風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

さっとずつ えぐしていこう

2024-03-31 | 日記

 おはようございます。今年度最後の日となりました。お仕事をされているみなさまは、おとといが最終日だったという方も多かったかもしれません。でも今日お仕事の方だって、たくさんおられますよね。

 ここ数日、色彩選別作業に集中していました。昨年の冬が近くなったころ、専用の機械に不具合が出て、メーカーさんに修理を依頼。でもなかなかスムーズにいかなくて、結局年が明けてからの完了となったのでした。機械の特性上、極端に寒い中では性能が十分に発揮できないことから、寒さの緩む3月下旬を待っての作業でした。夜遅くまでかかって、すべて終了。ほっとしました。お届けするお米には、色や斑点のついた粒がわずかながら混入しているのですが、この「わずかながら」が、みなさまの許容範囲の中であってくれればよいなと、常々思っています。

 

 年度の切り替わりで、物事がスパッと好転したり、そこまでいかずともリセットされたりするとしたら、それが困るという人と良かったと思う人とどっちが多いのでしょう。みなさまだったら、どちらですか? そんなありえないよううなことを言ってみてもしょうがないですけど。

 「良いことは続かないもの」とはよく言われますが、「悪いことも続かないもの」というのはあまり聞きません。自分のことであれ、ひと様のことであれ、続いているのか、とりあえず終わったのかは、そう簡単にはわかりませんもんね。

 

 さて、今日は今日の作業をして、明日は45回目のお米作りのスタートです。秋の無事収穫を願って。喜んでもらえるお米ができるよう、励みます。もちろん、トシを考えながらですが。お気持ちが許しましたら、どうぞお米なりブログなり、お付き合いいただければ幸いです。

 「万物は流転する」 「ゆく川の流れは絶えずして…」

 行くカネの流れは絶えず指定…。しかも元のカネにあらず。

 こんなつまらないダジャレも、今年度限り。さっとずつえぐしていごう。ちょっとずつ良くして行こう。

 えぐしてって、ダジャレのことか?

 

 


盛り上がっていますね 盛り上げていますね

2024-03-29 | 日記

 テレビと新聞。見ている人をグイグイ引っ張る話題に、相変わらず事欠きません。

 引っ張る手法も多種多様。硬軟織り交ぜて、あらゆる年代にいろんなことを印象付けます。ドーンと大きな波を見せつけて、その後、エッ?と思わせるような展開に。できるだけ目と耳を釘づけにしておきたいんでしょうね。有名人のコメントを小出しにして、まだまだ気を引こうと懸命です。あたかも、余計なことは考えなくとも良いと言わんばかりです。そしてごていねいにも、そんなことなんかキョーミねーよという方々には、これまた数々のコンテンツが用意されています。

 

 ふざけるな! 当事者たちにとっては大問題だぞっ! それを茶化しやがって。 

 

 そうです。そのとおりだと思うんです。でもそれと同時に、目線をスーッと遠くからのものに変えてみると、やっぱり今騒がれていることの奥に、知られたくはない、気づかれては困る大きな出来事や原因、いま進められていることがあると思うんですよねー。

 ちなみに、ネットはさらに、至れり尽くせりなのではありませんか? 昔は、なんか間が持たないなーとか、何したらいいんだろうなんて時間がありました。そこから、いろんなことを考えたり、行動したり…。もちろん、今は今でそうなんでしょうけど、ネットには躓きの石がそこかしこに置かれている気がします。それらの石は、やわらかいのか、踏んでいることや躓いていることに、そう簡単には気付けないようになっている気がするのです。

 さぁ、昨日は好天で、家の冬囲いを取り外しました。夜から風が強くなり、今朝はそれに雨がまじっています。今日は屋内の作業です。


きぱっとしたひと

2024-03-27 | 日記

 つい先日、ある場所(総会)で、「なんだて、きぱっとしたひとだごど」と言われました。自分に向けての、ある人のボソッとしたつぶやきでした。それを耳にして、思わずクスッと笑ってしまいました。なぜならその人の言葉の意味するところが分かったから。誤解のないように書けば、推測できたし、その推測が取り違えだとは思わなかったということでしょうか。

 「何とも**は、義理堅い人だな。(申し訳ないことだ)」 こんなような意味だと思いました。

 

 「きぱっとしたひと」とは、義理堅いとか、きっちりしたとか、時には、融通が利かない、借りを作りたくないというような意味を持つこともあります。何とも豊かな表現です(苦笑)。じゃぁ、融通が利かない人ということだったんだべ。

 うわぁ、そうだったかもしれません。

 ラインで、きぱっとした人だな。なんて文章を送ったら、誤解からとんだやり取りに発展して、絶交とまで行ってしまうかもしれません(笑)。「。」も付いているし。

 

 文章には常に、誤解を招く要素が含まれてしまいます。なので、書くときは、こう解釈してほしいというような書き方より、意が伝わらなくとも、せめて誤解はしてもらわないようにと思いながら、注意しながら書くようにしています。そうであっても、おそらく完全ではないことでしょう。ダジャレがウケたという話も、めったに聞くことがありませんし。

いや、とりあえずは正しく読んだから、冷めた反応になるんだ。

  なるほど…。

 

 でもね、誤解を恐れずに短文でのやり取り。勇気があるなー。とても真似はできそうにありません。詰将棋で例えれば、常に互いに、1手詰めのような発信。自分だったら、せめて5手詰め、いや3手詰めくらいのペース?で確認しあいながら、会話を進めたいなーとおもいます。言いっぱなしで、相手に伝わっているものと思うのは、あまりにも甘い。いやどう思おうと、それはその人の自由です。けれども、「自分はちゃんと言ったよね。責任はアンタのほうにある」なんていうアナタ。アナタは相手の言うこと、ちゃんと聞いてました? ジイさんが心配する筋合いのことでもないでしょうけど(笑)。

 


そんけでえぇんだすか?

2024-03-26 | 農家 農村

 育苗箱にイネの種をまいたら、約2日間、育苗器というのに入れます。器とはいうものの、2坪くらいの温室設備です。ビニールハウスに運び込む前に、発芽を揃えるために入れます。

 この設備に使われる保温資材は、防湿タイプの厚い資材で、言ってみれば、デコレーションケーキにかぶせる蓋のような形状となっていて、各角の部分がファスナーで開け閉めできます。この設備一式は、思いのほか高価です。農業機械や設備は大量生産しない分、ほとんどのものが思ってる以上に高価です。

 

 昨年、これを使用しているときに、ファスナーをかませてしまい、開け閉めができなくなった箇所がありました。閉まった状態ならまだしも、半分開いた箇所でできなくなったのですから、とても困りました。せっかく温めた内部の空気が逃げ出して、保温効果が落ちるし、発芽ムラが起きるからです。それでも、どうにか使って、この冬。どうにかすることになりました。

 

 あはは、やっぱり長くなりますね。短文のやり取りに慣れた方なら、まどろっこしくて読むのをやめてしまうことでしょう。いや、ここまでさえ、読んでいないと思います(笑)。

 

 余計なことは書かずに続けます。それが余計だ!

 製造メーカーに修理してもらえるか聞いてみたら、受け付けますよと言ってもらえました。通常、メーカーでは個人のユーザーとは直接のやり取りをしません。購入店を通じての対応です。それは仕方ないとして、物のがさが大きいだけに、往復の送料だけでもそれなりの値段となりそうだし、何より修理代そのものも決して安くはないだろうと思いました。でも新品はさらに多くの出費が予想されます。購入店に話してみたら、隣市のテント屋さんに行ってみろとのこと。やってくれるかもしれないということでした。それで、かすかな希望をもって行ってみたら、やりますよとの返事。よかったーと思いました。

 

 その修理が完了したとの連絡をもらったのが、今日のこと。あのぅ、修理代はどれくらいでしょうかと聞いたら、「特殊な大きいファスナーを一本交換したので、4,500円プラス消費税です」という答え。思わず、そんけでえぇんスか?と聞いてしまいました。

 保温資材一式を新品で購入したら、間違いなく10万は超えるのではないかと思います。それが、5,000円くらいで済んだ。何とありがたい。手間代にもならなかったのではと、余計なことまで思ってしまいました。

 明日引き取りに行く時は、菓子箱のひとつでも。そんな気さえしたことでした。気は心。そうしよう。トラクター、田植え機、コンバインその他いろいろ。機械の整備代は本当に大きなものです。そうであっても、やはり専門家でなければ直すことができないのです。そして今、メーカーさんの営業所ではなく、個人で購入後のアフターケアをやってくれていた地域の農機具屋さんが、どんどん、廃業しています。ご自身の高齢化ということが直接の原因ですが、それだけが主因ではないことは言うまでもありません。義理と人情、そして修理代を安くもしてくれる、農家にとっては、いてもらわなければ困る、とても大事な人たちであるのですが…。

 


何ともいきぐるしい

2024-03-26 | 日記

 女性がこちらを向いた時に、「丸腹、丸腹」なんて言ったら、それがたとえ自分のおなかを指さしての言葉だったとしても、セクハラだー!と糾弾されても不思議ではない世情です。「これくらいで厳し過ぎる」なんて言おうものなら、「そもそも、なんでそんなことを言うの? 言う必要があるの?」と切り返され、自ら墓穴を掘ってしまうことになるでしょう。そして、言われてみればその通りなんです。何の目的があって、わざわざそんな言葉を?と問われたら、返す言葉はありません。

 

 男性に対して、そんな言葉を言ったら、そうは思われないことの方が多いかと思いますが、やっぱり人によっては、セクハラだーと言いたくなる人もいるに違いありません。

 

 舌禍や失言を取り上げられるセンセイたちは、しかるべく(?叱るべく)素質を持った方々で、またかと思われる人が多いですね。その糾弾の、時にはあまりにヒステリックとも言えるような状態を目にすると、一般の人でさえ、ヘタなことは口にできないと、自らを制してしまうようになります。

 「その程度のことに目くじら立てないでよ」と言う気さえ萎えてしまって、なんとも息苦しい世の中です。知らんぷりしてりゃ良いと思うんですけどねー。黙ってられないんでしょうねー。そんなことをやり玉に上げるくらいなら、もっと声を上げるべきところがあるんじゃない? ついついそんなふうに思ってしまうことがあります。

 

 でも、「そもそも、なんでそんなことを口にしなきゃいけないわけ?」と問い詰められたら、ぐうの音も出ません。そして、あえて問い詰めないにしても、軽蔑?されてしまうのかもしれませんね。表現の是非はともかく、大事な?考え方まで、口にするのがはばかれるご時世となってしまいました。

 とにもかくにも、口は災いの元…(苦笑)。