海と緑とこどもたち HONDA ECOACT

地域にこどもたちと自然とのふれあいの場をつくろう!

カワラバッタ探索

2012-09-09 19:10:13 | 木津川

 少し前の天気予報と違ってこの土日はけっきょく天気もちました。それでせっかくなので木津川にカワラバッタを探しに行きました。残念ながらきょうはみつかりませんでした。

 かわりといってはなんですが、きょうはツルボ、センニンソウ、メハジキなどの植物を見ました。また、コシアカツバメが飛んでいるのをよく見ました。

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センニンソウ

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メハジキ

 カワラバッタは砂礫河原であればどこにでもいるというわけではなく、彼らの好むかく乱の程度があるということがわかりました。

 おまけ、木津川に注ぎ込む小河川の多くは天井川。道路のトンネルの上は川。

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浜寺公園セミぬけがら調査

2012-09-08 23:41:37 | 浜寺公園の自然

 9月7日に浜寺公園でセミの抜け殻集めを行いました。7月末の分と合わせて経年変化を見ると以下のとおりのグラフができました。

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2008年はとびぬけた数のセミが出たのですが、2009年は激減、2010年は盛り返しましたが、その後また減少し、今年はこの5年で2番目の少なさです。


バッタの原っぱの草地管理の仕方

2012-09-07 23:16:55 | 浜寺公園の自然

 バッタの原っぱの草地は適度に刈り取りをしてやらないと現状を維持できない。放置するとヨモギやセイタカアワダチソウが優占してしまい、バッタの生息環境としては望ましくない。

 しかし、刈り取るのか、抜くのが良いか?どの方法が良いか調べてみた。

 調査区画はセイタカアワダチソウやヨモギが優占している区画で、①そのまま放置②刈り取る③抜き取るの3区を6月26日に設定した。

 9月4日に現存する群落を刈り取り、生重量を比較した。その結果、放置するとセイタカアワダチソウ・ヨモギの優占状態はかわらない。刈り取ると群落は3分の1ていどに小さくなるが、セイタカ・ヨモギの優占状態は変わらない。抜き取るとセイタカ・ヨモギとも一番少なくなり、代わりにイネ科(エノコログサと思われる)が優占種となる。という結果で、セイタカ・ヨモギ抑制のためには抜き取りが一番効果があるとわかった。

Photo


木津川の植物など

2012-09-05 22:12:07 | 木津川

 来週から忙しくなりそうなので、きょう思い切って、木津川のカワラバッタ調査に行きました。カワラバッタ見つかりましたが、ここではおまけでみつけたものの写真を紹介します。

カワラナデシコ もうそろそろ終わりです。

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ツルボ ピークです。

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ウサギの足跡

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逃げ水

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シジミの浄化実験

2012-09-02 23:08:13 | 大阪湾

 9月になりました。本日は堺2区で観察会。きょうのメインディッシュはシジミの浄化実験。会のはじまりのときに、コーヒーフレッシュを薄めた液をつくり、これを二つに分け、一方はそのまま、一方にはシジミを入れました。そして会の終わりに見てみると・・・。

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明らかに色が違います。

きょうはシジミがよく採れました。総数で50近くになりました。先日の下見で8と書いたものが3個(うちひとつは死んだ貝でした。)みつかりました。再捕獲率は30%ですね。本日はじめて捕獲したものには9と彫りました。

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ヤドカリも大きなものがみつかり、浜として充実に向かっているようです。

終盤、大阪市側に典型的な集中豪雨が見えました。雨の帯がはっきり見えています。手前はJグリーン、奥の高層ビルは阿倍野の近鉄です。

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