風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

いやーな感じ

2024-07-24 | 日記

 梅雨です。雨なら雨。曇りなら曇り。晴れるなら晴れと、はっきりしてもらいたいものですが(苦笑)、なかなか思うような空にはなってくれません。当たり前ですよね。こちらが合わせるしかないのです。でもちょこちょこ雨が降って、収穫時のジャガイモは、なかなか掘ることができずにいます。畑の土の水分が高いときに掘ると、イモ自体についた土が落ちづらくなりますし、保存中に腐る割合が高くなる気がします。もちろん、作業効率も悪いです。保存中のイモに腐るのが出ると、感染というかその時の悪汁で、何ともなかったイモまで腐っていくのです。だからできるだけ天気の続いたときに掘りたい。そう思っているのですが、そんな天気になかなかなっていません。地上部の茎葉がだいぶ枯れてしまいました。好天の続くのが待ち遠しいです。

 

 さて、今頃の時期、思いがけずまとまった雨が降ったりすると、川の水が多く用水路に流れてきてなのか、小魚が紛れ込んでくることがあります。

 排水路の直角に曲がった部分、そこはちょっとしたマス状になっているのですが、そこには何年も前からドジョウがほんの少し住んでいました。今朝その部分をのぞいてみたら、何と、小さなフナのような魚がウジャウジャといました。光の当たり具合いが良くないので確かなことは言えないのですが、でもフナにしてはあまりに素早い動きで、押しくらまんじゅうのようなことをしています。それが何とも攻撃的に見えて、おっとししたフナだったら、とても耐えられそうにないように見受けられました。川の増水で紛れ込んだ、もしかしたら外来種? さらに大きくなるんだろうか? ドジョウはどうなってしまったんだろう? そんな疑問が浮かんできて、なんだかいやーな感じがしてきたのでした。ふだん、魚を見てそんなふうな思いをしたことはありません。でも今回は、複雑な思いの自分がいました。

 


岸辺を歩いて川の流れを見る

2024-07-22 | 日記

 橋の上で川を見る。じっと見ている時間が長いほど、ふと起こる変化に気づく。あるいは、それとは逆に見逃す。

 岸辺を歩いて川の流れるさまを見る。部分的に川底が深くなっている地点や洲の箇所。せばまったり広くなったりしている場所。大きな蛇行。植物による流れの速さの変化。さまざまなものに気づくこともあれば、目にすることもある。けれども、自分の足元の不確かさに、ふと目を離した時、何かが起きていたとしても、気づかずにやりすごしてしまうこともある。あるいは土手と川の流れの間に距離があって、目にできない区域もあることだろう。

 

 川とはこういうものだろうと思いながら、ぼんやりと見ている。あれはいつのことだったろう。兆しが少しずつ確証に変わり始めてから、どれくらい経ったのだろう。川とはこういうものなのかもしれないと思いながら見ていたから、節目のようなことは思い出せない。川には、「節目」なんか無いのだ。

 

 川を見続けている。岸辺を歩きながら。時には川に入りながら。そして時には、川を見ないまま…。


暑い暑い

2024-07-22 | 日記

 玄関に、マッチ棒くらいのカマキリが。

 納屋でほこりをかぶっていた風鈴を出してみました。かぜまかせ。今日は暑いですが、風があります。風鈴も休む間がありません。今日の暑さのピークも過ぎたので、さぁ草刈です。暑さと湿気で、ぞよぞよと伸びた草。刃がすり減って、きれいに刈れていきません。切れない包丁同様、かすかなストレス。


予想はむずかしい

2024-07-20 | 日記

 秋の収穫を前にお米が足りなくなることがはっきりして、一部の売り先を閉じたり、順次終売のお知らせをしたりしてきました。

 ですがここにきて、予想が外れたり数量の変更があったりして、今度は残りそうな状況です。足りなくなるのも困りますが、残ると延々と自家消費で対処するしか術がなく、でもお腹に入る量にも限りがあって、消費しきるにははるかに多い分量です。

 

 ブログを読んでくださっている方で、もうないのですと言われた方がおられましたら、ご希望ありましたら、お問い合わせください。ないと言ったり、かと思えばやっぱりありますと言ってみたりで、コロコロ変わって申し訳ないのですけど。

 あるいは、購入してみようかなとお思いの方も、よろしければどうぞ。


雨のはずが

2024-07-17 | 日記

 曇りから晴れて暑くなりました。でも14時ごろから発雷。そして短時間ですが雨が降りました。水溜まりでスズメたちが水浴びをして楽しそうです。カメラを向けると、必ず逃げられます。デジカメ本体の赤い色が気になるのかもしれません。

 何をおっしゃいますか。アンタの不審な動きが警戒されてるんですっ!

 今朝思いがけず手こずらされた草。このへんでは「ムコのにな」と呼ばれているものです。あぜから、細くかたいツルが伸びて、それが地面につくとそこから根付いて、さらに伸びてまた根付いて、を繰り返します。田んぼの土が軟らかいうちだと、どうにか手繰り寄せて取りきれるのですが、土が固くなってしまうと、ブチッともげて、ひどく厄介な草です。あっ、もげるって秋田弁でしょうか? 切れてしまうことをいうのですが。

 

 「ムコのにな」ならずとも、そんなふうにランナーを伸ばして増殖する植物はいろいろありますね。折り鶴ランもそうですか? イチゴは、そんな感じです。

 になというのは、十数本?の稲わらの束をふたつ用意して、その先端部分同士をつないだもの。倍近い長さになって、ものを束ねるときに便利でした。ものといっても、そのほとんどは手刈りした際の稲の束をまとめるときに使われました。なぜ「ムコの」にな、なのか? 考察するといろんな見解があるのかもしれません。

 ひとつのクモの巣に4匹のクモ。なかなか珍しいことです。

 田植えからおよそ2か月。梅雨の明けるのもそう遠くではなさそうです。