海と緑とこどもたち HONDA ECOACT

地域にこどもたちと自然とのふれあいの場をつくろう!

環境のプロの必要性①

2008-02-20 00:18:45 | 自然

 もう何年も前のこと、自然教室のミーティングで僕は不満を覚えていました。その場で出てくるのは「こんな生き物を見ることができて良かった。」「何を見せてやりました」などの話ばっかり。僕が意見交換したかったのは「こどもたちの反応」。何を見てこども達がどういう反応をしたか、そして次にその驚きを発展させるにはどういう手をうてば良いか・・ということを話し合いたかったのです。しかし、ミーティングはこどものことはそっちのけでリーダー本人が楽しかった話で終始しました。

 多くのボランティアで行う観察会は共感で成立しています。そこではリーダーが楽しいことがお客さんにも伝われば成立します。しかし、現場はそればかりではない。目標をもちそれに対してどのように手法を工夫すべきかを考えないといけない場面もあります。こども達を相手にするときはそういうときです。こども達の反応を確かめながら、こども達の成長のために必要なことを考える・・そんな人材が必要です。それはプロです。

 環境のプロここでは環境教育のプロが私は必要だと思っています。