kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

比叡山千日回峰行

2015-10-23 14:35:31 | 行事

びわ湖の向こうに見える山は、比叡山です

 

千日回峰行の「堂入り」を21日未明、無事に終えられました。

 

今回挑まれたのは大津市善住院の住職さん、

釜堀浩元さん(41)

 

平成19年以来8年ぶりで戦後、13人目とのことです。

 

どうだったかなあと思っていたのですが、本当によかったです。 

堂入りの時、見届けておられる信者の方々が涙ぐんでおられましたが、

無事の知らせに安堵されていると思います。

 

「千日回峰行」

千日間、比叡の峰々を縫うように巡り礼拝を続けます。

そのあとに「堂入り」です。

これは、比叡山中のお堂に籠もり九日間の完全な断食をしながらお祈りを続けるものです。

正に荒行で、死と隣り合わせといってもいい修行です。

 

釜堀さん、まだ終わってないのです。

千日回峰行は七年かけて行われますので、あと六年目と七年目の修行を終え

初めて満行となります。

この行、1日目から申しますと

※1年目~3年目  1日30キロを100日間

※4年と5年は30キロを200日間

それが終わるとすぐに

※堂入り、断食・不眠・不臥を9日間  

※6年目  京都赤山禅院への往復が加わり1日60キロを100日

※7年目前半の100日 「京都大廻り」 山中から赤山禅院、更に京都市内を巡礼し

全行程84キロ

※最後の100日 元通りの1日30キロ、比叡山中を巡り

千日の満行を迎え 「北嶺大行満大阿闍梨」 となられます。


常に死と隣り合わせの苦行、荒行です。

あと、2年無事努められることを願います。


” 紫の 峰に霧這う 回峰行 ”



 


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4 コメント

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素敵な写真ですね (いーちんたん)
2015-10-25 21:34:27
比叡山の勇壮な姿が大きくパソコンに広がり、
懐かしく思いました。。。

滋賀県つながりでたどりつきました。。。

20年も中国北京に住んでいるのですが、
実家は湖西堅田なので、帰省するたびに
見てはいるはずなのですが。。。

心洗われます。。。。
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いーちんたんさんへ (koh)
2015-10-26 01:00:11
コメントありがとうございます。
これは、びわ湖ホールの浜側から撮りました。
いいお天気だったのでもっといい写真が撮れるはずなのに、とにかく写真下手なんです((+_+))
でも、褒めて頂いてうれしいです、ありがとうございます。
比叡山は、ずっと京都側から見て育ったのですが、
それをその反対側から眺めて暮らすようになるとは、想いもよらなかったです。
びわ湖と比叡山の組み合わせもいいなと思うようになりました。
いーちんたんさんのふたつのブログも見せて頂いてます。
生地の柄がとてもすてきでした。私の好きな柄でした。それから、北京でのお話も興味深く読ませて頂きました。またお邪魔します、よろしくお願いします<m(__)m>



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千日回峰行 (kuroko)
2015-10-29 00:42:37
日本昔話でしたっけ・・?
阿闍梨さま~~なんて子供達が呼んでいたのですが、
気楽に呼んだり出来そうも無いですね。
堂入りの行が終わってもまだ続きがあるのですね。
凄いですよね~~やっぱり普通の人には出来ませんね^_^;
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kurokoさんへ (koh)
2015-10-29 18:36:31
阿闍梨さま~~という昔話があったのですか?
題名は何だったのか気になります。堂入りの後があるのは私も今回ので知りました。
ところで、堺阿闍梨様という方がおられて、以前ちー様がお数珠を頂かれ、それをしていたら、お坊さんに間違えられたとかなんとか(笑)、コンサートで言っておられました。
ちー様は阿闍梨様に会いたかったのはどういう理由だったのかと今も思っています。
いつか、コンサートで聞けたら、お伝えしますね。
間もなく秋のコンサートに行きます。
もうちょっと頑張ったらそちらまで行けるんですが、その後一息が大きいです。
待っててくれますか?
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