kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

麒麟来たりなば…㉓

2021-01-18 17:31:55 | 麒麟がくる


麒麟がくる 

第四十一回 月にのぼる者




”桂男”

ある男が月にある不可思議な花を取りに行った

その花を水に溶かして飲むと不老不死を得られる

木からふるい落としひとり占めにしようとしたら

神の怒りで月にとじ込められたという話だそうだ



”朕は先帝に教えられた

月は遠くから見るもの

力のあるものは、近付き見ようとする

朕はあまたの武士が月へ昇るのを見た

そして、下界に帰って来る者はなかった

信長はどうか

この道を間違えぬ様

しかと見届けよ”


満月を愛でながら、正親町天皇は十兵衛に託した



松永久秀から十兵衛のところへ渡った、平蜘蛛という銘の釜

これほどの名物を持つならば、

その覚悟を持つこと

と松永から聞いていた十兵衛の取った行動は


平蜘蛛を欲してやまない信長のもとへ持参した

十兵衛は真っ直ぐな人だから、

危ないなあ~この状況は



まず、前日平蜘蛛のことを聞かれて知らないと言ったことを

謝った

信長様に対して、一点の曇りも持ちたくないからと

そして、


十兵衛は信長に言った

名物は持つ者に覚悟がいる

如何なる時も

志、高く

志、美しく

城を飾るだけでは人はついて来ません


信長を相当怒らせてしまいました




「麒麟がくる」の中ではただ今、安土城建築中なのですね

 10年位前に、安土城の跡と、信長の館、安土城考古博物館、

セミナリヨなどを見てきました

安土城址には2回行ってるのですが、

本丸への大手道は石の階段で、長い!

安土山の山麓の受付でUターンしてしまいました(>_<)


受付の人しか、その辺に人はいなかったので…はい

その後、駐車場が出来たとか、何かが整ったとか聞くので

良くなってるのかもしれません


大手道の両側には、羽柴秀吉や前田利家の館があったことを想像して

さぞ、見事だったんだろうなと思います

でも、ほとんど何も残っていない

やっぱり、信長はよく思われていなかったのかなあ



パンフレットを大事に今も持ってます

写真はすべてパンフレットからです<m(__)m>


安土城天主 信長の館


天主の外観

信長の館の中にすっぽり入ってます



天主の室内

仏教の世界観による理想郷を象徴するものとか

ポルトガル人イエズス会宣教師のルイス・フロイスの著書『日本史 』

なども参考に信長の館は造られたようです

来客は私だけだったせいもあってか、案内係さんは

館内を色々説明して下さり、楽しかったのを覚えています

駅から四方が田んぼの中の一本道を30分ほど歩いて行ったのですが

ほんと、よかったです


信長が天下人だった頃から400年後の1992年

スペイン・セビリアでの万国博覧会でこの天主の5、6階部分が

日本館のメイン展示となったのだそうです

万博終了後、安土町が譲り受け、改修をや増築を施して

この文芸の森の一角の信長の館の内部に復元したそうです


信長の館に再現された安土城天主の豪華絢爛なこと

理想郷を表す天主に、天守ではない天主に治まる自分が

天上人であると、神であると

信長は思いこんでいたかもしれない

もう、光秀は今までのように信頼する心はなくなったのではないか


帝、将軍、数多くの戦国武将

信長を堕とそうと企て始めている

かもしれないし、違うかもしれない

周りの者の考えが分からなくなってきたであろう光秀

この思考回路はどのように、延びていったのか

麒麟がくるもあと何回かに



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