240便 17.11月
10月31日です。今回のオリコメは、珍しくも発行の前月に書き始められています。のんびりが身上(?)の凡夫に、いったい何が起こったのか。これからは、こころ構え新たに、「none ビリ」で行こうと思った…。ふとダジャレが思い浮かんだので、ソレッとばかり、パソコンに向かってみたのでした。「のんびり」と「noneビリ」、「ひがみ」と「非がme」。何だかうまい言葉遊びではありませんか。著作権はありませんので、いつでもご自由にお使いください。誰が使うか、そんなモン(笑)。
一昨日(29日)あたりから、台風の影響でしょうか、当地もまとまった雨が降り、暴風ともいえるような風が吹き続けました。今日はいくらか弱まったとはいえ、強い風はまだやむ気配がありません。加えて、とても冷たい風です。室内でその音を聞いていると、冬の訪れを、否が応でも感じざるを得ません。まだ(また)、冬来るナー。そんな言葉が口を付いて出そうな、今日の天気です。
この秋も、当地は天候が不順でした。いや、当地ばかりではなかったことでしょう。全国いたる所でそうだったかもしれません。それはそれとして、10月の好天の日は少なく、ずいぶん遅くまで稲の残っている田んぼが、あちこちにあったのでした。今年は稲の出穂が遅れ、その分、稲刈りの開始も遅れました。「残暑」というものがほとんど無かったせいでしょうか。いつまでも青い(濃い緑色)のままの稲が多く見かけられました、そのため、中には、もう少し実らせようと稲刈りを遅らせた農家もありました。今年の玄米の中に緑色の米粒が目立つのは、そうした理由からです。
けれども、天気は一向に、望むようなものとならず、遅れた分だけ稲刈り作業は大変なこととなりました。雨の日が続くにつれ、田んぼの土が軟らかくなって、機械が難渋し、方向転換の度に田んぼを傷めます。そして何より、ここは日本海側。秋の深まりとともに、晴れの日が少なくなり、「晴れ」の予報の日でも、もやがなかなか晴れなかったり、曇りがちであったりします。そうしているうちに、稲は活力を失ったような様子となり…。稲刈り終了まで長くかかった農家の人たちは、本当に大変だったろうなと思わずにはいられない、「収穫の秋」でした。
そんな状況だったのですが、さて、新米いかがでしたかー。うわぁ、正直な感想言おうと思ってたけど、これじゃ言いづらいナーなんて遠慮はなさらず、お知らせくださればうれしいです。いまさらお米の味はどうこうできるものではありませんが、こんな年にどんなお米になったかというのは、知りたいものなんです。ちなみに、和賀屋では10月始め、長雨直前に稲刈りを終えることができました。機械に大きな故障がでなかったことが幸いしました。今月は後半もお米の話題ですよー。
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今朝9時を少し過ぎたころの様子です。いちおう天気は晴れの予報で、もやの上は晴れているはずなんです。
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タマネギの苗が、うまく根付いたようで、ホッとしています。左は自家育苗。右は購入苗です。
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はらぺこあおむしと仲良く?