表現が難しい、ズッキーニの実り方
ことし、ズッキーニの花を初めて見ました。植えたのも初めてです。
お店できゅうりの苗を買うときに、隣にズッキーニがあったので、一本だけ試しに買ってみたのです。(あまり安くないです。)
ズッキーニの花は実に見事なものです。
きゅうりに似て、実はかぼちゃの仲間だというだけに、黄色の大きな花はかぼちゃの花に負けず劣らず、一種壮観ともいえるのです。
「越後府」四合瓶は大きさ比較のため!
ところが、結局、きちんとした実は一本も収穫できませんでした。
やはり、土壌が合わないのか、太く育たないうちに腐ってしまうものがほとんどでした。
後になって調べてみると、ズッキーニは乾燥を好むということで、水のやりすぎが原因だったかもしれんな、とホゾをかんでいます。
ところで、画像では見にくいですが、花が咲いている元のほうにはすでに親指大の実がなっているのです。
他の作物では、花の時期には実はまだあらわれていないものがほとんどと思います。
ズッキーニは、あれっと思えるほどちゃんとした実がなっていて、追っかけてそこに花が咲く、と言って差し支えないようです。
で、その実なんですが、これはきゅうりやヘチマ、ゴーヤなど、たいていのものはぶら下がっているわけですけど、ズッキーニは地面から空へ向けて(ここで表現に苦しむ、46秒)立ち上がっているのです。その、まあ、なんというか、例えて言えば、“健康な男子の朝の状態”にとてもよく似ていると言いましょうか。結果的にはほとんどのものは腐ってしまいましたが、ある程度育っていく過程を朝ごとに眺めているとけっこう不思議な感じがしたものです。
あとで、参考までにかぼちゃの花を撮って、ここにアップしてみます。(アップいたしました。)
かぼちゃの花も大きいですが、実はならんのよ!