風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

じゃんじゃ(ん)ど

2024-02-13 | 突然思い出す秋田弁オノマトペ

 **さんが、じゃんじゃ(ん)ど歩いで行ったっけ。

 標準語で書くとどの言葉が似つかわしいんだろうと、しばらく考えてしまいました。この冬はヒマです(笑)。

 ずんずん歩いてというような言葉が、ほぼ近いのかなと思いました。テストで、標準語に訳せという問いが出たら、**さんが、ずんずん歩いて行ったよ。この回答は、間違いなく丸になるかと思います。

 

 でも、ちょっと違うのは、自分では、自分の様子を「じゃんじゃんど歩く」とは言ったりしないのです。誰かの見た目から、**さんの歩く様子が、こんなふうに表現されるのです。誰かに目には、その様子が勢いよく、あるいは楽しさを抑えきれないように、もしくは腹立ちまぎれに…というような想像も含めて、見えているのです。

 何となく不思議ですよね。言葉自体は中立なはずなのに、そこに何かしらの感情が込められています。「誰かさん」の心の中では、いったい何があったのか…?

 


自分でできること

2024-01-28 | 突然思い出す秋田弁オノマトペ

 いろんな言葉や表現が、それはマズイでしょうとなって、口に出しにくい世の中になりました。もちろん、不適切な表現やら、誰かを傷つけるようなものの言い方などが、好ましいことであるはずはありません。けれども、そうしたことをいくら無くそうとしても、それは無理なことじゃないんでしょうか。そうした努力を意味の無いことと言っているのではないのです。ただ、それと同時に、しなければならないこと、したほうが良いことというのがきっとある。そう思うのです。

 

 なんだかあいまいな書き方をしてしまいました。世の中には、やさしい物言いをする人ばかりじゃない。「ほめて育てる」人ばかりじゃない。がんばれって言われた時のつらさを理解できる人ばかりじゃない等など、いくつもそれこそ数えきれないほど、そんなことはあります。だから、誰だってそんな言葉に出会うときはあると思うのです。これまでもこれからも。だったら、その時のこころの対処の仕方を覚えておくのは、とっても大事だし、必要なことなのではないでしょうか。こころない言葉による傷を最小限にするためにも。そして、いつか余裕ができたら、誰かがそう言われた時にかけてあげる言葉を覚えればなお可、だと思います。

 人は誰でも、知ってか知らずか、誰かを傷つけるものですよね。本人にまったくそんなつもりがない場合でも、それを聞いた方が傷つく場合だってあるのです。ですが、あまり神経質になったら何も話せなくなってしまいます。でも誰かの心を温かくできるのも、人だと思います。

 がえがえどちらつけなくしゃべる人の言うことなんか、気にしないようにしましょう。深い思慮なんか無いんですくらいに思って(笑)。そんな人の言うことで気を病んでいたら、自分の人生がもったいなくなる。でもまぁ、それはそれで、自分にそんな場合の対処の仕方を考えさせてくれる良い機会だととらえましょう。ねぇ、そんなふうに思うようにしませんか?

 

 ちなみに、がえがえどというのは、遠慮なしにというようなニュアンスです。ちらつけないというのは、厚かましいというような感じ。面(つら)付けないということなんでしょうか。

 傷つく前に、するりとかわす。刀のやり取りでは、運動神経のこともあってそう簡単にはいかないでしょうが、言葉のやり取りでは、それが可能だと思います。もちろん、練習は必要だすよね。受けた傷が大きいにせよかすり傷にせよ、それは温かく生きていく上での糧になるんじゃないでしょうか。あっ、自分に関して言えば、傷をつける側にならないよう、注意しなければなりませんです。

 今朝の風景です。ちょっと冷え込みました。もやがかかっているのです。

 いつものこの風景を、電車にのって反対側から見てくださった方がいます。素敵な列車の旅のお話を知らせてもらいました。お米で長いおつきあいをいただいている方です。手を振りたかったなー(笑)


冬は

2024-01-28 | 突然思い出す秋田弁オノマトペ

 冬は手が荒れます。ガサガサ程度ならまだしも、指先の角などがパックリ割れて、痛くて困ります。原因のひとつとして、冬は空気が乾燥するからということなんだそうです。

 でもずっと不思議に思っていたのです。雪の降らない所なら、寒い北風が強くて乾燥するかもしれないけど、有り余るほどの雪の降るこの場所で、どうして「空気が乾燥する」のかなと。だいいち、洗濯物だって何日も乾かないじゃないか。そんな、おそらくは頓珍漢な、それでいて少しは「それはさぁ」と誰かに解説されにくいような現象と結び付けたりして、冬の乾燥ということを、納得できずにいました。

 

 それがどうしてなのかを知ったのは、数年前の天気予報でのちょっとしたひとこと。でも記憶違いかもしれないので、確実なことを知りたい方は、ご自身で確かめてくださいね。

 

 要は空気が冷たいので、水分をたくさん含むことができないということでした。空気がうまく伸び縮みできないということでしょうかねぇ。暖かければ、ふかふかの綿のような感じになって、中に容易に水分を取り込むことができるのですが、冷たいとそれがうまくできないということなんだそうです。

 でもこう書いていながら、じゃぁ、もともとの水分は、冬はどこに行ってるんだい? そんな疑問が湧いてきました。土の中に閉じ込められたままなんだろうか…。あー、小さな子どもがいれば、家庭との「連絡ノート」なんかに書いて、学校の先生に聞くことができたかもしれません(笑)。

 まぁ、そんな理由なんだそうで、みなさまにとってはとっくの昔からご存知だったことなのかもしれませんし、中にはわずかながら、今初めて知ったという方もおられるかもしれません。

 

 おまえといっしょにするなー。で、今日はオチがないのか?

  そんたに急がへるな。日曜日だど。おめがえらね口出すがら、オチ付く前に話ギダッと止まってしまったねが。

 もう一回言うど。

 まぁ、そんな理由なんだそうで、みなさまにとってはとっくの昔からご存知だったことなのかもしれませんし、中にはわずかながら、今初めて知ったという方もおられるかもしれません。

 そのことが、既知と出るか今日と出るのか…。お後がよろしいようで。 

   何がよろしいもんか。全然ウケないぞー。ちっとも欲無い。

 

 年寄りなので、ついつい余計なことを書いてしまうと、何だか人の気持ちに似ていますよね。ふところが広い人は温かい。水分がたくさんで、潤っています。冷たい人はなかなか受け容れることができません。いっぱいいっぱいですから。忙しければいろんなことが回っていかなことでしょうが、時々ちょっとひといきついて、水でも飲むことにしましょうよ。でもこういうことって、たいがい、仕事の遅い人の言い分です。あはは、もちろん自分のことですが(苦笑)。

 

 


ガボっと

2023-09-05 | 突然思い出す秋田弁オノマトペ

 さ、今日はダラダラしてねで、ガボっと湯っこさ入って、休むべ。

 

 「ガボっと」を、どう訳したら適当でしょう。ささっと(入って)という感じかな?

 ちなみに、ズボン ガボガボじぃ(じぃは状態を表す言葉)は、ぶかぶかというような意味合いです。ガボとガボガボは、まったく別物ということになります。

 

 やっと熱帯夜から解放されつつある当地です。さぁごいっしょに、良い眠りを(笑)。心配事があろうとも、まずは寝ることにいたしましょう。

 

 理想の夫。

    いびきにどこか気品のある夫  早く寝ろー!