院長の気まぐれ日誌

仕事のこと、私生活のこと、気になることなど不定期に書いて行きたいと思っています^^

知人の引退宣言

2012年09月29日 | 日記
先日、「Mから相談があるそうですよ」と友人のSから電話があり、数日後、数年ぶりに居酒屋で落ち合った。

電車で30分以内なのに、数年間音沙汰なしとは、それほど必要としない間柄で結構なことだと思う。

Mが、「現役を引退し自由に暮らす」と話した。

「まだ、40代で引退かよ」とは言ってみても、本人が決めた事であり、私としては引き止める想いもないし、Mの眼が、もう世捨て人モードに成っていた。

そもそも、若くして引退と話す者は、それだけの財力がある訳なのだが、本人が汗水垂らしたかと云えば、そうとも云い切れない時もある。

金が無いなら食べる為に働かなくては成らないし、金が有ればあるで悩みも多い。
傍から見れば、金が有るだけ幸せと見えるかも知れないが、Mも幼い頃の問題が尾を引いていた。
親が偉大過ぎる場合、その事で悩みが絶えない場合もあるし、他の原因で苦難する事もあるだろう。

しかし、裕福な家庭でも誠実で仕事好きな人間は山ほど居る。

親を越えられない事実が、苦難の一因だとしても、嫌がる親からの援助を受け自助努力なしに、これから生きることも苦痛だろうに。

他人と比較せずに、自分の立ち位置で、人の目を気にせず働き続ければ自信も付だろう。
世間から、どのように思われるのが一番の悩みであるならば、自分に自信を付けることが一番であり、本人自身が変わる努力をしなければ前進もない。
思い切って前進しようと思わない限り、誰も手助けはしてくれない。

何よりも、人に対する感謝の言葉もなかったので理解もできる。

一々、世間の目を気にしてたら何も出来ない。
これで、本人に為にと、色々と手助けをしたところで、気が進まない方向であれば中途半端に終わるだけ。

帰り際、Mから何歳まで働くのかと言われた時「一生だよ」と返した。

時間が出来れば、何れ思い直して、また働こうとする意欲が湧くかもしれない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 教えられる体験など | トップ | 問題を受け入れる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事