院長の気まぐれ日誌

仕事のこと、私生活のこと、気になることなど不定期に書いて行きたいと思っています^^

告別式から

2020年04月11日 | 日記
お袋の告別式から1週間。



亡くなった時、動揺もなく冷静な自分に驚いた。

ただ、棺に蓋をする時だけ、感極まってお袋の頭をさすり号泣してしまった。

臨終後、頭をさわると、お袋の意識は消えそうな位少なくなってもちゃんと伝わって来た。
医学でいうところの「死の3徴候」でも霊体意識は違う。

亡くなった晩から2日間、お袋は自分の居場所に慣れてなかった。

どんな痛みに苦しんでいた場合でも、亡くなると痛みがなくなる。

それが、ちょっと理解できなかったようだ。

親父の時も同じで、親父は退院の検査中に発作を起こし亡くなった。

その苦しみが癒えるまで10年以上かかった。
亡くなれば、痛みも苦しみもなくなるのに、それが理解できず10年以上も戸惑っていた。
意識があるので死んでいないと錯覚していたらしい。

自害の場合は話しは別で、本人の過ちに気がつくまで苦しみが続くといわれてる。

親父は、苦しみが長かった分だけ浄土には還れなかった。
自覚と諭しでトータル25年もかかってしまった。

子孫に、転生の成り立ちを確実に判る誰かがいないと、浄土の道は厳しいとつくづく思った。
浄土真宗の親鸞さんの伝え通り「念仏唱えれば誰でも浄土に行ける訳ではない」と。
それ、大正解。

お寺さんは、どなたかを祀っているワケですが、その祀っている霊意識と今でも法談でる筈。
これが出来ないと経文も故人には伝わらない。
ここを外すと成仏はかなり厳しい。

ただ、神人隔絶だとまるっきり伝わらない。

最近、ちょっと気がかりなのは、昨年の大嘗祭。

宮中で神々に五穀豊穣と国民の安寧を祈念した。
それで、なぜコロナが蔓延しているのかわからない。

正しい祈念は神仏に必ず伝わるのに。
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