風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

ねぇ、(**)君

2023-11-30 | 日記

 これが、あとになってから書き換えられた記憶なのかどうか、今では定かではないよ。でも、50年以上も前のことだから、もしその時の気持ちでなかったとしても、その時にこんなふうに思ったような気がするんだ。

 学校には、それほど行きたいとは思わなかったな。体育が苦手だった。どんなことでも、うまくできることが少なかった。図工はもっと苦手だった。図工のある日は特に、行きたくなかったよ。だってとても下手にできた絵や工作が、ずっとそのまま貼られたり置かれたりしていたんだもの。

 算数はだいたい分かったけれど、何か難しい問題を当てられた時、わかりませんと言っても、簡単に座らせてもらえなかったのはキツかったな。そんなふうにされた人たちの方が多かった気がするのに。

 考え方のヒントを言われても、もう頭の中は真っ白。順を追って、解き方の道筋を気づかせようとしてくれてたんだろうけど、もうパニック状態で、最後は涙がにじんできた。

 おとなしくしていることは苦痛ではなかった。だから、自習時間は静かにしていられた。

 委員長に選ばれたよ。でも、自分のことならどうにかできるけど、騒がしくしているクラスのみんなを静かにさせるちからは無かったよ。委員長は何やってるんだと時々言われたけど、言われなくても、無力感でいっぱいだった。でも、何で自分がそれをやらなきゃダメなんだろうと思った。みんなで何かをするなんていうことも、全然できなかったな。プレッシャーで、おなかが痛くなる日が多かったよ。行きたくないなーって思う日が多かったけど、行かなきゃいけなかった。イヤだイヤだって言って、休むこともできなかったんだ。

 

 その他にもいろいろあったけど、こんなことばっかり書いてちゃ、気が重くなっちゃうね。そのうちまた続きを書いたら、読んでくれるかなぁ。

 

 


誰の時間も、一秒たりとも止まっていない

2023-11-30 | 日記

 ここしばらく、一人で出かけることが無くなっていたので、これはマズいぞと思い、午後から車で出かけてきました。

 片道一時間と少し。りんご15個、ブロッコリー5株、キャベツ2個。あはは、この辺の数字は、もちろん大雑把な記憶です。カブとセロリの浅漬け。そしてサツマイモをきんとん状にして、りんごと干しブドウを混ぜたもの。それらを持っての運転でした。滞在は20分くらい。悪天候で暗くなるのがよけいに早くなりそうだったので、早めに帰路につきました。

 

 たとえ20分でも、何となくとりとめのない話ができて、それでどうということでもないのでしたが、でも何となく、行って良かったなーと。もちろん、独りよがりの感想です。

 

 二人そろってどこかに行くということは、短時間の外出であればまだしも、朝から夕方までなんていうことはできなくなりました。泊まることはもう、何年もできていません。そんななかでも、自分たちも時間が止まっているわけではないので、たとえ一人ずつでも、行ってみたいところにはいくようにしなければなと思っているところです。

 


アレ、アレ、アレのこと何と言うんだっけ

2023-11-29 | 日記

 防災用品として準備しておきたいのが、発電機。でもいざ買うとなったら、これはこれでなかなか迷います。発電機にするか、はたまたアレにするか…。何だよ、自転車のペダル踏んで電気を起こすのか? 真剣に踏み続けたって、電球一個だぞ。おい、話の腰を折らんでくれよ。スマン、今日はすぐ結論が出るかと思って、時数稼ぎのつもりだ。おまえが、アレなんてわざわざ勿体つけたから、もしかしたらと思ったんだ。悪いな。いつも気を使ってもらって。

 

 おい、そこの二人。いつまでつまらんことをやってる!

 

 (アレ)ポータブル電源を用意しました。ソーラーパネルで充電したら、なお良いという宣伝文句もありましたが、購入はしませんでした。本体だけで、フトコロが痛み出したので(苦笑)。

 でも、本当はそれだけではなかったんです。ソーラーパネルが壊れた時、もしくは寿命となった時、どう処分されるのだろうかと思うと、それがいちばん気になりました。ずいぶん前から、ソーラー発電が始まりましたけど、やはり多くの発明品?のように、問題無く処分する方法は確立されているんでしょうか? 現在、さまざまな心配が表面化してきているようです。その中には、カドミウム汚染のことも…。ソーラーパネルからカドミウムにつながっていくとは、思いもかけないことでした。いや、もちろん知る人は知っていたのでしょう。

 全国各地に広がるソーラーパネル…。そしてカドミウム汚染の懸念…。カドミウムを吸収しないコメ…。これは無理なこじつけでしょうか? えぇ、えぇ、きっとそうでしょうとも。でも結果的にはつながっていくのではと思ったことでした。もちろん、だからって、あきたこまちRへの全面移行が必要とは思わないし、つなげてほしくないと思います。

 

 再生可能エネルギー。自然エネルギー。どれも聞こえは良いですが、秋田県にいて、風力発電のプロペラが林立する風景を見ていると、何とも切なくなってきます。もちろん、価値観、美的感覚の違いでしょうけど、いつも大事なことや不都合なことは奥の奥に隠されて、耳に心地よい言葉ばかりがいろんな場で流されているように思えるのです。


おやすみのあいさつ

2023-11-28 | 日記

 夜も更けてきました。昼過ぎから強い雨風が吹き荒れている当地です。雨は昨日から続いていて、相当な雨量になっています。これが間もなく雪になるらしく、明日明後日は、冬本番と同じような気温が予想されています。雪もしっかり降り積もってしまうことでしょう。

 

 今日はどんな一日でしたでしょうか? 器量の丈、あるいは器量以上にがんばった自分を労わって、どうぞ良い眠りを…。


晩秋もしくは初冬

2023-11-27 | 日記

 初雪の頃になると、どうしても赤とんぼのことが気になります。そしていつも、同じようなことを書いてしまうのです。最低気温の低下で、とんぼは少しずついなくなり、それは命が尽きたということなのですが、やがて初雪の日を迎えます。

 

 今年の初雪は24日の夜中に降り出し、25日の朝にある程度積もりました。雪になるくらいの気温。そして積もった雪。よほど運の良い、そして生命力のあるとんぼでなければ、この雪の中で、生きながらえることはできないはずです。26日(昨日)は、曇り時々雨。そして今日は一日中雨でした。明日も雨。明後日は雪が多く降るとの予報です。おそらく、とんぼの姿を見ることはできないだろうと思っています。

 

 昨年もそうだったように記憶していますが、今年は赤とんぼの数が少なかったです。秋の稲刈りの最中など、まとまっている姿をしばしば目にするのに、今年はそんな様子を目にする機会は、ほとんどありませんでした。ただ、こうしたことは、判断がとても難しく、たまたま目にする機会が少なかったということもありうるのです。と書いていながら、やはり、少なかった…。少なくなっているのではないかなというのが、実感です。

 そして、ミツバチのことも、しばしば話題となります。ミツバチ、モンシロチョウなどは、少なくなりました。野菜の花にミツバチがやってくると、うれしくてついちょっかいを出してしまいます。ですがミツバチたちは、花の前に差し出した僕の指のことなどお構いもせず、ただひたすらに花から花へと飛び移り、花粉集めに精を出しています。何ともいとおしいです。

 

 小さな虫たちがいなくなり、お米作りを続ける農家がいなくなり、少ない人数でたくさんの面積での栽培をしようとすると、どうしても強い薬に頼らざるを得なくなります。それはさらに、現在の事態を悪化させる方向にしか進まないということを実感する日々です。