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窮地に一生 続き

2024-02-12 | 日記

 たとえ、夢の中での出来事だったにせよ、それは大変な窮地でした。一夜漬けのつもりがつい眠ってしまって、当日の試験で赤点、なんてこととは格段の違いです。いや、高校生にとっては試験もかなり大事なことでしょうから、決して軽く考えてはいけないのでしょうが、それによって、社会的に終わってしまったというようなほどではないと思うのです。

 ハプニングに遭遇した時、誰かに、「いやー、びっくりした。トイレだと思っていったら、洗濯物が干してあるんだから」などと言えていたら、事態はほんのわずか違った展開になったかもしれません。でも、そんな時に、機転を利かせることは、誰にもできることではありません。

 

 くどくどと、話を続けてしまいました。何となく言いたかったのは、人は誰からも、何かしらの非難されずに生き抜くことはできないのではないかということです。自らの意思で悪事に手を染める人や場合もあることでしょうが、そうしたつもりが全くなくとも、何の因果か結果的に窮地に陥ってしまうこともあると思うのです。

 

 松本清張氏の小説はあまり読んだことがありませんが、時々テレビドラマ化されたものを見る機会があります。戦争というものに翻弄され、運命が変えられてしまう中で、図らずも事件を起こしたり、人を殺めてしまったりというようなストーリーがあって、なんともやりきれないような感じを抱いてしまう作品が多い気がします。氏の小説も持ち出すまでもなく、一般の人々の日常にだって、自分がその人だったらやっぱり同じことをしてしまっただろうなーなんて思うこともあるのではないでしょうか。因と縁、良いことであれ、悪いことであれ、まさに因縁というべきものでしょう。

 弁解できないような夢を見たことで、こんなことを書いてしまいました。それにしても、夢で良かった(苦笑)。最悪の結果につながる前に、目が覚めて良かった…。どうして、夢の中でさえ、困っていることが多いんだろうなー。ゲラゲラとまではいかなくとも、たまには笑っているような夢を見たいものです。