名古屋国際会議場の中庭には真っ白な騎馬像が立っています。
これは、1989年(平成元年)に名古屋市制100周年記念として開催された
「世界デザイン博覧会」 の「創造工房 東海銀行館」 に出展されたものです。
イタリア・ルネッサンスのレオナルド・ダ・ヴィンチがミラノ領主の命を受け、
「フランチェスコ・スフォルツァ将軍」 の世界最大の像の製作に取り組んでいました。
馬だけの粘土像は完成したものの、折からの戦争で
ブロンズ像の鋳造は断念され、後にはその粘土像も壊されました。
そんな、幻となった 「スフォルツァ将軍像」 を後世に残された様々な資料をもとに、
強化プラスチックで完成させたのがこの像です。
今なら、ブロンズ製も可能なはずですが、そうすると像の重みで脚部が重量に
耐えられないことが分かり、強化プラスチックになったそうです。
高さ : 8.3m
幅 : 3.6m
全長 : 8.8m
たいへん、巨大な像です。
出来れば、なぜ!名古屋100周年にこの像が選ばれたのか? 知りたいな…