風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

その先を三鱈…

2024-04-05 | 日記

 昨日見るのを途中でやめてしまった「海外ドキュメンタリー」。今日、その続きを最後まで見ました。いろんなことを考えさせられました。そこに登場した、一体のサイボーグロボットは、とても知性的というか、相当な知能を持っているように思えました。難しい質問にも、すらすらと答えました。自分が言っている「難しい」というのは、難度の高い数学の問題というようなことではありません。哲学的?にというか、論理学的にというか、そんなイメージです。編集された映像のせいなのか、いや決してそうではないと思いましたが、とにかく人間の質問に、大して考え込むというようでもなく、即答するのです。しかもその返答はとても理知的なもので、質問する人間の側が、それなりの知性を持った人でないと、そもそも相手にならないのではないかと思うほどの、やりとりでした。

 

 幼児に周りの大人が質問して、おもしろい答えや大人びた答えに笑ったり喜んだりする。そんな経験を、多くの人が子育てや孫育て?の時にしているのではないかと思います。ロボットの研究者、開発者の質問はそんなことを連想させるものでした。ですが、哲学的な質問をするということは、同時に、人間というものをさらに深く、ロボットに認識させ学習させているように思えました。質問しているつもりが、逆に人間というものの程度を見切られているのではないか。人間を超えることにつながる経験を積ませているのではないかと思えたのです。いや、とっくに人間を超えているのではないでしょうか。なんだか、気のふさぐような気がしたことでした。

 

 人間がいちばんエラくなくてはいけない。それが脅かされてしまうというようなことについて、気がふさいだのではありません。だいいち、人間にもっと知性や理性があったら、戦争なんて起きるはずがないではありませんか。それよりも、何か暗澹たる未来になりそうなことが想像できるのに、それを求める人間そのものに、気がふさいでしまった感じです。

 お日さまの下で汗する、時には雨の中でも仕事に精を出す、いのちを育てる…。百姓、ひゃあ苦笑で良かったナー。あとどれくらいやれるかわからないけど、もう少しはやり続けたいものだな。 


小さな画面より、360度

2024-04-05 | 日記

 明日はいよいよ種を水に浸ける日です。水槽に水を入れ、なんのかんのと10日間くらい浸けます。水は毎日交換します。水分をたっぷり含んだ種もみは、ぷっくり膨らんで、もみ全体が飴色のようになります。それは発芽準備が整ったという、しるし。今日は、その前段のいろんな準備をしました。そしてその合間を縫って、お医者さんに薬をもらいに。ゴールデンウィークもありますから、40日分出しておきましたとの言葉に、あぁ、そうかと妙に納得しことでした。

 

 

 朝9時ごろ、こんな雲が見えていたんです。いちばん右側のは無理に想像しませんが、真ん中へんは寝ている人の横顔のように見えませんか?右斜め上を向いているような感じ。そしてその右側には、ワンちゃんでも寄ってきているような顔。左にある雲は、時計の針でいえば2時の方向を向いているような人の横顔にも見えなくもありません。

 いったい仕事をまじめにやっているのか、空ばかり眺めているのか…。

 育苗ハウスの横には、ヨモギの新芽が出ていました。まだとても小さかったです。ヒマがあったら、ヨモギやスギナのお茶に挑戦したい気分です。せっかく材料が豊富なんですから。でも、仕事に追われるようになるとそれどころではなくなります。気持ちの余裕がなくなってしまうのです。そんなのをお茶にしてみたら楽しいかなというような、爺ッコ満足の世界ということになることかと思います。

 すぐ隣には、大きくなったふきのとう。秋田では、ばっけ(ばっきゃ)と言います。

 10日くらい前、近所のおばあちゃんが、「バッケの天ぷら持ってきた。おめだなば、こんたもの、食べねべ?」と言いながら訪ねてきてくれました。「春いぢばんにおがるばっけ食えばよぉ、冬の間に溜まった腹のながの毒、みんな出で来るど。だがら、からださえぇんだ」とのこと。

 自分の家では、採って食べることはしません。でもせっかくなので、晩ごはんの時に食べました。少しほろ苦かったですが、てんぷらという調理方法ということもあり、あまり苦労せずに食べることができました。でも、次の日に残したらよけい食べにくくなるかと思い、がんばってたくさん食べたのです。その結果、腹をしくじりました。冬の間に腹に溜まった毒が出たかもしれません(苦笑)。


海外ドキュメンタリー

2024-04-05 | 日記

 それほど前に放送されたものではないと思いますが、録画していた永哀ロボットに関する海外ドキュメンタリー番組を、昨夜見てみました。見ているうちに、何だかイやな気持になってきて、とりあえず半分くらいのところでテレビを消しました。ロボットが高い知能だけでなく、意思を持って生き?続ける…。

 

 開発している人、研究している人。それがロボットであれ何であれ、もっと先をもっと先を、見てみたくなるのでしょうね。その欲望は、おそらく誰にも止められない…。そうやって、ヒトをとっくに超えたロボットは、いったいどんなことを続けていくのでしょう。

 シリ私欲…。ふと言葉がもれました。こんなダジャレは失礼か? それともやさしく肯いてくれるのか?

 

 何だか暗い気分になりそうですが、残った部分もちゃんと見ておこうと思います。

 なんやかんや言ったって、おまえだって「もっと先」を見たがってるじゃないか。それにおまえ、名前はダジャレに使わないって言ってたよな。エラそうに。

 あっ、そうだった。人の名前は、ってことだったんだけど。見苦しい言い訳は、しないほうがまだマシです。

  


少し意外だった

2024-04-05 | 日記

 昨年、ちょっといたずらして植えてみたお米。30キロにも満たないような収穫量というか、栽培面積でしたが、今朝対手食べてみました。炊飯器の二男明田時に、いつものような甘い匂いがしません。でも、食べてみたら違うかもと思って一口食べたら、あれれ、何だか違う。おいしくなかったわけではありません。普通の味でした。楽しみにしていただけに、ちょっと残念でした。いや、残念というのは大袈裟です。ワクワク感をすでに楽しんでいたのですから、当たりが出るかはずれになるかは、大した問題ではありませんでした。もちろん、当たりの出る確率が高いお米なので、そういう意味から、少し意外だったのでした。

 あー、胃が痛い、胃が痛い。

  お前がそげなこと言うとは、意外タイ。

 

 ちなみに、今日食べた品種に関する感想は、ほとんどがおいしいというもの。そしておいしい品種なんです。でもまれには、そうならない場合もあるわけで、そこは爺ッコ責任ということになりそうです。いたずらは、ほどほどにしなければなりません。自分で後始末をつけれる程度に(笑)。