とれたてぎふトピックスのコーナーでご紹介した、岐阜県図書館公開講座「楽習会~岐阜県方言の語源小考~」。
「しゃちをやく」
「ほうたがいする」
「おにずうございます」
意味が分かるものもあれば、全く初めて聞く方言も。これは勉強したい!!と思い、楽習会に参加して来ました。
講師は岐阜大学の山田准教授。上の言葉だけじゃなく、方言に関する様々なこと、京都を中心に言葉が広がって、方言になっていったことなども教えてくださいました。
さて、うえの3つの方言、どんな意味だったのでしょう?
「しゃちをやく」→「世話をする」これは美濃地方の言葉なので、知っていました。
「ほうたがいする」→「当惑する、途方に暮れる」これは初めて。「とっても困る」という意味でも使うところがあるそうですね。
「おにずうございます」→雨の日のあいさつ。東濃の方言だとか。「にずい=雨、鈍い」から変形したとも言われているそうで、それに「お」が付いたなんて、丁寧でおしゃれですよね。
岐阜にはすてきな言葉がたくさん残っています。大切にしたいですね。これからは雨のに日は「おにずうございます」なんて、挨拶しようかしら??