院長の気まぐれ日誌

仕事のこと、私生活のこと、気になることなど不定期に書いて行きたいと思っています^^

悩みと逆発想

2014年08月27日 | 日記
仕事上、体の痛みによる施術以上に、精神的な問題で来られる方の方が圧倒的に多くて、その度に私もオールマイティーに回復される、何かスペシャル的な改善方法が見つからないかと思う時があります。

うつ病の抗うつ薬とか、認知療法などのカウンセリングとか、最新のセラピーなど、健康体に回復される投薬、療法は数多いわけですが、療法は様々なように精神的な状態も人それぞれなんですね、当たり前ですが。

私も、ウツを研究していたら、どっぷり鬱になったことがありますが、本当にやる気が起きないですね。

良く云われる、「もう少し頑張れ!」は禁句だと言いますが、ホントの鬱になったら「頑張れ」の言葉に、「もう頑張れない」なんて思いもなく、普通に右耳から左にツーと言葉が流れるだけで相手の言葉の意味は解っても感じなくなるのですね。

やる気も何も感じなくなって、このままどうなるのか、何時になったら徐々に回復するのか全く分からない状態が、永遠につづく感じがするのですね。

体も怠いし、頭も痛いし、左脳エンジンも掛からないし、昼夜逆転するし、毎晩の悪夢や幻聴やら幻影は日常茶飯事で、ほんと恐怖でやる気が起きなかった。

何で、こんなことになるんだと思っていた矢先のインスピレーションは、「幼きこころで、ナンタラカンタラ・・・」。

幼い心が、どうしたのか理解できるまで数ヶ月かかり、やっとのことでやる気が少しずつ回復して来ましたが、子供の頃のトラウマと云いますか、アダルトチルドレンと云いますか、子供のころの、悩み体験が大人になっても繰り返される訳だと実感しましたね。

楽しさと辛さは、辛さの方がこころに何時までも残り続けるのですね。

人としてあるべき姿を取って来なかったわけです。

仕事の悩みも、子育ての悩みも、職に就けない悩みも、家族の悩みも、借金、離婚、浮気、貧困も、出世できないことも、悩みのすべてが、人として本来やるべき事を実践して来なかったからなのです。

では、どうやってやるべき事を見直すかと云いますと、過去に戻るのですね。

一部のセラピーでは、子供時代の辛かった事を思い出して乗り越えるという手法もあるようですが、それで回復する方も勿論居られるでしょう。

過去の記憶を思い出せない人が多いと思いますね、嫌な過去など思い出したらパニックになる人も居ます。
誰でも、同じ手法で克服などあり得ないと思ってます。

逆発想の継続が一番だと感じています。

要するに、辛い過去は生涯消えないとしても、大方押し流してしまえば、再び思い出したとしても辛くはないのですね。
客観的に観られるようになって来るのです。

どのくらいの期間を要するのかと云えば、一年間実践されている方を見たことがありません。
私は、努力が足りなかったせいで半年ちょっと掛かりましたが、実践してて楽しいですね。

何で楽しいか・・・、だって嫌なことを思い出しては先に進めないから。

好きな思い出のみを5分間実践する努力だけです。
5分以上になりそうなら、明日に取って置く楽しさですね。

最初は、思い浮かばないですよ、私みたいに楽しい思い出が無いというか、思い出せない人は結構な人数居ますから。

チョットしたコツで、皆さんが元気に成られてますし、取り越し苦労もなくなります。

そんな逆発想的なやり方もあるのです。
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