バッタの原っぱの草地は適度に刈り取りをしてやらないと現状を維持できない。放置するとヨモギやセイタカアワダチソウが優占してしまい、バッタの生息環境としては望ましくない。
しかし、刈り取るのか、抜くのが良いか?どの方法が良いか調べてみた。
調査区画はセイタカアワダチソウやヨモギが優占している区画で、①そのまま放置②刈り取る③抜き取るの3区を6月26日に設定した。
9月4日に現存する群落を刈り取り、生重量を比較した。その結果、放置するとセイタカアワダチソウ・ヨモギの優占状態はかわらない。刈り取ると群落は3分の1ていどに小さくなるが、セイタカ・ヨモギの優占状態は変わらない。抜き取るとセイタカ・ヨモギとも一番少なくなり、代わりにイネ科(エノコログサと思われる)が優占種となる。という結果で、セイタカ・ヨモギ抑制のためには抜き取りが一番効果があるとわかった。
9月になりました。本日は堺2区で観察会。きょうのメインディッシュはシジミの浄化実験。会のはじまりのときに、コーヒーフレッシュを薄めた液をつくり、これを二つに分け、一方はそのまま、一方にはシジミを入れました。そして会の終わりに見てみると・・・。
明らかに色が違います。
きょうはシジミがよく採れました。総数で50近くになりました。先日の下見で8と書いたものが3個(うちひとつは死んだ貝でした。)みつかりました。再捕獲率は30%ですね。本日はじめて捕獲したものには9と彫りました。
ヤドカリも大きなものがみつかり、浜として充実に向かっているようです。
終盤、大阪市側に典型的な集中豪雨が見えました。雨の帯がはっきり見えています。手前はJグリーン、奥の高層ビルは阿倍野の近鉄です。