「お客さん、わずか500円を追加してくれるだけで、この中にさらにおいしいあんこが入りますよ! いかがです?」
その先は言うなー。おまえの言いたいことが、ぼんやりと分かったような気がする。
でも、言ったらダメだ。あとさき考えて、ここは思いとどまれー。
ワンコインで、あんこイン
やっぱり、おれの想像通りか…。
いや、言いたかったのはそこじゃない。
500円に「わずか」なんてつけるナー。その500円で、食材いくつか買えるぞー! 半額なってたら、もっとダー。
「お客さん、わずか500円を追加してくれるだけで、この中にさらにおいしいあんこが入りますよ! いかがです?」
その先は言うなー。おまえの言いたいことが、ぼんやりと分かったような気がする。
でも、言ったらダメだ。あとさき考えて、ここは思いとどまれー。
ワンコインで、あんこイン
やっぱり、おれの想像通りか…。
いや、言いたかったのはそこじゃない。
500円に「わずか」なんてつけるナー。その500円で、食材いくつか買えるぞー! 半額なってたら、もっとダー。
「ブルータス、おまえもか」
この言葉は有名です。シェークスピアの何かで出てくる科白だったのでは。でもこの言葉が使われているシチュエーションや、戯曲?そのもののあらすじは、一切知りません。あるサイトを見ていて、ふとこの言葉を思い出したのでした。
でも、この言葉が頭に浮かぶ度、思考は自動的にこんなふうになってしまうのです。
「ブルータス、おまえモカ。おれ、コロンビア」
コーヒー豆については、なにひとつ知識がありませんが、コロンビア以外にリズム感を損なわない名前が無いような気がして(苦笑)。でも、もしかしたらあるのかな?
それにしても、すぐそばでこんなことを言われたら、どう対応して良いのか困りますよね。聞こえなかったふりをするのが、もっとも適当かと思います。
ー聞くのは無駄な気がするけど、念のため聞くぞ。
ーあぁ、遠慮しないで何でも聞いてくれ。
ー今日一日だけ、仏壇に花を飾ろうと思うんだけど、菊はどこに置いたら良いかな?
ーそんなの、考えるまでもないだろ。昔から言うじゃないか。「菊は一時の端」って。
ーやっぱり、そう来たか。いちおう念のため聞くぞ。じゃぁ、きかぬって何だ?
ーオレもわからん。でもたぶん菊の隣に置いとくものなんじゃないのか。
「きかぬは一緒の端」って言うから。
釈然としない家が余計あり?
楽しい物言いというか、言葉を使う人がいますね。何を話しても面白い。それはきっと、ひとつの才能です。それは、同じような内容の話をしても、さっぱり面白く伝えられない自分のことを考えると、良くわかります。
何かをしてもらった時に、ありがたいなと思ってお礼の言葉を言ったり恐縮したりした時、ユーモアたっぷりの人は、こんな言葉を言うことがあります。
「何にも気なんか使わなくても良い、それより**つかえー」
その場にいてそれを聞いた人は、みんな笑ってしまいます。**には何が入ると思いますか?
場を和ませるユーモア。時に少し皮肉が入ったり、本音が入ったり。この言葉を聞くと、いつもおかしくなって笑ってしまいます。でも、「笑ってばかりいないで、そろそろ気づけよー」って、思われているのかもしれません(苦笑)。
**は、「じぇんこ(お金)」です。言葉ばかりでなく、たまには何か手土産のひとつも、ということでしょうか。もちろん、わざとそう言って、あまりにも恐縮する相手の心情を解きほぐす場合もあるのです。
「だから、そうじゃないって。自分に都合の良いように解釈しないで、いいかげん気づけよー」
あれっ、もしかしてオレのこと?