風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

花が咲いた

2021-09-30 | 日記

 本日、予定を変更して、現場からの報告(続き)ではなく、現場周囲からの報告となります。

 今年植え替えをした*****が咲き始めました。夏の間あまりに暑かったので、どうかなと思っていたのですが、咲いたのを見てひと安心。風に揺れているのを片手で抑えて、シャッターを切ったので、良い角度で撮れていません。雰囲気だけでも。

 

 今年の自家用果樹、柿と梨には一個も実が成りませんでした。大雪で、芽が出る予定の枝が、ほとんど折れてしまったせいもありました(想像です)し、梨の木は、ほんの数輪咲いた咲いた花を、あまりに早く摘花してしまったことが原因でした。無知であることは、恐いですね。いや、本当に怖かったのは、梨の木そのものだったでしょう。悪いタイミングで花が摘まれてしまったのですから。

 今日、その梨の木に、数輪の花が咲いているのを見つけました。これからの時期、もちろん、実に成るはずはないのです。徒花と言えましょう。いとおしく思えたことでした。

 

 

 柿、梨、そしてここには昨年の晩秋に植えた梅の苗木があります。これまで、梅の花を間近で見る機会が無かったので、花も楽しめ、そして実も成る品種を植えたのです。花も団子も、と言ったところ。欲張りです。でも、この程度の欲張りなんですから、かわいいものです。

 草が実によく伸びます。春から何度草刈りをしたことか。今は伸びも緩慢になって、最後の草刈りをしようかどうか迷っていたところでした。ところどころに咲いたタンポポの花に、ミツバチが来ていました。うれしくなってカメラを取りに家に行き、戻ってきたら、もういなくなっていました。この場所のすぐ隣にある田んぼ(当園で稲を植えています)では、昨年よりネオニコ系殺虫剤の散布を止めています。だから、ミツバチを見かけると、とてもうれしい気持ちになります。

 タンポポの花が終わると綿毛が出てくるのですが、草刈りで強制的に刈ってしまうと、それほど時間が経たないうちに、花の下が膨らんで綿毛が出てくるんです。いのちをつなぐ、たくましい仕組み。たくましいと書きながら、本当はもっとふさわしい言葉を考えてみるのですが、素敵な言葉が出てきません。もどかしいですねー(苦笑)。

 

 


このブログでお米の注文ができます

2021-09-30 | 日記

 ブログにお立ち寄りくださって、ありがとうございます。このブログを通じてお米の注文も可能です。

 

 記事の左側に、当方のプロフィール欄がありますが、そのすぐ下に、「ショップの商品一覧」という表示があり、そこからお米の案内に進むことができます。現在は在庫が無いため、ご注文にお応えできませんが、新米の販売は10月5日頃より始める予定です。よろしければどうぞ。

 

 時間とお気持ちがゆるしましたら、コメントをどうぞ。各記事の最後のところに(右隅)、コメントという文字があります。そこからすぐに書き込めます。いまのところ、すぐに反映されるようになっています。


使用上の注意を良く読みましょう

2021-09-29 | 日記

 もみすり機から出た玄米が、良品とくず米に選別されながら、計量もされて行きます。正面側の袋は良品。左側からはくず米が出てきます。

 良品側の袋の下は家庭用の体重計のようなものになっていて、数字が刻々と変わっていきます。設定した重量になると、シャッターが閉まり、次の袋を立てるよう、音が鳴ります。

 

 1袋が30.5キロ。立ったままの袋を、どっこいしょと持つのは、楽ではありません。一回の工程で何十袋も出るからです。そしてそれを積み上げていく。8段くらいまではどうにか…。

 少しでも楽になるようにとできた機械が、これです(何社からか出ています)。計量器のすぐ横にあるこの機械の、台の上に寝かせると、あーら不思議。するすると上昇します。お腹の高さくらいになるので、持ちやすくなります。お米を取ると、おやまぁ、今度は元の位置まで戻ります。

 

 米専用リフトです。人は乗らないでください。と注意書きがされています。中央部がスイッチになっています。米を乗せて押されることで、スイッチが入り上昇。米を取ると、スイッチが浮き上がって、ゆっくり下降するのです。アヒルが乗ったくらいでは動きません。

 本日の現場からの報告は、これで終わり。明日もまた、順不同で報告予定です(笑)。ご質問など遠慮なくどうぞ。

 

 あっ、そうですそうです。新米販売の準備が整いました。10月1日から開始です。

 

 

 

 

 

 


電柱でござる 雷犬のこと

2021-09-28 | 日記

 今日も好天に恵まれました。稲刈りが終わったので、今日はコンバインの掃除。一昨日やるつもりだったのが、今日になってしまいました。あとで、などと言っていると、ずいぶん後回しになってしまいます。「あとで」は禁句。でも面倒な仕事は、どうしても後になってしまうのです。掃除がイヤ。性格ですね。

 

 上の写真にも写っていますが、言うまでもなく、2本の電柱です。奥の小さい方には街灯が付いていて、手前の電柱はその電灯のためのものでした。過去形なのは、その街灯が、おととしの春に壊れてしまったからです。

 

 さて、ここからが雷犬の話です。お米の便り、おととし4月号の一部です。

 

 その浸種(稲の種を10日間くらい水に浸けて、芽を出やすくする作業)を終えてホッとした夕方、何の前触れもなく、ドンッ! 突然大きな音がしたのでした。テレビや居間の明かりが消えたのはほぼ同時のことで、雷がすぐ近くに落ちたようでした。ブレーカーの確認より先に、すぐ外へ出た凡夫です。家のどこかから、煙が上がっていないかが心配になったのでした。「テレビから煙が出た」とか、「家の中を火の玉が走った」などという体験談は、60年も生きていればいつかしら聞く機会があるものです(笑)。ですが、幸いにもそうしたことは無く、胸をなでおろしたことでした。

 翌朝、電話がつながらないことで被害を実感。対処に追われました。近所でも、何かしらの被害が出た家があったようです。

 家のすぐ後ろの道路には街灯があって、電球が壊れたのか点灯しません。ある事情から、そのことを連絡しないままにしておきました。できればずっとそのままにしておきたかったのでしたが、昨日その真下に行って、びっくり。電灯は粉々になっていたのです。LED電球はどんな仕組みでしょう。カバー類と思われる欠片があちこちに散乱していました。これなら電線そのものにも損傷があっただろうなと思い、通報することに決めました。

 さて、その欠片を拾い集めながらびっくりしたことがもうひとつ。道路に沿って、コンクリート製の用水路が敷設されているのですが、百円ライターくらいのコンクリート片がいくつも落ちていたのです。冬の間に除雪車がいためて行ったのかなと思ったのですが、何だかすっきりしません。良く見ると、街灯の付いていた電柱の根元には、野球ボールを少し大きくしたくらいの穴も開いています。思わず閃きました(思わずトキメキましたっ!の方が良かったんですけど)。雷は、その電柱に落ちて地面に届くや否や、今度は用水路の上縁を駆け抜けていったのだと…。

 子どもの頃、祖父が時々口にしていた「雷犬(らいけん)」の話を思い出しました。宅地の中にある杉の木に雷が落ちて、その時、まさに犬が木を駆け上がるように、火の玉が登ったという話です。木の表面には、まるで犬が爪を立てたような痕がたくさん付いていて、字の如く「雷犬」そのものであったと。当時は、そんなことあるだろうかと思いながら聞いたものでしたが、きっとその「雷犬」が現れたのでしょう。見てみたかった…。祖父の後を継いで、今度は自分が時々口にするようになるかもしれません。らいけん、らいけんって、えらい剣幕で。聞いている人の誰かが、良くできたダジャレだなと気付くまで、何度でも何度でも(苦笑)。

「出来の良いダジャレと本当のやさしさは、なかなか他人に気づいてもらえません」。「エー、アンタ、それを言うなら『煩わしいダジャレと始末の悪いうぬぼれは、なかなか本人に気付いてもらえません』でしょう。自分で気付いてる?」

 

 雷犬は、もしかすればいろんなところに出没しているかもしれません。少なくとも「ツチノコ」以上に(笑)、姿を現していることでしょう。どんな体型なのか(笑)? 神社の狛犬を見ると、ふと雷犬のことを思い出すことがあります。たぶん全然似ていないと思うのですけど。

 

 

 


前途田なんダー

2021-09-27 | 日記

 これは昨日の朝。間もなく日の出というところです。

 

 こちらは今朝の日の出です。でもこの直前は、昨日のようではありませんでした。

 

 写っている範囲が若干違いますが、ほぼ同じ方向です。

 稲があれば田んぼだとわかり、稲が無くても、田んぼだとわかります。前途田なんだけれど、前途多難ダー。

 いつも同じような写真です。でも微妙に違っているんです。お年寄りの昔話みたいに(苦笑)。