海と緑とこどもたち HONDA ECOACT

地域にこどもたちと自然とのふれあいの場をつくろう!

勝手にはえました?

2008-02-16 21:56:37 | 浜寺公園の自然

 浜寺公園はもともと海岸であり、マツで有名ですが、そのほかにサクラやヒマラヤスギなど植栽された木が多数あります。しかし、そうした中に勝手にはえてきた?のではないかと思われる木があります。エノキ、ムクノキ、センダンなどがそれです。これらが鳥などによって散布された種から芽生えたものなのか?あるていど植栽ものなのか判別するのは難しいのですが、浜寺公園の自然を考える上で重要な樹木です。特にエノキはゴマダラチョウなどの昆虫の生活に重要な植物です。そこで、エノキ、ムクノキ、センダンそして植栽ものですが、アキニレ、コナラ、クヌギ、マテバシイの分布を調べてみました。

 本日は会のメンバーとともに公園のおよそ3分の2を調べました。エノキはおよそ70本あり、何箇所か集中して見られることがわかりました。また、今まで知らなかった場所にマテバシイがあることやテニスコートのフェンス沿いにセンダンの若木がたくさんあることなどの発見がありました。写真は公園の北端のもっともエノキの多い場所です。ここにはムクノキも混ざっています。

 この調査の結果は今後生物調査に活用します。特に私が興味を持っているのはゴマダラチョウの幼虫の分布です。公園内のゴマダラチョウの分布に偏りはあるのか?また、近隣のエノキの多い地域とゴマダラチョウの形態に変異がないかにも興味があります。Photo_3


トウネズミモチが大人気

2008-02-16 21:35:53 | 浜寺公園の自然

 浜寺公園の1月2月はエサ不足ではないかと以前書きましたが、そんな中でも鳥達がたくさん集まる木があります。その木はトウネズミモチです。黒い小さめの実がたわわに実り、メジロ、ムクドリ、ヒヨドリ、ツグミなどが食べにやってきてとてもにぎやかです。写真はやってきたメジロ達。この部分はほとんど食べつくされました。以前この季節にメジロの大群をみたことがありますが、こうした果実の熟成と関係があるのでしょうか?もう1枚の写真はトウネズミモチの下の路面で、落ちた実と排泄物がいっぱい落ちています。Photo

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