院長の気まぐれ日誌

仕事のこと、私生活のこと、気になることなど不定期に書いて行きたいと思っています^^

人生そこら中に落とし穴

2016年09月17日 | 日記
人生には、いくつかの落とし穴が用意されてまして、回避できればそれに越したことはありませんが、殆ど落ちることになってます。

人として、道を誤らないよう気がつかせるための試練の穴です。
一生の中で、すんなり事が運び、小さな努力で生きられることは、まずありません。

そんな試練の落とし穴を知らない人もいれば、解って行動できる人もいます。

穴に落ちて、痛い目にあって、泣き叫んで、世の中や相手を恨む人もいれば、まだ願望と意識の努力が足りずに達成出来なかったと悟って、もう一度目標に向かって進んで行く人もいます。

落とし穴の種類はいろいろありますが、その殆どが自分自身の不得意科目に特化しています。

感謝の言葉は知っていても、小さな感謝も実践せずにいたら、感謝できないような事態に遭遇してしまうことだってあります。
感謝を軽く見ていたと、判らせるために穴が掘られています。

好きになった人同士が結ばれ、何かのきっかけで罵り合いが始まり破たん。
裕福な家庭に生まれても、高学歴高収入といっても、徳性が高いとはいえません。
同じ身の丈同士が結ばれることになってるので、そこからがスタートです。

その多くは不公平さがありますが、協力しない、自己主張し過ぎる、自分に余裕がなくても相手の立場に立って見る判断の落とし穴があります。

そこら中の、いろんな落とし穴に落ちて、落胆して、心細くなって、涙を流して、だんだん冷静になって立ち直り、また再スタート。
これでは穴に落ちた意味がありません。






人は、厳しく不快な記憶を長く覚えてますが、楽しかった記憶は簡単に忘れます。
人から、何かをしてもらったこと、支えられてきたこと、与えられ続けて来たことなど、当たり前過ぎて覚えてません。

世界中の誰でも、そんな支えられた体験をしているのに、軽く見ていたことに気がつき、毎日感謝ができると、同じような悲しい体験を引き寄せません。

穴に落ちリセットする為にも、冷静に考える時間が必要ですし修復可能です。

落ち込んだ時、入院した時、挫折した時、なんとかして今の問題を解決しようと考える前に、人から与えられてきた大切さを感じ取り身につけなさいと、至高意識から、ささやかな落とし穴のプレゼントが降ろされます。
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