先週の土曜日、岐阜市のてうめいギャラリーで行われた朗読会に行ってきました。
読み手は後藤好子さん。以前、番組にもご出演いただいた岐阜在住の女優さんです。
その後藤さんが読んだのがこのお話。
「サンタクロースっているんでしょうか?」(タイトルは訳によって違います)
クリスマスになると紹介されることが多いので、ご存知の方も多いと思いますが、あらためて。
今から110年ほど前のニューヨーク・サン新聞社に8歳の女の子から手紙が届きました。「サンタクロースっているんでしょうか?」。この質問に真摯に応えた返事が、社説として紹介されました。
それが「のちのアメリカジャーナリズムにおいて最も有名な社説」となりました。
その手紙を送った8歳の少女がバージニア・オハンロンちゃん。
社説を書いたのがフランシス・チャーチ記者。
私は小学5年生の社会の授業でこの絵本を読みます。情報社会の勉強の一環として。サンタクロースの存在を信じている子もそうでない子も、はっと何かに気づいて、とっても満たされた笑顔を見せてくれます。
そして、1,2年生に読んでいるのが「よるくま クリスマスのまえのよる」。
これは、主人公「ぼく」とそのともだち「よるくま」のお話。かわいらしい絵とストーリーで、読んでいるこちらが癒されます。子供たちも「よるくまかわいいね」と喜んでくれますよ。
うちの2歳の息子は、内容がわかっているのかいないのか?でも大好きな絵本です
小学生に読み聞かせをするようになって思うのは、子供たちに絵本をよみながら、私自身がこどもと絵本からやさしさをもらっているなーと。
大人もやさしい気持ちにしてもらえる絵本なので、クリスマスにいかがですか?