院長の気まぐれ日誌

仕事のこと、私生活のこと、気になることなど不定期に書いて行きたいと思っています^^

許す思い

2020年07月03日 | 日記
過去の失敗、挫折は、自分に非があれば納得はいくが、明らかに自分の
せいではないと納得できない。

納得できない想いが強ければ強いほど心は離れていく。

当たり前の生活の中で、突然起きた想像を絶する悲しい体験。

大人でも、想像を超える苦難に遭うと心が折れそうになるのに、
子供ではどうする事もできない。

理不尽な扱いが日常化し、毎日がやるせない気持ちで過ごすと
心に変化が現れる。

「理不尽」「逃げたい」と何度も思う内、心は本人から抜けやすくなる。
魂に入っている心が抜ける。

本人の心と、他の意識が入れ替わると挙動不振になる。

キレたり、暴れたり、体力が落ち、よく寝るようになる。
そして、仕事能力や学力も下がる。
しかし、一点集中には長けている。

誰でもできる日常生活が苦手になり、他と調和できなくなる。
他人から見れば、一風変わった人と思われるだろう。

型にはめようとするドクターなら、それなりの症状を話すだろう。
まさか、他人の意識に翻弄されているとは思うハズもない。

心に想いを向けると「お前にオレの気持ちが分かる筈ない」と
ドスのきいた意識が返ってくる。

本人と同じ悲しい体験をしたのだろう。
同じ思い同士で引き寄せている。

それでも、なだめながら優しい意識を送ると離れていく。

その魔法も長くはつづかない。
本人が、怒りの想いを一旦鎮め許さないと意識が戻ってしまう。
動物意識が戻ってしまう。

100%他人が悪い、社会が悪いと思っても、その後の思いは変えられる。

長く恨みつづける事よりも、どこかで時効をかけ、許す思いになれば優しい人に戻っていく。


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