まんざら
先日、話の中でたまたま、「まんざらでもないような~」という言葉が口をついて出ました。そのあとでふと思ったものです。まんざらって、どんな字を書くんだろうと。
ネットで調べる前に考えて、思い付いたのが満皿。残念ながら外れていました。
でも、まんざらでもないけど(うれしい)、というような意味で使うことが多いと思うんです。ということは、お皿に十分盛られているわけではないけれど、そうであってもうれしいというようなふうに、連想が浮かんだのでした。
「今年の種、いつもよりなんだか少し小さい気がするね」
種まきが済んで、後片付けをしているときに、連れがそんなことを口にしました。
「あぁ、きっとそうだろう。普通に収穫した玄米だって少し細かったりしたんだから、種だってきっとそうさ」
そう、応じました。続けて、
「大したもんだ、確かな目だな」と言ったら、
「そんなことないよ。ただ何となくそう思っただけ」と言ったので、
「いや、確かな目だ。だって、このオレを選んだんだもの」
と冗談で言いました。もちろん、きびしいツッコミを覚悟のうえで(笑)。
そしたら、一瞬キョトンとして、そのあとクスクス笑ったんです。予想外の反応に、こちらがビックリ。
問1 この時、「まんざらでもない」と思った(かもしれない)のは、いったいどちらだったでしょう。
心理の観点からすると、わざわざこんなことを書くのは、それと真逆の実態、危険水域という場合が考えられるとのこと。
心理学ならずとも、そんな話なんぞ、アホらしゅうて聞けん水域やー。
犬も喰わないようなフィクションを話してしまいましたが、これもまた、お米の味と何かしら関係しているのかもしれません。
みなさんも、パートナーの方に、同じようなこと試してみませんか? もちろん、言葉を発する前には、上段(冗談)の構えが必須ですよ。くれぐれも事故責任でお願いします。誰がするかー!
タンポポが最初のピークのようで、とてもにぎやかです。早いものはもう綿毛になっています。たぶん全部、西洋タンポポでしょう。