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風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

ぬっと出てきよったな

2025-05-18 | 日記

 田植えまで、あと数日。一部の苗に不具合が出て、さて日程というか進め方を変更した方が良いかどうか、ちょっと決めかねているところです。

 というのも、変更後の開始候補日が「うし」の日になっているからです。普通のカレンダーなどには記載されていないのが多いかもしれませんが、数字以外の記載があるカレンダーだと十二支が書かれているのもあります。

 「うし」の日の種まきや田植えは、昔は何となく除外されていました。全く根拠のない言い伝えがそのもととなっているのですが、それはさておき、そんな具合です。いまでは気にする人はほとんどいないと思います。

 何事もなかった年ならまだしも、今年は何かとトラブル続き…。お米作りもゼロからの出発ではなく、マイナスからの出発です(苦笑)。

 

 まぁ、そんなあんばいでして、開始日が一日ずれるというか、早く植えたほうが良いのを、変更せずに当初の予定通りとするか…。ちがっても一日。されど一日。

 

  「カウかい先に立たず」か、「おっくするな。ジンクスなんて気にすんな」か…。

    最後に2頭も出てきよったぞー! しかもペアで。

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こんな年もあるのだなー

2025-05-16 | 日記

 今年の春は天候不順です。前にも書きましたが、4月の県内の日照時間は、ほとんどの地点でここ数年の3割くらい。そうとう昔から観測している秋田市に限っては、過去100年くらい?で、最も少なかったとか。長期観測の無いそれ以外の地点でも、似たような状況だったのかもしれません。

 

 5月に入ってもそうした傾向に大きな変化はありませんでした。それゆえ、農家はなかなか作業を思い通りに進めることができず、いろいろ大へんだったと思います。

 当園でも、そのような状況でして、いや実は、お天気以外にもさまざまな不都合が生じていたのでした。

 育苗ハウスに大きなネズミが入って、苗箱の苗を荒らし、その被害が数日続きました。苗に水をやる際に使う電気揚水ポンプのコンセントが壊れて、一時は買い替えを検討。どちらも初めてと言って良いような出来事で、対応に苦慮しました。

 そしてトラクターの故障は、使用年数からすれば起きても不思議ではないことではありましたが、タイミングの悪さに翻弄されました。とりあえずは修理が済んだものの、根本的な解決はこの後の待ったなしの課題です。

 そういうことがどうにかこうにか解決を見たここ数日、少しホッとしていたところに、苗の不具合が発生しました。毎年良い苗ができていたというわけではありませんが、少なくとも、苗作りに失敗して眠れないような日々を過ごしたというようなことは、はるか前の若いころ以来ありませんでした。それが今年は数十年ぶりに…。あっ、でも年齢も年齢ですので、眠れています(苦笑)。

 

 田植えを始める日まで、あと4、5日です。いろんなアクシデントが続いて、今年はずっとこんな年なんだろうかと、漠然と思ったりしているところです。苗の不具合も、今日JAの営農指導の人から来てもらって、対策を教えてもらいました。やれることをやって、あとは事態の進展に任せる他ありません。秋の収穫までには、なんだかいろいろありそうな予感がするのですが、でもそれはそれ。五穀豊穣を願って、器量たけやっていくつもりです。

 さー、明日からは田植え前の仕上げの代掻き。66馬力で、なったりかったり(どうにかこうにか)がんばるどー。近所には70歳を超えて、お米作りに励んでいる方がいて、トラクター故障の時も田起こしをしてくれました。その人だって、とっても忙しいはずなのに、その好意に感謝の思いでした。70馬力のパワーはすごい! 真似はできないけれど、何となく66馬力。みなさまとのご縁が大きな励みです。

 なお実際のトラクターは32馬力。稼働時間は2,000時間を超えました

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バナナちゃん

2025-05-11 | 日記

 今朝食べようとしたら、こんな感じのシミになっていまして、思いとどまってしまいました。

 これは数日前の焼いたカレイの切り身。ちょっとためらいましたが、食べました。、

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菜の花

2025-05-11 | 日記

 昨日は雨の一日で、夕方止みました。ミツバチがいるかと菜の花のところに行ってみたら、わずかに一匹。ミツバチ以外の小さな虫が花の中をたくさん飛んでいました。雨の日はみつばちの休養日なのでしょうか?

 田起こしが済むと、こんどは田んぼに水を入れて代かきです。田起こしのできた農家の順に従って、水入れを行います。

 写真上部が用水路の上流側。コンクリート製の水路のところどころに、最初から溝がつけられていて、そこに板をはめこんで水をせき止め、田んぼに入れます。写真左側が田んぼ。板は1シーズンでもろくなってしまうので、春に新しくする箇所が多いです。もっと早くに準備していればよいものを、今、この段に至ってやっています。つくづく、「泥棒を捕らえてから縄をなう」状態です。

 板を水路の上部まではめこんで、流れてくる水すべてを自分の田んぼに入れる農家も、中にはいます。あるいは自分の田んぼにとってちょうどよい高さに調整して、板をそのままにする農家もいます。いろんな点で、人間性というか、人柄が出ます。水は、どの農家にとっても等しく必要なのですが、そこに思いが至らないということなのでしょう。

 ちなみに、板をはめ込むことを、「板ッコかう」と言います。板を取り除いて下流に向ける時は、「板ッコはずす」と言います。「かう」って、秋田弁なのかなと思いましたが、鍵をかうって言い方がありますから、方言ではないのかもしれません。農家のおじさんに「板ッコかってきてけれ」と言われたら、行先はお店ではなく水路の溝のついた部分ということになります。何かの際に参考になれば(笑)。

 板ッコと書きましたが、いだッコと読んでくださいね。かってきてけれと言われて、もし気持ちに余裕がありましたら、「わかった」ではなく、「わがった」、です。本当に秋田弁は濁音が多いんです。だから、鼻濁音なんてお茶の子さいさい。でも今の若い人は、うまくできないかもしれません。

 今日も雨ふりで、しかも冷たい風がとても強く吹いています。その音は、まるで冬の季節風を思わせるような感じです。冬であれば、冬なんだものとあきらめもつきますが、春にこんな風が続くと、やっぱり気分は鬱々としてきます。

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田植えに向かって 番外編

2025-05-10 | 日記

 「やざね」という言葉がありまして、秋田県全域で使われているかどうかはわかりませんが、当地では高齢者を中心に使われています。いくつか意味がありますが、気の毒というようなニュアンスで使われるのが一般的です。

 基本形にいろんな尾ひれがついて、「やざねぐ見える」というのは、気の毒そうに見えるという意味なんですが、時には貧相に見えるというような意味でも使われます。

 

 故障したトラクターも、高価な部品交換で何とか持ち直して、田起こしが完了。でもかなりの年季が入っているので、この先のことを考えなければならなくなりました。周囲のトラクターは、更新の機会にほぼすべてが、キャビン付き仕様。運転席が、ガラス張りとなっていて、風雨を防ぐ形状です。こうなってくると以前からの運転席が吹きさらしのトラクターは、「やざねぐ」見えるものなんです。しかも運転している農家が、高齢者ともなれば、なおさら「やざねぐ」見えます。というか、見えるようです。

 あー。せめて、髪がふさふさだったら、「やざねさ」もいくぶん軽いかもしれないのに…。

 スーツや礼服着てトラクターに乗ってたら、それはそれで、とってもヘンですよね。

   わざわざ聞くことかっ!

「やざねぐ」は見えないけれど、だいじょうぶかな?って思われるに違いありません。

 それにしてもまた雨。今年はなんだか先が思いやられます。

   

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さっと飲んでみた

2025-05-09 | 日記

 先日来、酢らしき香りを発しだした液体を、ついに飲んでみました。飲んだといっても、そもそもが酢のようなものですから、おそるおそるほんの少しです。なんのかんのと4回くらい、おちょこで一杯の量です。

 幸いにも、急を要するような変化は起きませんでした(笑)。せっかくできたので、今はまだ少し粗削りな感じですが、引き続き飲んでみようと思います。飲み終わるまでに少しまろやかな感じになるのか、どう変わるか楽しみです。酢自体も変わるだろうけど、自分の身にも何か変化が起きるのか…?

 

 「さっと」は、素早くという意味ではなく、少しという意味の秋田弁です。多いは、「じっぱり」。

 

 あのぅ、お酒たしなまれますか? 

  えぇ、さっとですけど。

 あんたに(あんなに)じっぱり飲んでるのに、「さっと」なのかっ! とツッコまれませんように。

 

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田植えに向かって 2

2025-05-08 | 日記

 今日、やっとのことで、田んぼの耕起が終わりました。周囲の農家から遅れること数日。どこの家でも、不順な天候の合間を縫ってどうにか終えていたので、なんとか追いついたことになります。遅れたのは単純な理由からでした。

 ひと言で言うなら、トラクターの故障です。大型連休中にどうにか終わらせたいと思って取り掛かったものの、続けることができないくらいの故障が出てしまったのでした。当然、不具合となった部品の交換ということになるのですが、世間は大型連休。営業所の社員の方は、担当地域内を駆け巡る毎日ですが、かんじんの部品注文に対応するメーカーさんは、「大型連休」なのです。

 「部品はどこに発注するの?」と聞いたら、「大阪」とのこと。お米の発送だと、翌々日の配達地域です。連休明けに注文。在庫があれば、早くても翌々日。そしてそれを持ってきて交換等の修理…。待っていなければならない間の天気は…。どうにも気の重くなる数日でした。

 口に出さずにさらに心配だったのは、不具合の原因がひとつだけなのかということ。頼んだ部品が届いて交換しても、別の原因もあって、なお動かなかったら、また数日かかるぞということでした。

 幸いにも、病の陰に隠れた別の病は無く、トラクターは作業可能となりました。

 ここで不思議だったのは、今日の朝一番で、我が家に修理にやってきてくれたということ。一日で部品が届いたのかどうなのか、どういうルートで届いて今朝の修理が可能になったのか、聞いてみたい気がしましたが、余計なことは言わず作業の様子を見守りました。そして今日夕方までかかって、とりあえずどうにか完了したというわけです。ホッとしました。

 2種類のもみじとハナズオウ。高齢者の人たちが、「しおの花」と言っていたのをよく聞いていましたが、まさか「スオウの花」が訛っていたとは…。

 最後の一枚の田んぼ。今日は晴れてそれほど風も強くなく、心地よい一日。こんな日がなかなか無いまま、今日まで来ています。先月の日照時間は、県内大半の地域で、平年の3割くらいだったようです。やっぱりそうかー。田んぼや畑の土がよく乾かず、いろんな作物栽培が順調とは言えない条件下で行われている感じです。

 梨の木の白い花が咲いていました。なかなか実が成らず、わずかに付いた実も、虫や鳥、病気などでほとんど食べることができないまま、何年も過ぎています。

 

 

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田植えに向かって 1

2025-05-04 | 日記

 

 ハウスに置かれた苗箱には2日くらい、うすいベールのようなものをかぶせます。強烈な日光が、出たばかりの芽に強く当たるのを防ぐためです。どんなふうになっているかを、ちょっとめくって見てみました。

 その翌日か翌々日。すっかり緑色になっています。

 畦畔や農道の路肩にある雑草についた、朝の露玉が何とも良い感じです。

 おいしいお米ができるようにと撒く肥料。米ぬかを発酵させてできたものです。撒く量が多いので、機械頼みとなります。

 トラクターの後ろについている耕す部分を取りはずし、肥料を撒く作業機を取り付けたところ。厳密に言えば、トラクターというのは土を耕す機械ではなく、いろんな作業を可能にする機械です。この写真のような作業機もあれば、通常は土を耕す作業機や代掻き用の作業機を装着しています。それらを取り外して、畑作物収穫用の作業機をつけたり、運搬用台車をつけたり、牧草地ではいくつかの専用の作業機もあります。パソコンに例えるなら、トラクターはOSということになるでしょうか。そして後部に装着するさまざまな作業機が、ソフトということになるかと思います。

 まだ水の流れていない用水路のコンクリート面に、雑草の影が映っていました。

 田んぼの中に、こんなにも草が茂ってしまい、先が思いやられます。

 苗には毎朝水をやります。今朝ハウスに入ったら、数枚の苗箱がこんな状態になっていました。これまで、こんなことがあった記憶がありません。何かしらの小動物かスズメの類かと思いますが…。

 田んぼがよく乾かない中をいつまでも待っているわけにいかず、一昨日昨日と耕しました。スタート時点で、なんだかトラクターの様子がおかしく、どうにか持ちこたえてくれよと願いながらやっていましたが、昨日の夕方近くになって、ダメになってしまいました。ずいぶん長く使ったものなので、いろんな不具合が次々に起きても不思議ではないくらいになっています。

 今年4月の秋田県内の日照時間は、ここ何年かの平均の3割くらいだったようです。長く記録の残っている秋田市だと、やはりそれくらいであることはもちろん、数十年の中で最低の年だったということでした。作業は全く順調ではありません。そして機械のトラブル…。連休中は部品の調達ができないため、修理は連休明けになることでしょう。恨めしい期間です(苦笑)。ハードな日が続いていたこともあり、何とも言えないため息が出て、今日は気が抜けてしまいました。こんな気分になることも、時にはあるものです。

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芽が出たよ

2025-04-27 | 日記

 育苗箱にまかれた種が芽を出すと、最初はこんな感じです。横から見ると、ムーミンの漫画に出てくるニョロニョロを思い出してしまいます。元気に育ってくれよー。

 重いものばかりを長時間持ったり運んだりしていると、暗算ができなくなります。脳に行く血液が少なくなるからでしょうか。それとも単なるトシのせい?

 育苗箱にまいた種の、品種それぞれの枚数などを作業終了後に、とりあえずコンクリート面にチョークでメモしました。

 ここ数日は、自分ちの分だけでなく、結作業で行ったお宅や、単純に手伝いで行ったお宅で、たくさんの育苗箱を持ったり運んだりしたので、シルバー人材とは思えないようなハードな日々となっています(笑)。

 

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そろそろどうにかする時期なんじゃない?

2025-04-27 | 日記

 晩秋から冬期間、ずーっと台所に置いていた甕。その中のカオスの世界が、この春ついに香お酢の世界に! 香りはそうなんですが、中身はなんだか真っ黒な塊でもあるような感じに見えます。というのも、怖くてちゃんと見ることができないんです(笑)。

 

 まずは匂いで判断。これは物事の良し悪しを推察する際に、賢明な一方法ですよね。とりあえずそれが何気に酢の香りというだけで、はたして次のステップ、なめてみるという行為まで進んで良いものなのか(笑)? 古くなったものでも、お腹を壊さないという自信のある方、どこかにおられませんかー? 自家産100%の柿でできたお酢ですよー。

 

 やっぱり時機を見て、自分で試すほかないか(苦笑)…。でも、農繁期に腹をしくじるわけにはいかない…。元気が出るという方の可能性には賭けられないなー。

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