秋晴れになった先週末の11月末日。

11月21日から一般公開されている大嘗宮と、
ちょうど今日から一般公開が始まった、
皇居乾通りに行って来ました。

11月も、しばらくは暖かかったんですが、
ここ最近は、めっきりと寒くなり、
むしろ例年よりも寒いという・・・。
と言う事なので、ヒートテックを着込んで、
出発です。

乾通りの一般公開は、5年前の春の時にも来た事があって、
この時は、セキュリティを受けて、坂下門から入るまで、
2時間くらいかかったのですが、今回は、なんと!セキュリティ待ちは、無し。
リアルに無しです。
めっちゃスムーズでした。

と言う事で、あっという間に坂下門


こちらは、坂下門の前に出ていた注意書き。

5年前は、無かった気がします。
警視庁も、宮内庁も、一般公開になれてきているんですかね。

坂下門を通通ると、すぐ左手側に、宮殿がチラリ


さてここで、宮内庁の前で一思案です。

この地図に寄れば、
そのまま大嘗宮に向かうと、乾通りには戻ってくることが出来ません。
乾通りからは、西桔橋経由で、大嘗宮に向かう事が出来ます。

と言う事で、乾通りから。

これは、紅葉していると言って良いのでしょうか?

紅く紅葉している木、緑の木。
いろいろありますね。

一部の木に寄ってみました。

なんか、木が疲れている様な気がします。
あまり紅葉がキレイな感じじゃない気が?
気のせいかな?

かと言えば、こんな不思議なものが。

冬桜だそうです。
俗称ではなくて、本当に桜の一種見たい。
冬に咲く桜の品種だそうです。

こちらは、四季桜。

これは、4月ごろと10月ごろの二回咲く桜だそうです。

冬桜と言い、四季桜と言い、なんか不思議ですね。

乾通りは、ここまで。
ここからは、西桔橋を通って、大嘗宮のある東御苑方向へ。

ちなみにこれは、西桔橋の北側の乾濠


そしてその反対側の蓮池濠

蓮池濠と言う通り、蓮があるとみられますが、
冬なので、今はその残骸だけです。

西桔橋の先の登坂を登りきると、ちょうど天守台跡あたりで、
大嘗宮の裏手に出ます。
そこから、松の廊下跡の前などを通って行くと、
遠くに大嘗宮の正面付近に。


本丸跡をぐるっと回り、人で大混雑の中を、
ゆっくりゆっくり歩いていくと、やっと大嘗宮の正面へ、

手元の資料だと、ちょうど向かいの鳥居の手前が南神門。
その左右が(あまり見えませんが)衛門幄(内側)と
(あまり見えませんが)庭燎舎(外側)。

鳥居の奥の大きな屋根は、殿外小忌幄舎と思われます。
殿外小忌幄舎の左右に見えるのは、風俗歌国栖古風幄(たぶん)

前に進みます。

やっと大嘗宮の前に来ました。
パノラマで撮っています。

じつは、もっと前に近づく事も出来たのですが、
大混雑で、警備している警察が
「立ち止まって写真を撮らないでください!!」
「進んでください!!」
と絶叫しているくらいだったので、回避しました。
後ろを振り返ると、だいぶ前の方で、
入場規制模しているほどだったし。

でも、ちょっと下がれは、それほど危険な状況じゃ
無かったんですけどね。

膳屋の前と言うか、横と言うかを通って、先に進みます。

これは、膳屋と斎庫の間の辺り。

衛門幄、庭燎舎の様です。

さらに先に進みます。

斎庫を通り過ぎたあたりです。

左に見切れているのは、廻立殿(たぶん)
そして、鳥居の奥に見えるのは、主基殿(?)

廻立殿(木の陰)と主基殿?(真ん中)


驚いたのは、屋根はあるけど、壁が無いという大嘗宮の構造。
大嘗祭当日は、雨では無かったと思いますが、
雨が降って風が強くて、しかも寒かったりすると、
中々大変な儀式だなぁと思います。

そして、これらを造営したのは、

だそうです。

大嘗宮の裏は、ちょうど、桃華楽堂の辺り。

香淳皇后の還暦記念で建てられた200名収容の音楽ホールだそうです。
一度、中に入ってみたいですね。

あとは、平川門から退出


大嘗宮の前が大混雑でしたが、その他は、それ程混む事もありませんでした。

20191103 大人の社会科見学 vol.52@理化学研究所科学講演会

2019-11-03 | 大人の社会科見学
文化の日の今日は、
丸ビルホールで行われた、
理化学研究所科学講演会に行って来ました。

実は、昨年も行ったのですが、
中々面白かったので、今回も行ったと言う次第。

今回の科学講演会は、生命系のお話がテーマの様でした。

  • トップバッターは、
    バイオリソース研究センター 微生物材料開発室 室長の
    大熊 盛也 博士で、講演タイトルは
    『生物研究に欠かせない材料、バイオリソース』

    バイオリソースと言うのは、生物遺伝資源と言って、
    生物・生命科学の研究を行う際の基礎材料。
    つまりは、試料となる動植物と言う事ですね。

    バイオリソースには、“実験動物”“実験植物”
    “細胞材料”“遺伝子材料”“微生物材料”の
    5分野があるそうなのですが、理研はその5つのすべての分野で、
    世界でもトップレベルの機関なんだそうです。

    本庶佑博士、大隅良典博士、山中伸弥博士、大村智博士など
    日本人ノーベル賞受賞者が、研究につかった成果も、
    収蔵されているそうです。

    あと、そう言うアカデミアの分野だけではなく、
    産業分野にもここのリソースは提供されていて、
    Kirinのプラズマ乳酸菌は、ここのJCM5805株が
    提供されて、開発されたものだそうです。

    と、ここまで生物研究に関しての理研の貢献を聞いて思い出したのが、
    理研関係者は思い出したくもないであろうO元博士の研究不正問題。
    こんなに立派に、細胞などの供給体制があるのであれば、
    あの実験試料もコンタミが起きることも無かっただろうと思うのだけどね?

  • 二人目の講演者は、
    開拓研究本部 坂井星・惑星形成研究室 主任研究員の
    坂井 南美 博士で、講演のタイトルは
    『次世代天文学 ~化学との融合~』

    化学で宇宙に迫ると言うお話。
    星間物質の研究だそうです。

    星間物質の探索には、電波望遠鏡が非常に重要で、
    これまでの電波望遠鏡の何倍もの解像度と感度を持つ
    ALMA望遠鏡が出来て、かなり研究が進んだそう。
    遠くにある星の回転の向きがわかったと言う事もあるようです。

    最近、地球型?惑星の発見が相次ぎ、地球外生命体もいるのでは?
    と言うニュースもありますが、坂井博士の意見では、
    「そう簡単に、生命体は見つからんよ」と言う事らしい。
    いまの人類が居るのも、数多ある進化環境の一つの産物で、
    それ以外の進化経路をたどる事も当然ありうるので、
    そう簡単に生物は生まれないと言うのが、坂井博士の立場でした。

  • 最後の三人目の講演者は、
    開拓研究本部 平野染色体ダイナミクス研究室 主任研究員の
    平野 達也 博士で、講演タイトルは
    『染色体のつくりかた:ゲノムDNAはどのように折りたたまれているのか?』

    最初の大熊博士の話は、組織運営の話がメイン、
    二人目の坂井博士は、ちょっと難しく、
    この三人目の平野博士のお話が、
    素人向けに優しく科学を語ったという感じが一番しました。
    講演慣れもしているっぽかったし。

    今回、はっきりと理解したこととして、
    ゲノム=一つの静物が持っている遺伝情報のセット
    DNA=遺伝情報を伝えるための糸状の分子
    染色体=遺伝情報を伝えるための装置。DNAとタンパク質から形成
    と言う事。
    ゲノムとか、DNAとか、遺伝子とか、良く聞きますが、
    正しく理解していたとは言い難かったので、今回知識が整理できました。

    実は平野博士は、遺伝子が、たった3種類のたんぱく質から
    作る事を実験的に確かめたと言う凄い人。
    講演態度にも余裕があって、本当に講演慣れした感じでしたね。

と言う事で、科学的な知識を高めた、
今日、文化の日でした。

20190830 大人の社会科見学 vol.51@近未来宇宙予測カイギ

2019-09-01 | 大人の社会科見学
8月最後の金曜日8月30日の夜。

有楽町のヒューリックホール東京で行われる
『近未来宇宙予測カイギ』に行って来ました。
平日の夜の事だったので、中々まとめる時間がありませんでしたが、
やっとまとまったので、UPします。

ヒューリックホール東京って、
先日の「JAXA Begins New Era」のあった朝日ホールの向かい側。
昔のTOHOシネマズ日劇で、座席とかはそのままに、
ホールとして使われているところです。

開演は19:00ですが、開場は18:00。
開場間もない時刻に到着。
早く来たおかげで、見やすい席をゲットできました。

JAXAのイベントの場合、エントランスホールとかに、
これまでのJAXAの活動を示す展示や、
現在運用している衛星の模型の展示がある事が多いのですが、
今回は、開場から開演まで1時間あるにもかかわらず、
そう言った展示は無し。
うーん、ちょっと残念。

その代わりと言っては何ですが、
このイベントは大塚製薬の協賛があったようで、
リポビタンDのサンプリングがありました。

さて、今回のイベントのスケジュールは以下の感じです。







19:00-19:05前座
星出彰彦 宇宙飛行士
19:05-19:15オープニング&挨拶
JAXA理事長 山川 宏 氏
文部科学副大臣 永岡 桂子 氏
来賓紹介、祝電披露
19:15-19:35基調講演
SNS media&consulting株式会社ファウンダー 堀江 貴文氏
19:35-20:10パネルディスカッション(1)「きぼう・こうのとりへの挑戦と未来」
【パネリスト】
三菱重工業株式会社バリューチェーン本部バリューチェーン技術部技術グループ長 竹内 芳樹 氏
筑波大学医学医療系教授/筑波大学医学医療系トランスボーダー医学研究センター長 髙橋 智 氏
JAXA有人宇宙技術部門有人宇宙技術センター長/国際宇宙ステーションプログラムマネージャ 筒井 史哉 氏
【モデレーター】
ココリコ 田中 直樹 氏
ナショナル ジオグラフィック日本版 編集長 大塚 茂夫 氏
20:10-20:50パネルディスカッション(2)「近未来宇宙予測カイギ」
【パネリスト】
SNS media&consulting株式会社ファウンダー 堀江 貴文 氏
株式会社バスキュール 代表取締役/クリエイティブディレクター 朴 正義 氏
JAXA理事/JAXA宇宙飛行士 若田 光一 氏
【モデレーター】
ココリコ 田中 直樹 氏
ラジオDJ/MC サッシャ 氏
20:50-20:55エンディング

いやぁ、ホリエモンの存在感、溜まんないですね。

いつもの様に(?)、Tシャツとジャージで登場していましたが、
発する言葉は中々鋭いです。

興味深かったのは、
「いまの宇宙開発は、ちょうど20年30年前の、
インターネット黎明期に近い」という発言。
いまの時代から、その20年30年間を顧みて、
「あの頃はそんな事言っていたよねぇ」と言う
事を思わせるそうです。

なるほどな。

それともう一つ。
「宇宙ビジネスは、インターネットビジネスに構造は似ている」という発言。
インターネットビジネスは、通信レイヤーからアプリケーションレイヤーまで、
いろいろとレイヤーに分かれてサービスが展開されている訳ですが、
宇宙ビジネスも、一番下の物理層としてのロケットビジネスや、
一番上の、宇宙で行われるであろうサービスそのもののアプリケーション層まで、
いろいろとレイヤーに分かれているのだそう。
そのうえで、ホリエモンの会社は、宇宙ビジネスでのボトルネックの、
一番下のレイヤーである輸送手段をビジネスとしてやっているんだそうです。

これも、なるほどな。

パネルディスカッション(2)には、若田宇宙飛行士も出席していたのですが、
ホリエモンの勢いに、推されていました(笑)
まぁ、なんとか挽回しようとはしていましたが、どこまで押し返せたかな?

その他では、サラリーマンと言う同じ立場で言えば、
パネルディスカッション(1)で登場していた三菱重工の人が、
筑波大学の研究者に「実験装置は使いやすかった」と言われて、
嬉しそうにしていたのが、なんとも微笑ましかったです。
嬉しいですよね。

話は、ホリエモンの件に戻りますが、
彼の言う通り、宇宙ビジネスは、宇宙を利用する環境が整えられれば、
いまの人が考える以上に、いろんな物凄い事を考える人が出てくるんでしょうね。
それを、想像力の乏しい今の段階で、色々と悩んでも詮無い事かと。

いやぁ、面白いイベントでした。

20190716 大人の社会科見学 vol.50@JAXAシンポジウム2019 「JAXA Begins New Era」

2019-07-21 | 大人の社会科見学
3連休明けの7月16日月曜日。

有楽町の朝日ホールで行われた
JAXAシンポジウム2019 「JAXA Begins New Era」に
行って来ました。


平日なので、なかなかまとめられませんでしたが、
やっとまとまりましたので、UPします。

開演18時なのですが、開場17時と言う事なので、
開場間もない時刻に到着。
JAXAのイベントは、いつもロビーとかに、
展示物があるんで、それ目当てです。

そして今回も、展示物がありました。

パッと目についたのが、この人工衛星の模型
小型月着陸実証機SLIMです。

SLIMは、将来の月惑星探査に必要なピンポイント着陸技術の
実証実験機の様です。
模型は、横向きに寝ていますが、着陸した時は、
この位置で着陸するみたいですね。


そしてその近くには、国際宇宙探査のJAXAロードマップ


「国際宇宙探査」


「GATEWAY(月近傍有人拠点)計画」


「月極域探査ミッション」


「火星衛星探査計画(MMX)」


「月・惑星探査の本格調査に向けて」


「国際宇宙探査JAXAロードマップ」

いま、運用されている国際宇宙ステーションで培った技術を
発展させて、月として火星の探査を目指すようです。

こちらは、来年打ち上げが予定されている新ロケットH3



そして、先ごろ二回目の着陸に成功した、はやぶさ2


今回のプログラムは、以下の感じです。













18:00開演
第一部 JAXA事業報告
18:00~18:05オープニングビデオ
18:05~18:20「JAXA 2018-2019/活動の概要」
JAXA理事長 山川 宏 氏
18:20~18:30JAXA活動紹介ビデオ 「JAXA Activity Report」
18:30~18:40「H3ロケットの開発」
宇宙輸送技術部門 H3プロジェクトチーム
プロジェクトマネージャ 岡田 匡史 氏
18:40~18:50「『はやぶさ2』現状報告」
宇宙科学研究所 はやぶさ2プロジェクトチーム
ミッションマネージャ 吉川 真 氏
18:50~19:00「月・火星探査計画」
国際宇宙探査センター センター長 佐々木 宏 氏
19:00~19:15休憩
第二部 パネルディスカッション
19:15~20:45「宇宙開発とサブカルチャー “宇宙と創造力のランデヴー”」
[モデレータ]ニッポン放送アナウンサー 吉田 尚記 氏
[パネリスト]“科学のお姉さん” 五十嵐 美樹 氏
作家 冲方 丁 氏
ビジョンクリエーター 河森 正治 氏
JAXA理事 宇宙科学研究所長 國中 均 氏
宇宙飛行士 金井 宣茂 氏
20:45~20:50閉会の挨拶
JAXA理事 若田 光一 氏

こういっちゃぁ、何ですが、JAXAって広報が上手いですよね。
今回も、オープニングのビデオが、なんともカッコいい!
って言うか、まぁ、なんか、宇宙開発って言うと、
何となくカッコいい感じがするし、ビデオ映えもするんで、
ビデオを作りやすいんでしょうけど、それでも、ビデオを見るだけで、
なんとも気分が盛り上がります。

最初に理事長挨拶。
これまで、何回かJAXAのイベントに出ていますが、
理事長の挨拶があったのは初めてかな。
もっとも、これまで参加したことのあるJAXAのイベントは、
宇宙飛行士のミッション報告会でしたが、
今回は、シンポジウムのタイトルからわかる様に、
JAXAの今後の活動方針的な内容になるので、
ちょっと毛色が違うかもしれませんが。

でも理事長、盛り上がっちゃったんでしょうか?
持ち時間は15分だったはずなんですが、20分くらい話していました。
って言うか、パワポのスライドが20枚くらいあった時点で、
20分で終わらないと言うのは、明示的だと思うんだけどね。

その後の、事業紹介ビデオ「JAXA Activity Report」は、
時間通りに終わって(終わらなかったら怖い(笑))、
個別の活動報告は、ほぼ時間通り。

活動報告の最初は「H3ロケット」。
「新開発のLE-9エンジンは、オール電化制御だ」とか、
「3Dプリンタも活用している」とか、
「使っている部品の90パーセントが自動車用電子部品」とかの
話をしていました。

今回の真打は、次の報告の「はやぶさ2」。
直前の7/11に二回目のタッチダウンが
成功したこともあって、報告者の吉川真准教授には、
「おめでとー」の声がかかっていましたね。
報告中「初代はやぶさの様なトラブルが無いですが」とか、
言っていましたが、トラブルが無いのは、良い研究の証拠です。
トラブルがあるのは、検討漏れがあったと言う事ですからね。
宇宙探査は、地球に帰るまでが探査です。
来年(2020年)末に地球に帰還予定ですが、
無事帰ってきて欲しいです。

「はやぶさ2」の次の報告は、「月・火星探査計画」の報告。
ここまでの二つの事業は、実際の映像とかもあったのですが、
この報告は、これから行う事で、まだ実現していないことなので、
映像がありません。
報告者の国際宇宙探査センターの佐々木センター長は、
「説明で、頑張ります」とか言っていました(笑)
言っている事は、中々壮大。
いよいよ日本も月探査、火星探査に挑むのかと感慨深くなりました。
特に月は、友人での探査を目指していて、しかも、
月面ローバーをトヨタと共同開発すると言う!
良いですね。
成功するようにしてほしいです。

理事長報告で時間が押してしまったので、
15分の予定だった休憩は、7~8分ほどになってしまいました。
ともあれ、第二部は時間通りに開始です。

パネルディスカッションのモデレータは、
ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーなんですが、
なんとも、“若い”格好で登場。
ここまで登場していたJAXAのみなさんは、
JAXAの公式イベントと言う事もあってスーツだったんですが、
吉田アナは、普段着?で登場。

「理系の組織のイベントに、私立文系の自分が・・・」とか
自虐コメントを飛ばしていた吉田アナ。
そもそも吉田アナが、このパネルディスカッションの
モデレータに起用されたのは、“サブカル”側に詳しいから
と言う事の様です。
トークテーマが「宇宙開発とサブカルチャー」ですからね。
それと、ラジオのアナウンサーなので当たり前なのかもしれませんが、
中々いい声をされていました。

ところで、このパネルディスカッション。
席順をくじ引きで決めると言う企画をしていたんですが、
くじがきちんと混ぜられていなかったためか、
登場順に、ほぼ舞台下手側から詰めていくと言う、
企画倒れをおこしていました(苦笑)

さて、パネルディスカッションの中身ですが、
パネルディスカッションと言うと、「では、このテーマについて」とか
テーマごとに、色々と意見を言い合っていく感じが多いですが、
今回のパネルディスカッションは、ほとんどフリートーク(笑)
まぁ、それはそれで面白いです。
なかでも、冲方丁さんと、河森正治さんのお二人は、
JAXAの最新の研究発表や、金井宇宙飛行の話に、
次の作品のヒントが無いかと、興味津々の様子なのが、
面白かったですね。

あと、面白いと思ったのが、國中教授の話。
今回「はやぶさ2」が行った“リュウグウ”ですが、
「色が真っ黒だった。これは、完全に想像・妄想の範疇だけど、
色が黒いと言う事は炭素があると言う事で、“リュウグウ”は、
石炭かもしれない。地球の19世紀は石炭の時代だったけど、
宇宙(の研究)では、いまが“19世紀”なのかもしれない。
そして、地球の15世紀は、地球を探査する大航海時代だった。
宇宙を探査しているいまは、“宇宙の15世紀”なのかもしれない。」
とか、中々ロマンティックな事を言っていましたね。
宇宙研究所の所長が、そんなロマンチストだとは(笑)
でも、そのくらいのイマジネーションが無いと、
研究できないのかもね。
もっとも、“宇宙大航海時代”と言うキーワードは、
「初代はやぶさ」の川口教授も言っていたので、
宇宙研で、言い続けられている言葉なのかも。

パネルディスカッションの最期は、フォトセッション。


そして、パネルディスカッションの締めは、金井宇宙飛行士。

急に振ったみたいですが、流石に宇宙飛行士は
メディアトレーニングを受けているので、
そつなく挨拶をこなしていました。

いやぁ、盛り上がったパネルディスカッションでした。
面白かったです。

最期の締めの挨拶は、宇宙飛行士で、JAXA理事の若田光一さん。
金井宇宙飛行士は、フライトスーツ姿でしたが、
若田宇宙飛行士は、宇宙飛行士と言うより、JAXA理事と言う立場で
来ていたので、スーツ姿でした。

今年は、「きぼう」完成・「こうのとり」打ち上げ10周年、
そして、NASAの月面着陸50周年と言う記念すべき年と言う事を
言っていました。

イベントの3時間近くは、あっという間でしたね。
面白かったです。

20190518 大人の社会科見学 vol.49@東京みなと祭

2019-05-18 | 大人の社会科見学
東京の晴海ふ頭で、本日明日と、
“東京みなと祭”が行われます。

そのうち今日は、珍しい船一般公開と言う事で、
海上保安庁・測量船「明洋」
東京都港湾局・しゅんせつ船「海竜」
海上自衛隊・護衛艦「てるづき」
東京海洋大学・練習船「海鷹丸」が展示。

護衛艦「てるづき」以外は、今日だけの一般公開でした。

って言うか、意外に護衛艦って、
一般公開があるので、同じ船では無いにせよ、
見た事がありますが、それ以外の、
測量船とか、しゅんせつ船とか、練習船は、
そう言う一般公開のチャンスがあまりありません。
そういう意味では、結構レアだったかも。

写真を撮ってきましたので、以下からどうぞ。

東京みなと祭2019


そしてこちらは、
護衛艦「てるづき」の砲塔の機動展示の動画。
アングルが悪くて、肝心のところがあまり
映ってなかったりして(苦笑)

20190309 大人の社会科見学 vol.48@海上自衛隊護衛艦「むらさめ」、英国海軍フリゲート艦「モントローズ」一般公開

2019-03-09 | 大人の社会科見学
海上自衛隊護衛艦「むらさめ」と
英国海軍フリゲート艦「モントローズ」の
一般公開があったので、行って来ました。
途中で、Twitterでも呟いていましたが、
取りまとめて書いてみます。

いやぁ、それにしても今週は、
結構雨降りの天気が多かったのですが、
週末になって晴れて良かったです。
今日が雨だったら、この一般公開に来ていたかどうか?

一般公開は、1000時~1500時に、晴海ふ頭であるのですが、
晴海ふ頭到着が、丁度、1000時。
本当は、もっと早くたどり着く予定だったのですが、
なんやかんやで、遅くなってしまいました。
東京駅から、晴海ふ頭行きの都バスに乗ったのですが、
その時点から、既に、明らかに今日の一般公開に行く
雰囲気の人たちが結構いました。
雰囲気がね、独特なのでね。

晴海ふ頭に到着してみると、入場の行列が、
晴海ふ頭客船ターミナルの裏手にまで伸びていました!
ビックリ!

以前、同じ晴海ふ頭で、アメリカ海軍第7艦隊指揮統制艦
「ブルー・リッジ」の一般公開
があった際は、
この付近、まぁまぁな空き地があったんですが、
今日行って見ると、付近は、建物の建設ラッシュ!!!
空き地がありません。
加えて言うと、BBQ広場も、閉鎖されていました。
なので、客船ターミナルを巻くような行列に
ならざるを得ないんですねぇ。

ですが、アメリカ軍の場合は、めっちゃキッチリと
手荷物検査を行うのですが、イギリス軍の場合は、
まぁまぁな感じの手荷物検査。
本当、見てるんかいな?という感じです。
なので、手荷物検査自体は、あっという間に終わります。

なのですが、結構日本での艦艇一般公開経験のある
アメリカ軍とは異なり、イギリス軍は、そういう経験が
少ないかぁ、やっぱり。
手荷物検査が終わっても、中々乗艦できません。

そうこうしているうちに、英海軍の士官が、
海上自衛隊の幹部を呼びに行きます。
ふと、モントローズの甲板を見ると、
見学者の列を制御し始めるとともに、
メディックが、甲板の前方へ。
けが人が出たようです。
(あとから、緊急走行音を消した救急車と、
 消防車がやってきて、けが人を搬出、搬送していました。)

モントローズに乗艦できたのは、
手荷物検査が終わってから、
1時間ほど経過してから。
でもねぇ、手荷物検査してからの時間が長いのと、
検査前と検査後の客の間の隔離が不十分なので、
悪い事しようと思えば、何とでもできると思うよ。
手荷物検査したら、直ぐに隔離するか、
あるいは、艦に乗せた方が良いと思う。

まぁ、それはそうと、アメリカ軍の艦艇には
乗った事がありますが、イギリス軍の艦艇は初体験!
やっぱり、なにか、雰囲気が異なりますよね。

乗組員も、米海軍では見かけない、
髭を生やした人が、結構いたりするし。

搭載銃器も展示していました。
流石に触らせませんし、触るものもいませんでしたが、
簡単に、カチャカチャと、銃器を操作する
デモ展示をやっていました。

それと、魚雷がドーンと置いてありました。
こういうのも、初めてだな。
魚雷の後ろも見ることが出来たのですが、
潜水艦じゃないんで、その形状は、
軍事機密じゃないと言う事なんですね。

けが人が出た、甲板前方に行くことが出来なかったけど、
中々、面白かったです。

写真を撮っていますので、最下段からどうぞ。

そして、モントローズの後は、護衛艦「むらさめ」に。
こっちは、手荷物検査はありません。
そのまま乗り込みます。

って言うか、そういう意味以外にも、
こちらの見学も、以前とは、ちょっと違う感じ。
これまでは、砲塔の中は見せる事は無かったんだけど、
今回は、ドアを開けて見せていたし。

それと、魚雷発射管も、蓋を開けて見せていました。
うーん。
こういう違いは、どういう事なのか、
考えてしまいますね。

「モントローズ」は、ヘリは搭載したままでしたが、
「むらさめ」は、ヘリは下ろしていました。
なので、格納庫は、広々(笑)

乗艦している潜水員が居たのですが、
落水者が居たりするとマズいので、
待機しているそうです。
って言うか、腕がめっちゃ太かった・・・

って言うか、自衛官、チャラいぞ!(笑)
女性が来ると、必要以上にサービスが良いのは、
なんなんだ(笑)

お昼を過ぎていたので、お腹がぐーーーっ。
もう少し見ていても良かったのですが、
空腹に負けて、艦を降りました。

正味3時間くらい立ちっぱなしで、疲れました。

写真を撮っていますので、最下段からどうぞ。

海上自衛隊護衛艦「むらさめ」、英国海軍フリゲート艦「モントローズ」一般公開