風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

まよってけれ

2024-02-29 | 日記

 秋田弁で、マヨネーズをかけてほしいときに言う言葉です。

 

 「まよう」といえば、弁償するという意味になります。~ってけれというのは、してください。つまり、弁償してくださいということ。前後の言葉。言いようの強弱などで、依頼的なニュアンスになったり、強く責め立てるような雰囲気になったりします。

 子ども時代に、おもちゃの鳥愛などで壊れてしまった時、あーあ、あーあ、こーわした。まよってけれ。なんて流れになると、もうどうしたら良いかわからなくなって、泣くしかありませんでした。もちろん、持ち主の子どもだって、泣きたい気分ではあったことでしょう。

 

 形あるもの、いつかは壊れる。そんな真理に気付き、しょうがないかと思えるようになるには、ずいぶんと時間がかかりますね。いや、ずーっと納得できないことだって、きっとあることだと思います…。

 

 物であってさえそうなのですから、人のいのちや健康が壊されたら、どれだけしんどいことだろうかと思います。そう簡単には、元には戻らない。もしかしたら戻らないかもしれない。でも、だからこそ、「まよってけれ」だと思うのです。何のことだろうって、お思いになりました? テレビや新聞では伝えてはくれませんね。

 

 お昼ごはんを終えて、ローカルニュースを見ていたら、特殊詐欺の被害が出たとのニュースでした。ネットでの「副業広告」募集で、被害にあってしまったようで、なんともいたましい、気の毒なことです。このブログを読んでくださっている方がおられましたら、もし広告が表示されても、安易に乗って行かないでくださいね。どんな広告が表示されているかは、知りようもありませんが。

 

 追記です。まようを弁償と書きましたが、第一は、元通りにしてという意味です。だからおもちゃが壊れたりしたときは、子どもにとっては、どうしようもないのです。本当はお金なんかじゃない。いのちです。元の身体なんです。