ラファイエットの資本が入って数年が過ぎ、長かった外装工事もすっかり終えて、パリの中心部マレ地区の顔となるようお洒落に変化した”BHV / MARAIS(ベー・アッシュ・ヴェー/マレ)”。今年のクリスマステーマ「Le Noël des chefs / ル・ノエル・デ・シェフ(シェフのクリスマス)」テーマに沿って、毎年恒例のカラクリ仕掛けを含むクリスマスウィンドーは、想像上の晩餐会を型破りな場で展開するというコンセプトのもとに、店内で扱う商品を絡めながら、上手く構成されております。例えば、ある花屋さんで、ある肉屋さんで、マレ地区のある通りの片隅で、あるオモチャ屋さんで等々と場面設定もバラエティーに富んでおり、見ていても面白いです。皆さんも、本番のクリスマス前に、贈り物やご馳走のアイディア探しに、家族でウィンドー散策をしてみては如何がでしょうか。個人的には、BHV / MARAIS(ベー・アッシュ・ヴェー/マレ)は年々コンセプトが明解で、ディスプレーの質も良くなって来ているので、今後注目してゆきたいと思っております。