おはようございます。連日の好天です。先日の久方ぶりの雨は、一日で切りよく止んでしまいました。そして、その後の気温は、平年であれば一か月以上も先の暖かさ。ありがたいような、あんまりありがたくないような…。この調子で今年も進んで行ったら困るなぁというのが、率直な思いです。とりあえず好天であれば文句はないだろう、というようにも思いますが、それはそれで不順な?天候であることに違いはありません。
秋田県のトップブランド米として位置づけられた、サキホコレというお米。市場に本格的にデビューしたのは、昨年秋のことでした。こまちを超えるおいしさと言われています。元々の素質がそういうお米のようですが、これとて栽培管理次第では、その素質を十分発揮しないままの場合も無きにしも非ず、です。
このお米は、農家が個人で直売などはできないような生産体制になっています。基本、お店で買うか、それを表示している外食屋さんで食べるほかありません。
こまちを長く食べ続けていると、そのおいしさ以外の、ある意味タイプの違うおいしさを受け入れる感覚が、もしかしたら小さくなってしまうのかもしれません。意外と意外と、地域の農家の間では、こまちのほうがうまいという声が多いんです。
長く連れ添ってくれば、やっぱりカアチャンじゃねぇとダメだー。でも、そんなこと思ってるの、男性ばかり。おカアチャンたちはあんまり、そんなふうには言わないですね(苦笑)。
そのこまちも、出始めたころはあまりのもっちり感に、もち米食べてるみたいだと評されていました。それがいつの間にか、こまちでなければダメということになったんです(笑)。サキホコレもいずれはそんな感じでなじんでいくのかもしれません。でも、値段が高い。このご時世、やっぱりこまちです。Rなんかじゃなくて。
ちなみに、サキホコレは晩生の品種。そのため、早く種まきをする必要があります。早い農家は、もしかすれば今日。遅くとも今週中には播いてしまうのかもしれません。