風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

今日やっと

2024-02-26 | 日記

 この冬は割とゆっくり、などと書いていながら、ズルズルと後に伸ばしていたことがありました。状況がどうなるかを、見ていたところもあったのです。

 来年用のあきたこまちの種は、県では提供しなということが、はっきりしました。JAがどう出るかをみていたのですが、(他県産の)種子を、責任をもって確保しますとは明言していません。県では、今の段階ではただ漠然と、県外産の種子を注文できるようにしますというだけで、どちらからも具体的な話は一般農家には伝わっておらず、本当にこれまでのように入手できるのだろうかという心配がありました。

 来年のことだろう。何をそんなに急いているのかと思われる方もおいでかも知れませんが、お米が年に一回しか収穫できないものである以上、不確実なことについては早くから準備をしていなければならない(と思う)のです。

 

 このことは、お米そのものだって、そんなことではないかと思います。有名な民間企業の経済研究所の予想を、ある時テレビ番組で見ました。その中で、2040年には、需要の7割程しか供給できないという試算が表示されました。

 えー、16年後はそうなっちゃうの?って思うのですが、よくよく考えてみるなら、16年後突然そうなるわけではなく、徐々にそうなるわけです。16年後を予測するまでもなく、極端な話、一粒でも足りなくなったら大騒動になることは、火を見るより明らか。そうなったらどんなことが起こるのかは、このご時世、想像がつきません。というか、想像していることを、ここに書きたいとは思いません。

 

 話が横道にそれてしまいました。まだ話は続くのですけど、またおいおい書くことにして、結論を書きますと、種を入手できることとなりました。あきたこまちの本場でありながら、県内産の種子を入手できないというのは何とも残念なことですが、でも、「R」でないこまちの栽培が続けられることが、これではっきりしました。今日はそのことで、県外まで車を走らせたのでした。

 快諾を得て、本当に安堵しました。それがどのくらいかというと、もう何年来味わったことのない程の安堵の思いです。うれしくて天にも昇る気持ち、というのとは違うんですよねー。本当にホッとしたというか、しみじみ良かったなーと思ったのでした。無理かなと思っていたところもあって、もしそうだとしても、メールなんかではなく直接行って願おうと思って行ったので、そのことも安堵の思いを増す大きな要因だったと思います。

 

 帰り道は、急がずに来ました。そしてお酒1本付きの晩ごはんです。おいしかったことは言うまでもありません。

  断酒が旬だ → 断酒が済んだ

 曇り空でどうもパッとしませんでしたが…。

 

 


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