風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

妻好きの医師? 

2022-11-08 | お米の便り

 引き続き、後半部分です。

 

 今年、3年ぶりに、お米の食味を計ってもらえました。場所は、「秋田県種苗交換会」。毎年10月末から11月初めにかけて開催される、秋田の農業の大きなイベントです。今年は、第145回! 隣の大仙市で開催されました。そこでさまざまな展示がされるのですが、その中で、毎回食味を計ってくれるコーナーがあるのです。昨年と一昨年は、コロナの影響で、規模を縮小しての開催だったので、それがなかったのでした。農業機械の展示も大変な数で、一見の価値あり、です。

 それで結果ですが、その場所での計測機器は85点が満点。期間中頃に行った時、80点以上は、まだ数人ということでした。和賀屋のお米は77点。十分おいしいと言ってもらえました。ちなみに、ここでの食味計以外の物は、満点が100点です。点数の決まる仕組みは、おそらく同じようなものだと思います。100点満点の機器で計れば、どれくらいの点数になるのか知りたいところですが、なかなかその機会には恵まれません。まぁ、何はともあれ、良かったです。

 それと、先月には、放射性物質の検査もしてもらいました。お知らせしている通り、検出下限値を0.1のところまでつきつめて調べてもらいました。「検出されず」の結果で、これが本当はいちばん何よりでした。長く続くコロナで、放射性物質のことなど、とっくに隅に追いやられた感がありますが、見えないだけで、現実には相も変わらず、放射性物質がバンバン放出されているのです。大気から、土壌から、水から、作物、その他から…。そして体内からも。

 

 秋の収穫作業が落ち着くと、来年用の肥料の申し込みです。これまでのようなお米作りや直販がはたして可能なのか、心配な点が多くあります。化学肥料の高騰はとどまることを知らず、それでも現物が手に入れば良しとしなければならないことになるかと思います。主要産国での生産が次々に、取りやめになっているという情報です。作るためのエネルギー価格が高騰、あるいは生産設備の火災など、不自然なことが続いているとか。

 この手の話は、テレビや新聞では報じられることはまずありません。だって、テレビには別の役割がありますから(苦笑)。ネットで探すほかないのですが、さてネットの世界では、さまざまな情報や、各人に合わせた躓きの石が置かれてあって、見分けるのにひと苦労です。アンタにそんな力量があるんか?

 あはは、まさにそれが問題です。自身も、人工知能が置いてくれた(笑)いくつもの石に、躓き続けていることでしょう。もちろん、そうとも思わずに、です。「さてはてメモ帳」というサイトが、それなのかどうかはわかりません。でも食糧危機が、ある目的を持って着々と進められていることや、ワクチンのこと等さまざまな情報を提供してくれています。ご自身はもちろん、子どもへの接種がどれほど重大な意味を持っているのかも…。

 それにしても、また冬(が近づいて)。おらぁやっぱり、春がえぇなぁ。

 


S(キー)で稼働?

2022-11-08 | お米の便り

 昨日新しいSDカードを買って、何枚か写してみました。うまく撮れているようですが、パソコンで認識できず、おやまぁ、どういうことなのか…。時間の許すときに、あれこれ試してみることにします。

 ということで、今日は今月のお米の便りです。本文と無関係とは言え、写真の無いのが何とも残念。まずは前半を。

 

11月になりました。2日夜。今夜も月が白く輝いています。数日前から三日月。それが今夜は、半月よりほんの少し膨らんだ形となっています。昨日に続いて、今日も好天でした。吹く風もそれほど強くなく、気温も高かった当地です。

 平年のこの時期に比べて、高めの気温。それにしては、赤とんぼの少ないのが気になりました。天気が良ければまだまだ、たくさん飛んでいても、何の不思議もない時期なのに、です。どこへ行っちまったんだよー。いやそもそも、今年の秋にたくさんいたか…? 記憶はあいまいなままです。少ないというのが、気のせいだったら嬉しいし、ホッとします。けれども、もし当たっていたとしたら、自分の感覚の確かさを喜ぶ気には、きっとなれないでしょう。残念という思いの方が何倍も強いに違いありません。何故ならそれは、大切な何かを意味していることだと思うから。あはは大丈夫だ。そんなこと気にすんな。トンボはまだ、「昆虫食」のリストには入ってないんやから。

 相方とは、いつも微妙に話が噛み合いません。こんなやりとり、いつまで続くのやら。でも自然の変化というか、でこぼこは、案外ダイナミックなのかもしれません。極端に減ったかと思えば、その次の年は大発生だったりというのは、良くある話。秋田では(多くの県でそうかもしれませんが)毎年、ブナの実の出来具合を調査しているようです。ブナの実は、熊の貴重な食べもの。その良し悪しがクマにとっては死活問題なのです。それが、ひいては人里へ食べものを求めて降りてくる件数にも関係してくるということで、調査しているようですが、年毎にずいぶん違うようです。でもこう書いていながら、やっぱりとんぼは違うかもと思っています。オマエの話は、いっつも行ったり来たり、行きっぱなしだったり…、もう何が言いたいんやー。

 

 さて、今年のお米はどうだったでしょうか? いつものような感じであってくれれば良いのですが。

 実はみなさまにお届けする際に、いちばん気になるのが、着色粒のことです。着色というよりは、虫の食害を受けたというか、食痕が付いたと書いた方が、実態に近いです。毎年、添付文書には、着色粒を専用の機械で取り除いていますが、完全には取り除けません、と書いています。機械の感度を高めに設定すると、その分、まぎらわしいものどころか良粒までどんどん取り除かれるので、大変なことになってしまいます。そのため、どこかで線引きをして、これくらいなら許容範囲内かなと思われるところに感度を設定するのですが、さて、それがみなさまの許容範囲と大きく違わないかと、少々心配になるのです。はたして大丈夫でしょうか?

 

 

 

 


9月のお米の便り その2

2022-09-15 | お米の便り

 年を越す作物はもうひとつあって、今月10日頃まで、どうにか小松菜の種を播きたいと思っています。秋にそれなりに食べて、適期が過ぎて葉が固くなってしまったものを畑にそのままにしておくと、何とまぁ、春になると枯れた茎葉の中からすっと茎が出て、菜の花が咲くんです。いわゆる、「とうが立つ」といった状態。でもヒトと違って、その蕾を新しい茎とともに摘んで食べると、おいしいのです。*個人の感想です。おいしさを保証するものではありません(笑)。春一番の自家用野菜。一定の期間、次々に採れるので、食べるのが追い付きません。場所のある方は、ぜひお試しあれ。プランターでも可能だと思います。たとえ食べられるほどの量が採れなかったとしても、菜の花を愛でることができますよ。

 けれども、その期限まで、あとわずかです。先月中ごろ播いた白菜は、天気と関係なく育苗ポットの中で生長を続けています。ダイコンはどうにか播きました。白菜とダイコンは、冬の間の大事な貯蔵野菜。特に白菜は、あると無しでは大違いです。冬は白菜があれば、なんとかなる(凡婦談)。苗が植え頃となった時に畑の準備ができているのか、心もとない限りです。自家用ならあきらめもつきますが、出荷予定で栽培する農家にとっては、天候不順は死活問題。そしてそれは、最終的に生産量の不足、値上がりへとつながります。というか、やる人がどんどん少なくなっていきます。けれども、天候不順は最大の原因ではないでしょう。むしろそれ以外の要因の方が…。オイオイ、辛気一転はどこ行ったー?

 

 長い間、草ぼうぼうだった畑?に、今年わずかながら大豆を植えてみました。その畑を荒れ地にしたくなくて、でも何かを栽培する手間暇が無くて、毎年春から秋まで、4,5回耕していた場所です。そんなにも耕していても、雨が続くと草の勢いが一気に強まり、結局は草ぼうぼう。でも、何十年も除草剤を使わずにきた土。ある意味、清浄な場所です(笑)。その大豆が良く育ち、植えた面積からすれば、20キロくらいはいくかなと、皮算用の最中です。けれども問題は、刈り取った後の脱穀。この道具が無いのです。無いままで種を播き、あぁ、年月は走馬灯のように過ぎ、それは、喜びの入り混じった悩みの種へと変わりつつあります(苦笑)。足踏み脱穀機を購入するとなれば、道楽にしては多すぎる出費で、モノが増えれば保管する場所も必要となります。こころはもう、ひと足先に足踏み状態。値上げの春に加え、値上げの秋が、押すな押すなの大盛況。何であれ、今日がいちばん安いのです。さぁ、さすらいの大豆の運命や、いかに。この続きは11月号で。忘れなければ。

 

 世の中は、大きなツボが割れ、出てくるのは数々の汚物。長年浸かり続けていた当事者は、己の腐敗臭に気づかない様子です。未だそれが良く見える人のいる、この世の不思議。

 

 ずいぶん前に、幸運にももらうことができた、トラクターのミニチュア。どこへ行ったかとあきらめていた実物が、数日前に見つかりました。非売品だったのです。

 

 購入してから、10年以上も過ぎたと思います。これで飲むのは、お茶、ではないです(笑)。言葉にしたい思いを、グッと飲み込んで…。

 焼酎割り? いえいえ、そんなことをしたら、身体によくありません。お酒はダジャレを考えながら飲まなければ。

 

 


9月のお米の便り その1

2022-09-15 | お米の便り

 9月1日、昨日夕方からの雨が、休みなく降り続いています。とびきり雨の多かった、今年の8月。空に向かって、「もうそろそろ良いんじゃない?」と声が出てしまったのは、一度だけのことではありませんでした。月が替わったというのに、この傾向に大きな変化は無いようです。週間予報に並ぶ傘のマーク。天にとっては、今日から9月などという区切りは、無いのでしょう。悠久な時の流れの中にあっては、一瞬とさえ呼べないような、この長雨。もう出てきた「秋雨前線」の言葉を、あきらめ前線と読み替えて、苦笑いするしかありません。おやまぁ、辛気臭いご挨拶となってしまいました。 

「オリコメを楽しみにしてくださっているみなさーん。どーもすみませーん。お元気ですかー。今急いで、心持ちを変えますからー」 ちなみに今日発表の気象台のデータによると、秋田県横手市の8月の降水量は平年の倍近く。雨がまったく降らない日は、10日間だけでした。

 あはは、楽しみにしているどころか、読んでくださっている方自体、きっとわずかでありましょう。マイノリティ(少数派)のために今祈りてー。こんなダジャレはどうですか。ほんの少しは辛気一転となったでしょうか。面倒なアンタのために祈りてーわ。

 

 今年、自家用タマネギが収穫できたのを良いことに、先だって種を多めに播いてみました。念のためお知らせしますと、タマネギは夏に種を播いて、育った苗を秋に植えます。その苗がすっかり根付いて冬を越し、肥大を始めるのは雪がとけてだいぶ経ってからです。そして6月下旬頃、収穫の時期を迎えます。1メートル以上に積もった雪の中で生きているのですから、何ともたくましい。それだけでも、元気の素がたっぷりの野菜という気がします。でもまぁ、スケジュール的にはこうしたことですが、自家用ともなれば、うまくいったりいかなかったりです。今年たくさん収穫できたのも、たまたま運が良かっただけかもしれません。。そんなこともあり、多く播くというわけです。あれっ、誰かオレのことを呼んだかな?いや、誰も呼んでないよ。大熊クン。

 

 続く雨で、それなりに発芽したタマネギの苗床は、土がぐちゃぐちゃ。カビの生えそうなせんべい布団でも、慣れたら大丈夫ですから、何とかなるかな?大丈夫なのはアンタだけ。どうにか順調に育ってほしいものです。ちなみに10月中頃、種苗店の店先には、タマネギ苗ありますの、のぼり旗が出ます。苗育てがうまくいかなかった時は、その手があるんです。アンタはそれを植えてさえ、うまくいかんかったやろ。その時はさらに奥の手が…。お店でその都度、必要な分だけ買えば良いというわけです(笑)。オチがついてひと安心、かな?

 多くの方はご存じですよね。この方を。

 手前にあるのは、100均で買った浸透印。それを少し上回る大きさです。

 


291便 後半

2022-08-12 | お米の便り

 8月と言えば、お盆です。当園のネット上日記とでも言うべきブログ、「風に吹かれて行こう」には、昨年のお盆にこんなことを書いています。

 お盆には、いろいろ思うことがあります。若い頃は何となく行っていたお墓参りにも、どこか意味を感じるようになり、年齢を重ねるにつれて、それは強くというか、幾重にも重なるような思いとなってきました。この先、生きていれば、今思ってもいなかったことが、こころに浮かんでくるのかもしれません。それがどんなことかはわからないのですけど。

  昨日の午後、お墓の掃除をしました。ずいぶん長かったねと言われて、確かにそうだなと思いました。丁寧だったわけではありません。何かにつけ、てきぱきやれない性分なのです。んだナー、話ッコしながら、やってらった(やっていた)と応えたら、 誰かいたのと聞かれました。

「ご先祖サマ。いっぱいいるがら、時間かがったー(笑)。くどぎ(グチ)、しゃべってらった」

「そっかー。アナタの愚痴を聞いてくれる人はいないもんね。ご先祖様も、長いナーって思いながら、交代で聞いてくれてたかもよ(笑)」 記憶の断片にさえ残らないようなこんな会話でも、誰かがいるからできること。「日常」は、たわいもない、それでいてちょっとの発見を話せる場です。

 

お墓参りはすっかり日が落ちてから行きたいのですが、周囲で迎え火が焚かれるようになると、さすがにご先祖サマたちが、ボヤいたり案じたりするかなーと思い(笑)、夕方に行ってきました。

  お墓のすぐ近くには、近所の農家のビニールハウス。火の粉で穴をあけてしまってはいけないので、薪は最小限です。焚火と、ロウソクの火も見守りながら、しばしの間、思いにふけります。

 

 ご先祖様に申し訳ないなという、ある思いがあります。それがどうにもできないことなので、できる限り元気で、田んぼをやっていかねばなりません。明日のことはわからない年齢となりました。お盆はとりあえず、次のお盆までの約束を、ご先祖サマにこころの中で告げる時期でもあります。だから、あまり明るいうちでなく(苦笑)、すっかり暗くなってから話したい気がするのです。こそっと。

 それにしても、お盆と稲の穂が傾き始める時期。この取り合わせは、遥か遥か昔からそうだったのでしょうか。そう考えると、当たり前だと思っていた風景もどこか少し違って見えてきます。国内の麦を多く栽培している地域。大規模な小麦栽培を続けてきた諸外国。そうしたところでの、穂が出る時期は、どんなものなんでしょう。こころは瞬時に、まだ見ぬ地をぼんやりと思い浮かべます。

 

 9月下旬の稲刈り。その時期を迎えるまでには、いくつかの関門が待ち構えています。それがひとつも無ければ、これに勝る幸いはありません。その時まで、約一か月半となりました。