先だっての投稿に。農業団体の見解を聞いてみたいなどと書いたものだから、さてどうなるかと思っていいたら、ていねいに書かれた見解が県内紙の投稿欄に載りました。
その中身は残念ながら、心配したことに対する答えにはなっていない気がしましたが、でもそれはそれでもうしかたがないのだなと思っています。誰のためなのかはわかりませんが、もう後戻りできないところまできているのでしょう。
農家からお米を買い上げるJA等が、「こまちR」でなければ買いませんとなれば、農家はその思いはどうであれ、こまちRを栽培しないわけにはいきません。一向に気にならない農家であれば、それこそ何の問題もないことでしょうが、できるなら植えたくはないという農家にとっては、何とも不本意なことになるかと思います。これもまた、仕方のないことといえます。
そんな状況なのですが、でもそんな中で、「どっこい生きている」ではないですが、従来のあきたこまちで消費者とつながる、つながっているというのをアピールするのも、楽しいんじゃないかと思っているのです。
通行量の多い道路沿いに、2025年産あきたこまち絶賛予約受付中、数量限定なんて書いた看板をこの春から立てたら、なぜ今から2025年産?などと、関心がもたれるかと思います。そうなったら、それが単純に売買につながらなくとも、なし崩し的に「R]に全面切り替えされるのが、何とか食い止められるんじゃないかなと…。要は栽培したくない農家と、これまでのこまちを食べたい人が結びつけば良い話で、事ここに至っては、それ以上のことにこころを砕く必要はないだろうと思います。
前にも書きましたが、どんなことであれ、ひとつの考えにしなければならないというのは無理な話ですし、なによりも傲慢なことでありましょう。気にならない人は食べれば良いし、なんとなく心配という人は、食べなければ良いだけの話です。ただ、これまでのこまちを栽培したい、食べたいという人は、手あぐらかいていては難しいことになります。動いて初めて、それが可能になります。だから知恵を出して楽しく。
たまたま夜についていたテレビ番組で出た問題(の正解?)。一世帯当たり年間約68万円の食費の内訳…。お米は2万弱!
オー米ガー! それが現実なのかなー? そうだとすればなおさら、気にならない人のことまで気にする必要ないということになるのかなー(笑)。
お付き合いをいただいているみなさま。あらためて、ありがとうございます。